アラジンストーブは、その独特のデザインと優れた暖房性能で多くの人々に愛されていますが、正しいメンテナンスを行わなければ、その性能を損なうことになります。
特に、暖かくないと感じた時や、使用中に異常を感じた場合には、早めの対処が必要で、今回は「アラジンストーブのメンテナンス方法完全ガイド!」として、4つのポイントをご紹介します。
まず、基本的なメンテナンスから始めましょう!アラジンストーブの芯は、使用頻度によって劣化が進むため、定期的な芯交換が不可欠です。
芯クリーナーを使って、芯の状態をチェックし、必要に応じて交換を行う必要があり、分解掃除も重要です。
業者に依頼することもできますが、自分で行う場合は、ガードの外し方をマスターしておくことがポイントです。
次に、アラジンストーブ修理店を利用することも視野に入れましょう。
生産終了したモデルも多く、パーツが手に入らない場合もありますが、専門店ならではの知識と技術で、どこまで使えるかを判断してくれます。
後悔しないためにも、信頼できる業者を見つけておくことが大切です!このように、アラジンストーブのメンテナンスは、ただの手間ではなく、快適な冬を過ごすための大切なプロセスです。
正しい知識を身に付け、アラジンストーブを長く使い続けるためのポイントをしっかり押さえておきましょう。
これからご紹介する内容を参考に、あなたのアラジンストーブをしっかりとメンテナンスしていきましょう。
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記事の要約とポイント
- アラジンストーブの芯は使用頻度により劣化します。暖かくないと感じたら、芯クリーナーで状態をチェックし、必要に応じて芯交換を行いましょう。これにより、ストーブの性能を維持できます。
- アラジンストーブのメンテナンスには、分解掃除が欠かせません。ガードの外し方をマスターし、内部の汚れをしっかりと取り除くことで、効率的に暖房が行えます。自分で行うのが不安な場合は、業者に依頼するのも良い選択です。
- 生産終了したモデルの場合、部品が手に入らないこともあります。そんな時は、専門的な知識を持つアラジンストーブ修理店を利用し、どこまで使えるかを確認してもらいましょう。これにより、後悔のないメンテナンスが可能です。
- 正しいメンテナンスを行うことで、アラジンストーブの性能を最大限に引き出せます。定期的な点検や掃除を怠らず、冬を快適に過ごすための準備を整えましょう。
アラジンストーブのメンテナンス!分解掃除から故障対応まで徹底解説
アラジンストーブをメンテナンスしようと思っても、分解清掃が面倒!壊したらどうしよう?難しくないの?と、疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、そんなことは全くありません!
今回この記事を読むだけで、アラジンストーブの日常メンテナンスから、困った時の対処方法までわかりやすく画像を交えながら全てを網羅して解説しています。
この記事を読みながらメンテナンスを進めて行けば、あなたのアラジンストーブが新品同様の青い炎が美しいブルーフレームに完全復活できます。
アラジンストーブは、工具なしでメンテナンス可能な仕組みになっているので、初めての方でも怪我をしない様に交換パーツとゴム手袋だけあれば、清掃や分解が可能です。
アラジンストーブの日常メンテナンスは大きく分けて4つあり、芯のメンテナンス・内炎板のメンテナンス・外炎板のメンテナンス・芯の交換と別れています。
手順もこの順番通りに行えば、ばっちりアラジンブルーフレームが復活します!
- STEP1芯のメンテナンス
専用のクリーナーを使用して芯のでっぱりを平らにならす。(芯の先端が平らではいと炎の高さが均一にならない)
- STEP2内炎板のメンテナンス
内炎版にはタンク下方からの大きな上昇気流を取り込むため、一番埃を吸い込みやすい部分です。
- STEP3外炎板のメンテナンス
内炎板に比べると空気の流量は少ないですが、長期間メンテナンスしないとこちらも埃がたまり不完全燃焼の原因となります。
- STEP4芯の交換
専用クリーナーで芯を清掃して内・外炎板を清掃してもだめならいよいよ芯の交換です。(前シーズンの劣化灯油を使うと水分を含んでいてメンテナンスを適切に行っても完全燃焼しない場合があります)
アラジンストーブのメンテナンスの基本は、芯の清掃から始め、それでもだめなら内炎板と外炎板のメンテナンスをすると、ブルーフレームが復活する場合が多い。
余程芯を出し過ぎたりしなければ、アラジンストーブの芯を交換しなくても基本何シーズンも持ちます。
意外と見落としがちな劣化灯油についても注意しよう!(何シーズンも持ち越した灯油は水分を含んでおり、不完全燃焼の原因になる)
アラジンストーブのメンテナンス完全ガイド
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アラジンストーブのメンテナンス方法を徹底解説します。分解掃除や芯交換のポイント、業者への依頼方法を詳しく説明。暖かくない冬を防ぐため、正しいメンテナンスを行いましょう。これで後悔しない使い方が実現できます。
- アラジンストーブの仕組みから不完全燃焼の原因を解説
- ガードの外し方を詳しく解説
- アラジンストーブが暖かくない原因とその解決方法
- アラジンストーブ修理店業者!ストーブの修理が必要な時の対応方法
- 生産終了モデルでも後悔しないための対策
アラジンストーブの仕組みから不完全燃焼の原因を解説
アラジン石油ストーブをブルーフレームにする為に必要な事は、日常メンテナンスが大切です!
