iPhoneをWEBカメラとして使う!Windows10以降設定

iPhoneをWebカメラ化 電気電子・情報工学
iPhoneをWebカメラ化する方法!Window10

Webカメラがついて居ないWindows10以降のデスクトップPCに、使わなくなったiPhoneのスマホのカメラをカメラのデバイスとして認識する事が出来れば、Zoom等のオンライン会議を初め、様々なソフト上でiPhoneのカメラをWebカメラとして使用する事が出来ます。

Windows10以降のユーザーで、使用していないiPhoneを持っているユーザーは非常に多いと思います。

今回は、EpocCamというiPhone用ソフトと、Elgato Camera Hubという映したカメラを調整するソフトを使って無料でiPhoneをWebカメラにする方法を解説します。

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iPhoneをWEBカメラとして使う!Windows10以降設定ポイント

  • iPhoneをWebカメラ化するソフトは沢山あるがそのどれもが時間制限ありの有料!でも今回の方法を学べば時間制限なしで全て無料で使える!
  • iPhoneをWindows10以降のパソコンで使うには、iPhoneカメラをカメラのデバイスとして認識させるソフトが鍵!
  • EpocCam + Elgato Camera Hubの二つのソフトを使えば完全無料でiPhoneのカメラをWebカメラ化する事が可能。
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Windows10以降で時間制限なしでiPhoneをWebカメラ化

まずここでは、iPhoneをWindows10以降のOSでWebカメラとして使えるようになるメリットについて解説します。

当然ですが、使わないiPhoneカメラを使用するので、他のWebカメラを購入する時の手間や導入コストが無くなります。

Webカメラは固定フォーカスのものとオートフォーカスのものが存在しますが、iPhoneのカメラは一般的なWebカメラよりフォーカス機能もかなり高性能です。

また、iPhoneをWebカメラ化しようとして出てくるソフトとして、AnyMirrorを初め様々なソフトがありますが、このどれもが大抵は有料で、10分か長くても1h程度しか使う事が出来ません。

時間制限を解除するには、ソフトを購入すれば良いだけの話なのですが、折角使わないiPhoneを使ってWebカメラの導入コストを抑えようとしているのに、これでは本末転倒です。

今回の記事では、EpocCamとElgato Camera Hubというソフトを使い、完全に無料で時間制限なしにiPhoneをWebカメラ化する方法について解説します。

冒頭でもお伝えしましたが、このソフトを使うとiPhoneのカメラを他のWebカメラと同様に、カメラデバイスとして認識できるようになる所がポイントです。

カメラのデバイスとして認識させることで、他のソフトの様に、単にソフト上でミラーリングを行うだけではなく、様々なソフトで動作させる事が出来るようになります。

Line・Skypeにしろ、Zoomにしろソフト上でカメラのデバイスとして認識させることが出来て、初めてカメラをデバイスの一つとして選択できるようになるからです。

iPhoneのWebカメラ化はWi-FiとUSBどちらでも接続可能!

iPhoneをWebカメラ化するには、パソコンとUSBケーブルを繋ぐか、WiFiを利用して無線で接続するかを選ぶ事が出来ます。

遠くに離れているなら無線でも可能ですが、無線はどうしても優先に比べてタイムラグや通信の遅延が発生しやすいので、出来れば有線での接続をおすすめします。

環境に合せて色々と試してみると良いかもしれません。

私は、無線と有線両方ともiPhone6とiPhoneSEで実験してみましたが、有線(WiFi)でも特にタイムラグや不便を感じる事はありませんでした。

無線だとWiFiの電波障害も勿論ですが、古いiPhone6はバッテリーの持ちが悪かったので、私の場合、iPhone6をWebカメラ化するなら、どうしても有線USB接続になってしまいます。

iPhoneのWebカメラ化とWindows10以降へのソフトのインストール

続いては、具体的にiPhoneとWindows10以降のPCに、必要なソフトのインストールを行っていきます。

使用するソフトは2つです。

iPhoneをWebカメラ化するのに必要なEpocCamをiPhoneにインストールして、Windows10以降のPCにCameraHUBという画質を調整できるソフトを入れます。

