川根本町で古民家を格安で購入出来たら移住しやすくなると思いませんか?実際に古民家を空き家バンクの利用で、不動産屋から140万値引きして購入した時のポイントを完全公開します。
古民家の値引き方法だけではなく購入時のチェックポイントや、古民家や賃貸を他の事業へ使用する時の事例についても解説します。
空き家バンクで紹介されている川根本町の古民家は言い値で買ってはいけません!
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川根本町の空き家バンク利用で古民家を格安値引き購入する裏技!ポイント
- 古民家は基本言い値で買わない事が前提条件!(値段は周りの相場を見ながら適当に右にならえでつけているのが真実)
- 契約時には瑕疵担保責任の有無をはっきりさせる。(古民家の場合はナシだが、賃貸の場合はからなずオーナーに確認する事)
- シロアリ程度なら柱を取り換える事も可能だが、屋根の水漏れや基礎の傾きなど修復が難しい物件は安くても避けよう。
- コンセントや水漏れ程度なら修繕費用を値引き交渉の理由として十分利用可能。(修繕に必要な他の部分も見つけて値引き交渉の材料としよう!)
やり方次第では破格の値段で川根本町の古民家を購入できますので、ぜひこのブログを読んで川根本町での古民家購入の参考にしてみてください。
私の場合は販売価格から140万値引きして貰い購入しました。
移住先で人気の川根本町では古民家がどんどん売れている!
川根本町では最近移住者がとても増えている人気の移住先で、古民家を購入して川根本町に移住する前に、何故川根本町が移住先に選ばれるかを少しお話しします。
- 人が親切で優しい川根本町。川根本町民は基本穏やかな人ばかりです。静かな環境が良い。各種移住支援も充実している。
- 観光地の為、温泉やキャンプやアウトドア等のレジャーも気軽に楽しめる。特にカヌーなどは強く、川根本町からオリンピック選手が出ているほどです。
- 普段の生活においても光環境で高速なインターネット通信が出来、地方と言えど仕事や動画配信をするには十分な環境が整っています。
- 仕事は基本ノマドワーカーやフリーランス等のネット環境を利用したビジネス向きですが、ハローワークを見てみると工場や機械、ネット関係の職場もあります。
- 助成金が出るそうなので古民家(空き家)を改修して農家民宿やカフェ、飲食店を開く人が非常に多いです。
農家民宿やカフェ、飲食店は助成金が出るのと特別な技術が要らないので誰でも始められるビジネスではありますが、川根本町では競合他社がどんどん増えて飽和してきている印象を受けます。
ユーザーにとっては選択の幅が広がり有難いことですが、ビジネスはある種競争ですので、経営内容を他と差別化できない経営者はどんどん淘汰されていく方向になるかもしれません。
川根本町で古民家を買うときのチェックポイントや値引き交渉法!
物件に乗っている価格は殆ど売主が何となくそれくらいの価格で出している。特に販売価格に明確な理由はない事を覚えておきましょう。
![川根本町優良企業](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/ok-conpany.webp)
ここからはどのようにすれば値引き交渉で有利に話を進めて行くのかポイントをまとめます。
早く物件を手放したい場合、いきなりなんの根拠もなくただ単に値引きしてくれという理由で値引きしてくれる人も中にはいるかもしれませんが、殆どの場合いきなり何の理由もなしに値下げしてくれと言っても価格交渉に応じてくれる売主は少ないのも事実です。
結論から方法を端的に書くと以下のようになります。
空き家バンクで古民家購入の値引き交渉のポイントは、不良個所をはっきりさせて、修繕にかかる費用の見積もりを考えそれを値引き交渉の材料にする。
古民家の不良個所はシロアリや水漏れに始まり多岐に渡りますが、どのうよなものかもう少し詳細を書くと、すぐに生活が出来ないレベルで修繕の必要がある古民家です。
その中で内見した結果、いくら環境が良かったとしてもやめた方がよい物件の筆頭が、屋根に関する修繕を必要とする物件です。
雨漏りすれば当然屋根だけに被害範囲がとどまらない事は想像に難くないですし、程度にもよりますが、こういぅた物件は内見の段階で一番最初に除外します。
柱などは、まだシロアリに食われたとしても取り換える事が出来るので、可能であれば床下に潜って中を検査させてもらいましょう。
私も物件購入時は、売主さんに頼んで床下に潜らせてもらいましたし、他にも水準器や下げ振りなどを利用して床や壁、ドアの傾きをチェックしました。
次に挙げたい古民家物件の深刻な状態がコンクリート基礎の状態です。
▼応力クラックが危険な理由!