お手入れの前にまずはざっとアラジン石油ストーブの仕組みを知る事で、不完全燃焼時(ブルーフレームでない黄色い炎がまじる燃焼)の問題の切り分けがしやすくなります。
その為、修理やメンテナンスを行う前に仕組みについて簡単に解説します。
アラジン石油ストーブは、電源もいらずマッチだけでブルーフレームに燃焼するストーブです。
燃料タンクに入った灯油を円筒形の芯だけで自然に吸い上げ、燃料がしみ込んだ芯に点火する事でブルーフレームを実現しています。
ティッシュペーパーに、灯油をしみ込ませて火を付けているのと基本的な仕組みは変わりませんが、実際にこのようにしただけでは、空気と燃料が混合していないので、黄色い炎で燃焼するだけです。
アラジンストーブがブルーフレームで燃焼するには、芯の形状や燃焼部分が鍵を握っています。
燃料タンクは、ドーナッツ状に穴が開いており、そこに円筒形状の芯を付けることで、下からの上昇気流を発生させます。
さらに、サイドにも空気の取り込み口があり、内側と外側から熱による上昇気流で自然に空気を吸い込み完全燃焼させています。
簡単にまとめると、内炎板・外炎板には空気取り込み口には細かい穴が開いており、この部分に埃が詰まると空気を効率よく供給できないので、不完全燃焼の原因となるわけです。
更に、芯に不純物が付いていたり、芯の高さが均一でないと炎の高さが違ったり、これも不完全燃焼の原因になるという訳です。
ガードの外し方を詳しく解説
アラジンストーブを長期間使用するためには、定期的なメンテナンスが重要です。
その中でも、ガードの外し方を理解することは、分解掃除を行う際に欠かせません!ガードを正しく外すことで、内部の清掃や部品の確認が容易になり、ストーブの性能を保つことができます。
ここでは、アラジンストーブのガードの外し方を詳しく解説し、注意点やコツについても触れていきます。
まず、アラジンストーブのガードは、ストーブの外観を保護する役割を果たしていますが、同時に内部の部品を守る大切なパーツでもあります。
ガードを外す際には、ストーブが冷えていることを確認しましょう。
熱が残っている状態で作業を行うと、やけどや事故の原因となる為、冷却が完了したら作業を始めます。
次に、ガードの外し方ですが、まずはストーブの側面を見て、ガードを固定しているネジやクリンチがどこにあるかを確認します。
多くのアラジンストーブでは、ガードはネジで固定されていませんので、ドライバーを使ってネジを緩める必要もありません。
基本的には天板を外せば、上に引き上げる事が出来ます。
もしネジがある場合は、ガードの上部や下部にネジがあることが一般的で、これらのネジを外すと、ガードが自由に動くようになります。
ガードは、フレーム自体が固定具の役割を果たしており、無理に引っ張ると破損する恐れがあるため、ゆっくりとした動作を心がけましょう。
また、ガードはしっかりと固定されていることが多いので、少し傾けながら外すとスムーズに取り外せます。
外したガードは、清掃や点検を行うために、別の場所に置いておきます。
ガードを外した後は、内部の清掃が行えますが、ガードは外さなくても芯交換やメンテナンスは可能です。
ここで、芯クリーナーを使用して芯の状態を確認します。
芯が劣化している場合は、芯交換を行う必要があり、内部に埃や汚れがたまっていることが多いため、分解掃除を実施し、ストーブの性能を向上させましょう。
具体的な方法は、詳しく写真付きで後述します。
ガードを再び取り付ける際は、外した時と同じ手順で行いますが、ネジをしっかりと締めて、ガードが固定されていることを確認しましょう。
ガードが緩んでいると、使用中に異音がしたり、部品が外れたりする危険性がありますので、しっかりとチェックすることが重要です。
もし、ガードの外し方に自信が持てない場合や、ストーブのメンテナンス全般に不安がある場合は、専門の業者に依頼することも選択肢の一つです。
信頼できるアラジンストーブ修理店を見つけ、プロの手によってメンテナンスを行ってもらうことで、より安全にストーブを使い続けることができます。
このように、アラジンストーブのガードの外し方を理解し、しっかりとメンテナンスを行うことで、ストーブの性能を維持し、快適な暖房環境を保つことができます。
定期的な点検を行い、必要な作業を怠らないことが、長く使える秘訣です!これからの季節、アラジンストーブを快適に使用するために、ガードの外し方をマスターしておきましょう。
アラジンストーブが暖かくない原因とその解決方法