WindowsPCにElgato Camera Hubをインストール

では、まずWindows10以降のPCに、接続したiPhoneをWebカメラとして認識させ、画質などの微調整が出来るようにElgato Camera Hubをインストールします。

Downloads
Download the latest softwares for the Elgato products you love.
Camera HUBのダウンロードリンク
真ん中のイヤフォンをかぶっている女性のアイコンしたの青色のダウンロードボタンを押下

公式サイトにアクセスすると、真ん中に『Camera Hub1.10.2』というダウンロードリンクがありますので、以下のmsiファイルをダウンロードします。

CameraHUBの実行ファイル
CameraHub_1.10.2.3481_x64.msi

CameraHub_1.10.2.3481_x64.msi

というファイルがダウンロードされるので、インストールします。

途中、Eメールアドレスでサインアップするか、そのままダウンロードするかどうかを聞かれますので、そのままダウンロードします。

Camera HUBサインアップ
サインアップせずにそのままダウンロード

インストールは特に何の設定や変更も行わず、『次へ』で進めて行けばインストールは終了です!

インストールが終わると、ソフトが立ち上がりますが直ぐには使わないのと、まだiPhone側にソフトがインストールされておらず、連帯出来ないので一旦ソフトを終了します。

これでWindows側での設定は終了です!お疲れさまでした。

続いて、iPhone側にEpocCamをインストールしてWebカメラ化の設定へ進みます。

iPhoneにEpocCamをインストールする方法 AppStoreからインストール

アップルストアの公式アプリからEpocCamをインストールする事も勿論可能ですが、下記のリンクをクリックして頂いても問題なくiPhoneにEpocCamをインストールする事が出来ます。

EpocCamでアップルストアを検索すると、インストール出来るソフトが有料・無料含めていくつかヒットします。

今回は、白抜きの背景の無料のEpcoCamをインストールします。

‎EpocCam Webcamera for Computer
‎Easily turn your phone into a high definition Mac or PC webcam. Perfect for business, online teaching, live streaming a...
EpocCamダウンロード
白抜きのカメラのアイコンを押下

無料のEpocCamをインストールします!無料版でも十分なので、今回は有料版は必要ないです。

インストールは『開始』ボタンから始まりますが、基本的には設定の変更なく全て『次へ』や『許可』を選択します。

アプリからのカメラへのアクセス権限や、ネットワーク接続の許可を行わないと、自動でWiFiネットワークに接続する事が出来なくなるので、基本的には全て許可するで問題ありません。

iPhoneをWEBカメラとして使用できるかZoomでテストを行う

iPhoneとWindowsに無事にソフトがインストールできると、既にiPhoneをWebカメラとして利用できる環境が構築されています。

まずは、EpocCamを立ち上げた状態で、無線でも有線でも良いのでiPhoneを接続します。

そうすると、自動で接続が行われ、画面上に『コンピュータと接続中』と表示されます。

iPhoneのWebカメラ化
EpocCamの通信確認画面

続いて、WindowsPC側のCameraHubを立ち上げると、見事!iPhoneカメラの映像がPC上に映し出されている事が確認出来ます。

iPhoneのWebカメラ化完了
CameraHUBでサイズや画質をお好みで調整できる

これで全ての設定は完了です!お疲れ様です。

iPhoneのカメラを上記の様にWebカメラ化する事に成功しましたが、このソフトの便利な点は、iPhoneのカメラをカメラのデバイスとして認識してくれるので、Windowsにインストールされている様々なソフトで使用する事が出来ます。

iPhoneカメラとZoom
選択できるカメラとしてElgato Virtual Cameraが追加されている

iPhone自体がカメラのデバイスとしてOSに認識されているので、Zoomのビデオの選択リストを見ると、仮想カメラとしてElgato Virtual Cameraが認識されている事が分ります。

