空家等対策特別措置法が制定されてから古民家・空き家の市場が激熱ですね!オーナーは要らない物件でも放置すればお金がかかるので『無償!タダであげます!』『1万円で譲ります』『家賃は5000円!』と言った古民家・空き家の叩き売りが私が家を探していた2018年頃よりも多くなりました。
最近、ライフラインも高騰していますしこの上要らない空き家や古民家にまでお金がかかったら生活が苦しいオーナーにとってはタダでも差し上げます!と言いたくなるのも分かります。
そこで、古民家に移住経験がある筆者が30万円前後で購入できる選りすぐりの空き家物件を紹介します。
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古民家30万円で買える格安物件!リノベーションして貸し出しも有?ポイント
- 古民家・空き家物件を購入するなら地域密着型の空き家バンクが誰でも買えるしおすすめで安心!
- 古民家の無償提供は確かに存在する!空家等対策特別措置法で空き家の管理が難しいオーナーがタダで無償提供してくれる場合も。
- 格安で買える古民家の注意点は水漏れとシロアリ!屋根のシミや腐った柱は要注意。
古民家・空き家を調べるには?空き家バンクを使って誰でも買える!
古民家・空き家を調べるには空き家バンクを利用するのが最も手っ取り早いです。
勿論、地域の不動産会社を通じて購入するのも良いですが、空き家バンクは地域の役場と繋がっている為、町の事や地域を内見時に案内してもらえる可能性もあります。
ホームズさんでは古民家を全国の空き家バンクとして登録しているので、見たい物件を条件検索して直ぐに探す事が出来ます。
こちらの記事では筆者が実際に古民家を静岡県:川根本町の空き家バンクを利用して購入した時の体験談と、購入のポイントや値引きの方法をリアルにまとめてありますので、参考になります。
なんと筆者は不動産屋と売主相手に値引き交渉を行い、古民家を140万円値引きしてもらい購入しました。
武蔵コーポレーション古民家と中古物件に違いはあるの?基本的には同じ意味
古民家と中古物件は、どちらも人が住んでいたことがある建物ですが、いくつかの違いがあります。
築年数
- 古民家
一般的に築50年以上の建物 - 中古物件
築年数は問わないが、一般的には築20年~40年程度の建物
建築基準法
- 古民家
昭和25年(1950年)に制定された建築基準法施行前に建てられたものが多い - 中古物件
建築基準法施行後に建てられたもの
構造
- 古民家
伝統的な木造軸組工法で建てられていることが多い - 中古物件
様々な構造の建物がある
設備
- 古民家
現代的な設備が少ない - 中古物件
現代的な設備が整っていることが多い
価格
- 古民家
立地や状態によって価格は大きく異なるが、中古物件よりも安いことが多い - 中古物件
立地や状態によって価格は大きく異なる
メリット
- 古民家
- 歴史を感じられる雰囲気
- 伝統的な建築技術を体感できる
- 広い敷地
- リフォームによって自分好みの空間を作れる
- 中古物件
- 築年数が新しい
- 設備が整っている
- 価格帯が幅広い
- 立地条件の良い物件を見つけやすい
デメリット
- 古民家
- 修繕費用がかかる
- 耐震性が低い
- 設備が古い
- 虫やカビなどの問題が発生しやすい
- 中古物件
- リフォーム費用がかかる
- 隣人とのトラブル
- 騒音などの環境問題
選び方
- 古民家
- 歴史や伝統的な建築技術に興味がある
- 広い空間を求めている
- 時間をかけてリフォームしたい
- 中古物件
- 築年数が新しい
- 設備が整っている
- 立地条件の良い物件を見つけたい
古民家と中古物件は、それぞれメリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルや希望に合った物件を選ぶことが重要です。
不動産の売却をご検討なら【三井のリハウス】古民家タダで差し上げます!無償提供の物件は存在するのか
- 東京都奥多摩町
奥多摩町では、空き家バンク制度を運営しており、空き家を無償で貸し出す場合があります。 - 北海道木古内町
木古内町では、「木古内町空き家バンク」を運営しており、空き家を無償で貸し出す場合があります。 - 長野県山ノ内町
山ノ内町では、「移住・定住促進空き家バンク」を運営しており、空き家を無償で貸し出す場合があります。 - 新潟県佐渡市
佐渡市では、「佐渡市空き家バンク」を運営しており、空き家を無償で貸し出す場合があります。
空き家を無償提供する場合、以下の点に注意する必要があります。
ウルアパ- 修繕費用
空き家は修繕が必要な場合があります。修繕費用は自己負担となります。 - 維持管理費
固定資産税や光熱費などの維持管理費は自己負担となります。 - 契約内容
空き家を無償提供する場
30万円で買える古民家にはこんな物件がある
30万円で買える古民家・空き家は、全国各地に存在します。以下は、いくつかの例です。
北海道
- 北海道名寄市
築57年、木造平屋建て、4LDK、土地面積294㎡、価格30万円 - 北海道士別市
築60年、木造平屋建て、3DK、土地面積480㎡、価格30万円
長野県
- 長野県下伊那郡阿智村
築80年、木造2階建て、4LDK、土地面積1,188㎡、価格30万円
岐阜県
- 岐阜県飛騨市
築80年、木造2階建て、5LDK、土地面積1,000㎡、価格30万円
兵庫県
- 兵庫県朝来市
築57年、木造平屋建て、3DK、土地面積300㎡、価格30万円
鹿児島県
- 鹿児島県霧島市
築50年、木造平屋建て、4LDK、土地面積1,000㎡、価格30万円
上記以外にも、30万円で買える古民家・空き家は多数存在します。
検索方法
以下の方法で、30万円で買える古民家・空き家を探すことができます。
- インターネット
- 全国空き家バンクネットワーク
- 空き家バンクポータルサイト: https://www.akiya-athome.jp/