アラジンストーブは、その美しいデザインと優れた暖房性能で多くの家庭に愛されているアイテムですが、時には「暖かくない」と感じることがあります。
これにはいくつかの原因が考えられますが、それぞれの問題を理解し、適切な解決策を講じることで、再び快適な暖房環境を取り戻すことができます。
以下では、アラジンストーブが暖かくない原因とその解決方法について詳しく解説していきます。
まず、最も一般的な原因の一つは「芯の劣化」で、アラジンストーブの芯は、使用するたびに消耗し、特に長期間使用しているとその性能が低下します。
芯が劣化すると、燃焼効率が悪くなり、結果として暖かさが感じられなくなる為、芯の状態を確認するためには、芯クリーナーを使用してメンテナンスを行うことが重要です。
定期的に芯のチェックを行い、必要に応じて芯交換を実施することで、ストーブの暖房能力を維持できます。
次に考えられるのは「分解掃除が不十分」であることです。
ストーブ内部には埃や汚れが蓄積しやすく、これが燃焼効率に影響を与える場合があります。
また、ガードを外すことで内部をくまなく清掃することが可能ですが、これを怠ると暖かくないという状況が続くことになります。
ガードの外し方を正しく理解し、定期的に分解掃除を行うことが推奨されます。
掃除する際は、内部の部品が傷まないように注意しましょう。
また、「燃焼筒の取り付け不良」も原因の一つで、燃焼芯や燃焼筒がしっかりと取り付けられていない場合、外部からの空気が入りすぎてしまい、燃焼に必要な酸素が不足してしまいます。
これにより、効率的な燃焼が行えず、十分な暖かさを得られなくなりますので、取り付け状態を確認し、必要に応じて調整することが重要です。
さらに、「ストーブの設置場所」が影響している場合もあります。
アラジンストーブは、その特性上、設置場所によって暖かさが変わることがあり、壁際や家具が近すぎる場所に設置していると、熱がうまく放散されず、暖かさを感じにくくなります。
理想的には、ストーブの周囲には少なくとも30cmのスペースを確保し、周囲の空気が自由に循環できるようにすることが大切です。
もしこれらの対策を講じてもなお、ストーブが暖かくない場合は、専門の業者に相談することをおすすめします。
アラジンストーブ修理店に依頼することで、より専門的な診断が行われ、具体的な問題点を明らかにすることができます。
生産終了したモデルの場合でも、信頼できる修理店なら適切なアドバイスや部品の手配を行ってくれるでしょう。
最後に、ストーブのメンテナンスを怠ると、後悔することになります。
定期的な点検と掃除を行い、必要な部品の交換を忘れずに行うことで、アラジンストーブの性能を最大限に引き出し、快適な暖房を実現することができます。
寒い季節を快適に過ごすためにも、これらのポイントを押さえ、暖かさを取り戻す手続きを行いましょう。
アラジンストーブ修理店業者!ストーブの修理が必要な時の対応方法
アラジンストーブを使っているユーザーは、使用時における手間(メンテナンス)を楽しむ傾向にあります。
しかし、ネット上を見ると、アラジンストーブの良さや性質を理解せずに、見た目だけで購入し、『手間が面倒・燃料がなくなっても勝手に消えない・煤で真っ黒』等のクレームが見受けられます。
アラジンストーブは、良く調べて手間を楽しめる方だけ購入してほしいと記入するのも、販売店に気の毒ですが…。
アラジンストーブは見た目がおしゃれで、インテリアの一部として購入した方もいると思います。
そんな方は、今後のアラジンライフの為にも、メンテンスをアラジン社が指定する業者に依頼するのも手です。
以下、アラジンストーブが指定する修理業者一覧となります。
アラジンストーブは、古民家や田舎暮らしでは非常に重宝する物です。
電池や電源なしに動作しますし、緊急時には暖を取る以外にも、天板に鍋を置けば煮物などを作る事も出来ます。
値段も高価ですが、ちゃんとメンテナンスして使えば何世代にわたって使用できる可能性を秘めた、おしゃれなストーブです。
どこの部屋にもマッチするインテリア性も抜群です!
電気を使用する他ストーブは、災害時に電気が止まればストーブが使えなくなりますが、アラジンストーブは灯油とライターかマッチさえあればいつでも部屋を暖めてくれます。
アラジンストーブはおしゃれで部屋も温まりますが、もっと手軽に暖を取りたいときにお勧めなのが、灯油ではなくベンジンをつかったハクキンカイロです。
ポータブルサイズでポケットにねじ込めるので、外出先などで手を温めたい時に最適です。