つまり、LINEやSkypeを初め、他のソフトでもiPhoneをWEBカメラとして利用できる準備が整ったわけです。

私の場合は元々インカメもありますし、USB接続のちゃんとしたカメラも持っていますが、固定カメラでピントの調整が難しいのと、USB外付けカメラは一台しかないので、他の人が使っていると使えないので、導入する事にしました。

このソフトでは出来ませんが、他のソフトを使うとiPhoneの画面を簡単にミラーリングする事も可能なので、iPhoneのソフトのHOW TO動画を作る事も可能です。

ポイ活などで、iPhoneを操作しながら録画すると言った用途もかなり需要があるので、iPhoneは使わなくなったからと言ってもカメラは十分に利用し甲斐があります。

iPhoneをWEBカメラとして使う!Windows10以降設定まとめ

使わなくなったiPhoneをWEBカメラ化して、Zoom等のミーティングソフトで使用する方法を解説しました。

iPhoneSEのカメラを、Windows10のパソコンでWEBカメラとして使用する具体例をまとめます。

今回の記事のメリットは、何と言っても時間制限なしで全て無料で使用できる事です!他の多くのソフトは、時間制限があるので長時間のミーティングには使用する事が出来ませんが、今回紹介したCameraHUBとEpocCamを使用する事で、iPhoneをWEBカメラとして何時間でも無料のオンラインミーティングを楽しめる点です。

また、iPhoneという高性能デバイスを利用する事で、普通の市販品のWEBカメラではできないネットワークを自動で認識して、無線でWEBカメラを利用する事が出来るようになる事も大きなメリットです。

他にも、他のソフトとは異なる特徴的な点が、単にインストールしたソフトとiPhone間で映像のやり取りを行うソフトが一般的な中で、今回紹介しているCameraHUBを使用すると、iPhoneのカメラ自体をデバイスとして認識する事が出来るので、ソフトを選ばずに様々なソフトでiPhoneのカメラをWEBカメラとして利用できる点です。

単にPC上にカメラを映すだけでも便利ではありますが、どうせなら様々なソフト上でカメラとして認識出来た方が便利なので、この仮想カメラという機能が重宝します。

ソフトのインストールはとても簡単で、まずは公式サイトでWindowsPC用のElgato Camera Hubをインストールします。

冒頭でも解説した通り、ソフトのダウンロードはEメールでサインアップしなくても行う事が出来ますので、そのままmsi形式のソフトウェアをダウンロードしてインストールしましょう。

ソフトのインストールは、特に変更する箇所は無く、次へで進めて行けば問題なくインストールが行われ、デスクトップにカメラのアイコンが作成されます。

続いて、iPhoneへのEpocCamのインストールですが、紹介したリンクからもAppストアーからもダウンロードする事が出来ます。

Appストアーからダウンロードする場合は、無料で白抜きのアイコンのEpocCamをダウンロードします。

ダウンロードしてインストールするには、『開始』をクリックすると開始され、途中でネットワークの接続許可や、カメラへの接続許可が求められますが、全てOKで問題ありません。

インストールが終わると、無事に接続できるネットワークを認識して、画面にカメラの映像が映し出されます。

iPhoneのソフトを起動した状態で、WindowsPCにインストールされたCameraHubを起動すると、自動で通信が行われ、映像がPC画面に表示されます。

前述した通り、WindowsPCに仮想カメラデバイスとしてiPhoneが認識されているので、カメラを利用するPCソフトであれば、何でもiPhoneをWebカメラとして使用する事が出来ます。

無料で利用出来て、カメラも新しく買う必要が無いのでめちゃくちゃ便利なソフトじゃないですか?

当サイトでは、他にも無線防犯カメラについて書いた記事もありますので、カメラを防犯カメラとして使用したい場合は、どんな機種や設定がお勧めなのかを解説しています。

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