特定の部位に無理な力がかかり、基礎に『せん断クラック』『曲がりクラック』『圧縮クラック』『ひっぱりクラック』が生じている物件です。
例えば、建物の反対側の基礎が沈んでいる場合は『せん断クラック』がかかり、コンクリート基礎に亀裂が入ります。
このように物件の取り壊しでしか対応できないような深刻な修繕が必要な古民家は、例え空き家バンクで安くても除外しましょう。
一番交渉材料にしやすかったのが古民家の水漏れ箇所です。
自分が水道配管を仕事で何度もやって得意な事もありますが、可能であれば水道も一時的に通してもらい、水漏れの有無の確認と、電気も通してもらいコンセント各部の電圧チェックをして、コンセントにきちんと電源が来ているか?断線していないかを調べます。
もう一つポイントを挙げるとすると、そこまで細かい見積もり内容は作成しなくていいという事です。
前述しましたが、売主さんも物件に関する知識は正直素人で、古民家の販売価格自体も何となく右に倣えでつけて、空き家バンクに載せている事が殆どです。
その証拠に『ゆとりすと静岡』の物件を見てみてください。販売価格自体は売主さんが自分で決められるにも関わらず、殆ど価格が同じですよね?(笑)普通で考えたらありえませんよね。
見積もりのポイントはざっくりでいいと書きましたが、大体電気工事はコンセントの不良で見積もり15000円で、水道は大体20000円位として見積もりして問題ありません。
自分で古民家改修出来れば浮いた分の差額をポッケできるわけですし、普通に業者に頼んでもコンセント一か所につき、これくらいは技術料・出張診断料・材料費・交通費などがかかるので問題ありません。
故障個所のキーワードで調べてなんとなく相場を把握したら、多めに上乗せして修繕見積もりに入れておけばいいのです。
コンセントに関して少し補足ですが、購入対象の物件のブレーカーを開けてみてください。
今後DIYで溶接機を使いたい場合や、200Vの大容量エアコンを使用したい場合、200Vが家庭にひけるかチェックできます。
赤・黒・白の三本の線が元栓から来ているブレーカーは単相三線式で、100Vと200Vを両方使う事が出来ます。
不良個所の写真をしっかり撮って、それっぽく見積もりを出したら、不動産屋も売主さんもぐうの音も出ないです。
今までの内容から考えて、販売価格を右に倣えで他と同じような価格にしている売主さんは、自分でなんとなく根拠なく物件価格を決定している素人とみる事が出来ます。
![庭園](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/02/unnamed3.webp)
ボロボロのカビ畳なんかは、一番高い本畳で見積もりをとって交渉材料とすればOKで、一枚2万円として枚数分見積もりに入れておけば、それだけで多額の値引き交渉材料になりますよね。
以上、簡単に川根本町で古民家の値引き交渉方法のポイントをお伝えしました。
川根本町ラボでは、このような物件の内見における価格交渉材料の書類作成のご相談も承っておりますので、是非一度ご相談ください。
- 物件を内見したいが一人は不安で、一緒に来て物件を調べてほしい。
- 価格交渉の書類作成方法が分からない。
- 片付けやお掃除のお手伝い。
川根本町の土地柄から空き家物件の状態を考察すると、川根本町は砂礫層で土が柔らかい部分が多く、揺れが吸収される為、地震などが来ても殆ど感じないことが多いです。
私が川根本町に空き家バンクで古民家を購入しようと決断した理由に、家の状態もありますが、活断層にも理由があります。
川根本町には活断層がたまたま避けて通っている地域ですので、実際横浜が地元の人間からすると、移住して6年間に1度くらいしか体感地震が無いことに正直驚きます。
地層が砂利や砂礫層という事は他にもメリットがあります。
それは水の豊かな川根本町では殆ど注目されていませんが(水道も来ている)、井戸を掘ると豊かな水が出る可能性がかなり高いと言える点です。
しかも、私の見立てだと浅井戸6メータ近辺でも十分な水量が確保できそうです。(実際に川根本町では湧き水や井戸がある)川が豊かなので、井戸を掘る必要が無かったのかもしれませんが、川は川で水量の変動が激しいのと、やはり大量の雨が降ったりすれば水質は直ぐに悪くなります。