- 地方創生ポータルサイト「OUR HOME」: https://www.chisou.go.jp/sousei/
- 不動産ポータルサイト: https://ielove-cloud.jp/blog/entry-02368/
- 自治体: 多くの自治体は、空き家に関する情報をホームページで提供しています。
- 不動産会社: 不動産会社の中には、空き家に関する情報を提供しているところがあります。
注意点
イエヲタ30万円で買える古民家・空き家は、修繕が必要な場合があります。修繕費用は自己負担となります。また、維持管理費も自己負担となります。
空き家を無償提供する場合でも、契約書を交わすことが必要です。契約内容をよく確認しましょう。
参考情報
- 空き家バンクポータルサイト: https://www.akiya-athome.jp/
- 地方創生ポータルサイト「OUR HOME」: https://www.chisou.go.jp/sousei/
その他
空き家に関する情報は、日々更新されています。最新の情報を確認するようにしましょう。
空き家・古民家をリノベーションして活用する方法
空き家・古民家をリノベーションして活用する方法は、大きく分けて以下の3つです。
1. 自宅として住む
空き家・古民家をリノベーションして、自分たちの住まいにする方法は、最も一般的な活用方法です。
- メリット
- 自分の希望に合った空間を作ることができる
- 広い敷地を手に入れることができる
- 歴史や伝統的な建築技術を体感できる
- デメリット
- 修繕費用がかかる
- 耐震性が低い
- 設備が古い
- 虫やカビなどの問題が発生しやすい
2. 二世帯住宅として住む
空き家・古民家をリノベーションして、二世帯住宅として住むのも良い方法です。
- メリット
- 家族との距離が近くなる
- 互いに助け合いながら生活できる
- 家賃収入を得られる
- デメリット
- プライバシーが確保しにくい
- 意見の衝突が起こりやすい
3. 賃貸物件として貸し出す
空き家・古民家をリノベーションして、賃貸物件として貸し出すのも良い方法です。
【リアルエステート】- メリット
- 家賃収入を得られる
- 資産運用になる
- デメリット
- 入居者が決まらないリスクがある
- 修繕費用がかかる
リノベーションの費用
リノベーションの費用は、建物の状態や規模、リノベーションの内容によって大きく異なります。
- 目安
- 100万円~500万円
- 大規模なリノベーションの場合は、1000万円以上かかる場合もある
リノベーション業者
リノベーションを依頼する業者は、経験豊富な業者を選ぶことが重要です。
- 業者選びのポイント
- 経験豊富な業者
- 費用が明確
- 担当者との相性が良い
注意点
空き家・古民家をリノベーションする際には、以下の点に注意する必要があります。
- 修繕費用
リノベーションには、建物の状態によって予想外の修繕費用がかかる場合があります。 - 耐震性
古い建物は耐震性が低い場合があります。リノベーションの際には、耐震補強を行うことが重要です。 - 設備
古い建物は設備が古い場合があります。リノベーションの際には、設備を更新する必要があります。 - 虫やカビ
古い建物は虫やカビが発生しやすい場合があります。リノベーションの際には、防虫・防カビ対策を行うことが重要です。
参考情報
- 空き家バンクポータルサイト: https://www.akiya-athome.jp/
- 地方創生ポータルサイト「OUR HOME」: https://www.chisou.go.jp/sousei/
その他
空き家・古民家をリノベーションするには、時間と費用がかかります。リノベーションを検討する前に、十分な計画を立てることが重要です。
格安で買える古民家の注意点は?知らないとやばいノウハウ
詳細は冒頭に紹介した内部リンクの記事を参考にしていただくとして、こちらではその概要を簡潔にまとめます。
- 空き家・中古物件は販売価格で即買いしない事。
- 住宅の回りを見渡して水はけが悪い所がないかチェック。(水はけの悪い部分の柱や基礎が傷んでいる可能性が高いのでチェックする)
- 賃貸物件は格安の場合でも瑕疵担保責任の有無をはっきりさせて自分に被害が及ばないように注意する。
- 水が出ない又は漏れている・電気が通っていない(コンセントが一部通電しないなど)・基礎の一部に穴を開けている等は全て値引き交渉の材料になるので修理見積もりをとってその分を販売価格から引いた上で値引き交渉する事。
古民家30万円で買える格安物件!リノベーションして貸し出しも有?まとめ
冒頭のリード文でもお伝えした通り、『空家等対策特別措置法』が制定されてからというもの、今まで放置していた空き家のオーナーは使用していない中古物件を早く手放したいと考える方が多くなりました。
その理由は他の記事でもお伝えしている通り、『空家等対策特別措置法』が法改正されてから一定条件に該当した空き家は行政から改修命令や管理命令が下り、違反すると罰金なども科される可能性が出てきたためです。
人が住んでいない物件も倒壊の危険性が無い程度にメンテナンスしておかないと、措置命令で罰金の可能性があるし、メンテナンスするのも費用がかさむ!というオーナーが使っていない中古物件を早く手放したがっているわけです。
このような物件は一刻も早く手放したい為、かなり綺麗な物件でも無償提供される事があるので、そういった物件はねらい目ですし、また空き家物件などを利用すれば条件指定付きで希望条件の物件を検索することも出来ます。
資金力のあるビジネスオーナーは空き家物件をカフェやレストラン・ビジネス用途にリノベーションして貸し出すという方法も私の回りでも良く聞く古民家・空き家の活用方法です。
いかがだったでしょうか?古民家・空き家の一軒家でも30万円の物件なんてざらにありますし、交渉次第では30万円以下で購入する事も夢ではありません。
【アセットジャパン】
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