但し、柔らかい地盤の土地が多いので、あまりに大きな地震や大量の雨などは吸収しきれずに地盤が緩んでしまいます。
土地も斜面に立っている事が多いので、斜面がズレてくればコンクリート基礎に問題を抱える古民家が多くなると推測されます。
川根本町はとにかく雨や湿気が多いので、静岡県の他の地域よりも特にシロアリに注意する必要もあるでしょう。
最後に、私が川根本町に古民家を購入した理由をもう一つ。
川根本町は静岡県で富士山も近くにありますが、富士山が噴火しても火山灰や土砂が流れる方向はほぼ都心方面だからです。
昔の文献を読むと、火山灰が降ったという記憶はあるようですが、特に溶岩が流れるルートは、地形からは川根本町は完全に外れているようなので、安全そうです。
2024/05/17 追記。空き家バンクについて
川根本町に移住するに当たり、昔はゆとりすと静岡で『空き家バンク』というものがあったのですが、現在は『空き家・住まい』という名称に変更されたようです。
以前のサイトよりも物件の紹介画像数も多くなり、ストリートビューなども一緒に掲載されているので、実際に空き家バンクを利用して古民家を購入した自分の感想からすると、大分見やすく使いやすくなっています。
私が実際に空き家バンクから川根本町の空き家を購入した時の流れも追記しておきます。
- 移住Step1川根本町移住ナビ
上記の川根本町移住ナビの空き家・住まいのページから自分で物件を探していくつかよさそうな物件を選ぶ。
- 移住Step2川根本町役場と連帯
空き家を管理している川根本町役場の方と連帯して、訪問日や時間を決める。
- 移住Step3空き家内見
当日川根本町役場にて待ち合わせする。役場の車で希望する物件を案内してくれる。
- 移住Step4契約
物件が気に入れば、川根本町役場から不動産屋に引き継がれ物件のオーナーと不動産屋を通して価格交渉・契約。
非常に有難かったのが、役場の方が物件の内覧だけではなく、川根本町のお店や地域などについても詳しく観光の様に案内・紹介してくれた点です。
川根本町役場の方は、同時にいくつもの物件を管理しているようで、時間が許す限り近くの空き家物件もついでに見せてくれて物件選びの良い参考になったことを今でも覚えています。
こういった具合に、川根本町役場経由で物件の内見依頼をすることで、古民家選び以外にもメリットが多いことです。
購入後の事・・・。
これは川根本町の地域性なのかわかりませんが、物件の購入後近所へのあいさつ回りも一緒にしてくれるなど至れりつくせりな印象がありました。
古民家を購入した不動産屋も、購入した自宅を通りがかかると心配して様子を見に来てくれたりしました。
私の場合は物件のオーナーさんとも仲良くなる事が出来、川根本町に来ると遊びに来てくれるようになりましたし、田舎に帰ってきたみたいと元自宅を懐かしんでいる様子でした。
川根本町の古民家利用法!カフェやレストラン農家民宿が人気
タイトル通り、川根本町の空き家・中古物件の利用法を独自に調査してみました。
人が住居とするのは勿論の事、川根本町も様々な用途で古民家が使われています。
代表的なのが、古民家をリノベーションして農家民宿をするオーナーや、カフェやレストランを開くのが川根本町では一般的の様です。
農家民宿に関しては、川根本町で助成金が出るビジネスで、かつ誰でも始めやすいという事もあり、人気の古民家活用法です。
最近自分が近所でよく聞くのが、資金力のあるオーナーは、気に入った古民家(空き家)を何件か購入・賃貸契約しリノベーションして貸し出すビジネスが目立ちます。(但し、このビジネスに関しては物件所有者に宿泊施設や商業施設として利用する事を予め報告する義務があります)
![川根本町と山](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/02/Bard_Generated_Image-1024x1024.webp)
古民家・空き家・中古物件の法律が変更『空き家等対策特別措置法』
古民家や空き家に関する法律が変更になりました。法律名は空き家等特別措置法です。
この法律は、購入者には特に関係ないと思われがちですが、法律が定めた空き家の管理程度によって行政より注意・勧告がされ、命令に従わない場合は50万円以下の罰金が科せられることになりました。
特定空き家の勧告の対象にされると、行政から指導が行くことは勿論、固定資産税などの優遇措置も受けられなくなります。
今まで崩落寸前の廃墟同様の物件でも放置で問題ありませんでしたが、簡単に言ってしまえば倒壊の危険性のある物件『古民家・空き家・中古物件』は安全管理の観点からこのような法律が施行されることとなりました。
適正な管理をされない空き家物件は、相応の罰金や処罰が下る事となるので、管理する側からすればメンテナンス費用もかかるので、解体してしまおうという気持ちも分かります。
所有者によっては、使わないのにメンテナンス費用を取られるくらいならと、解体してしまう事も多く、そうなると益々古民家や空き家の数が少なくなり、購入価格の値上がりにつながる結果となります。
法律はどんどん厳しくなり、助成金の金額は毎年下がり続け・・・円安、物価高騰で益々地方の古民家の価格が高騰する事が予想されますので、皆さんも地方への移住はお早めに。
移住者の筆者がおすすめ出来る空き家バンクの古民家を調べてみた!
川根本町に移住した筆者がおすすめできそうな近所の物件を紹介してみました。
川根本町へ移住の興味がある方は、内見や物件の調査値引き交渉などもお手伝いしますので、興味のある方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
700万円の木造平屋の古民家
筆者は空き家・中古物件・古民家を購入するなら前提条件として平屋一択です。
ちょっと瓦屋根なのが気になりますが、ぱっと見で拡大して天井などにシミも無いので、屋根には問題なそうです。
ただ、シロアリなどがどうなっているか分からないので、購入前に必ず内見して値引きのポイントを抑えた上で交渉すれば400万円くらいで購入できそうな気がします。
二階建てだけど350万円の古民家!これは買いかも
なかなか良いですね。気に入ったポイントが水源です。
川根本町はどこも山水が豊かなので、水源として山水の利用をしていますが、どうやらこの物件も山水を利用しているようです。
現在、ライフラインが高騰しているので、水道代だけでも削減できるのはうれしいです。
見た目も広く、とってもきれいです。
移住者の筆者が最もおすすめする古民家
何故この物件が気に入ったのかというと、まず私が推奨する木造平屋で丈夫である点。
次に写真で見る限りでは瓦屋根ではない事。
瓦屋根は漏水や交換する時の費用が半端ないですが、既にガルバリウムなどのトタンに張り替えられているようです。
更に、天井の写真を拡大しても漏水なども見受けられません。
一押ししたい部分は、池が作れる程豊かな山水が流れ込んでいる点です。
池は見た目の癒し目的は勿論、魚なども飼えますし、災害時にも色々とメリットが多いものです。
実際に私はユンボの免許を取得して自分を池を作っていますが、かなり大変な作業です。
それが最初からついて居るのはなかなかよいですね。
少し気になるのが、窓枠まりのトタンの雨仕舞です。壁などが腐っていないか必ず確認しましょう。
あと、インターネットは導入可とはなっていますが、入居前に確実に導入可能か確認しましょう。
川根本町の空き家バンク利用で古民家を格安値引き購入する裏技!まとめ
川根本町では役場やゆとりすと静岡などの空き家バンクを利用して古民家・空き家・中古物件を購入する事が出来ます。
実際に川根本町では、明らかに年代や状態の違う物件でも値段が同じものが多く、古民家の販売価格は、周りの相場を見ながらオーナーが適当につけている場合が殆どです。
事前調査も物件の価値もあいまいなままの値段設定が殆どですので、古民家は言い値で購入してはいけないというのがこの記事一番のポイントです。
古民家を購入する時は、必ず上記のチェックポイントを再確認した上で、値引き交渉できる修繕ポイントを探しましょう。
瑕疵担保責任の所在が曖昧なままだと、最悪高額な修繕費用が自分に降りかかり損する事になりますので、賃貸の場合は必ずオーナーに瑕疵担保責任を持ってもらいましょう。
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