ムラサキカタバミを食べるとどうなる?怖い花言葉の真相が衝撃!

カタバミ2種 田舎暮らしを楽しむ
カタバミとアカカタバミが両方生えている。ハート形の葉が特徴的

ムラサキカタバミを見かけたことはありますか?その美しい花は、春の訪れを告げる可憐な存在ですが、実は「食べる」となると、注意が必要な一面が潜んでいます。

ムラサキカタバミには毒性(シュウ酸カルシウム)があり、特に根っこや球根部分には有害成分が含まれていることがあるため、安易に口にすることは避けた方が良いでしょう。

シュウ酸は多量に摂取すると危険ですが、ちゃんとあく抜きすれば食べられます!酸っぱい味の由来もシュウ酸カルシウムが原因です。

カタバミを食べる虫が好むこの植物ですが、彼らがなぜそのような選択をするのかも興味深いポイントです。

さらに、ムラサキカタバミの花言葉には「心の平和」といった美しい意味がありますが、同時に注意が必要な要注意外来生物としての側面もあります。

オッタチカタバミとの混同は避けるべきで、こちらはより強い毒性を持っています!食べることを考える際には、これらの知識を十分に持っておくことが重要です。

また、ムラサキカタバミには薬効があるという話もあり、伝統的な利用法が存在しますが、自己判断での使用は危険を伴います。

酸っぱい味が特徴的であるため、誤って食べてしまうこともあるでしょう!この記事では、ムラサキカタバミを食べることのリスクや、その意外な真相について詳しく解説します。

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記事の要約とポイント

  • ムラサキカタバミには、特に根っこや球根部分に毒性があり、食べることには注意が必要です。食べる時はしっかりあく抜きしましょう。
  • ムラサキカタバミの花言葉には「心の平和」がありますが、同時に要注意外来生物としての側面も持っています。美しさの裏に隠された意味を知ることが重要です。
  • ムラサキカタバミとオッタチカタバミは見た目が似ていますが、オッタチカタバミの方が毒性が強いです。このため、間違って食べることがないよう、両者の特徴をしっかり把握しておきましょう。
  • ムラサキカタバミには薬効があるという意見もありますが、食べる虫が好む理由に迫ることで、この植物の生態系における役割を理解できます。安全に楽しむためには、正しい知識を持つことが大切です。
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ムラサキカタバミを食べる!葉は違和感ないが根っこは不味すぎる!

ムラサキカタバミは、他の山菜同様にシュウ酸を含み、毒は無く食べる事が出来、今回は葉・茎・根を茹でと素揚げで実食レポートしました。

結論から、味は言って根っこだけは茹でても素揚げにしても、土臭くて食べられる代物ではありませんでした。

カタバミの花言葉に関しては『輝き』と『喜び』で、昔の人がカタバミのシュウ酸を利用して硬貨を磨いた事に由来するもので、怖い要素が一切ないデマである事が分かりました。

カタバミの金属の汚れ落とし効果はかなり高く、実際に他のシュウ酸を多く含む植物と比較した結果、カタバミの汚れ落とし効果の有効性が確認出来ました。

本記事では、カタバミを食べる実食レポートや、カタバミの花言葉、カタバミを使った遊び方に関しても言及していますので、ぜひ最後までレポートをお読みください。

先にカタバミを食べるレポートの感想について解説すると、正直あまりおいしくないというのが本音です。

そもそも過食部分が少なすぎますし、根っこは栄養価があるようですが、繊維質が多すぎて沢山食べたいとは思えない植物でした。

今回は天ぷらにして食べましたが、生で食べると少し酸っぱさを感じます。

ムラサキカタバミも、同様の種類のカタバミも、元々日本には存在しない外来種の植物です。

カタバミの名前の由来は、花が閉じている時に半分食べられた?(全くその様には見えないが?)ように見える事から、カタバミという名前がついたそうです。

カタバミが日本に持ち込まれた経緯や、山菜としての時期や実際に食べた感想をレポートします。

ムラサキカタバミもアカカタバミも無毒なので、どのような調理方法で食べるのも、健康に問題が出ることは無い。(但しシュウ酸を含むので腎疾患のある方は注意)

カタバミの花言葉は『輝き』と『喜び』で、昔の人がカタバミで金属を磨いた事に由来するもので、怖いという噂は完全なデマ。

ムラサキカタバミは葉も根も食べられない事は無いが、実際に食べると根だけは繊維質だらけで土臭く完食するのは難しい。

カタバミを食べるとどうなる?まずい?おいしい?

固い

酸っぱい

過食部が少ない

栄養価は高い

カタバミを食べると、健康によい栄養価が沢山含まれているようですが、決して味が良いわけではないので、多量に食べたいとは思えない植物です。
他のサイトのレシピにもある通り、カタバミはメインで食べるというより、何か食材のアクセントや調味料的な位置づけが良いかもしれません。

  • 知られざる要注意外来生物、ムラサキカタバミとは?
  • 食べる前に知っておきたい毒性とその影響
  • 料理やサラダで使用する際のヒントと注意点
  • カタバミとムラサキカタバミの味は酸っぱい?葉は食べられるが根は不味い

知られざる要注意外来生物、ムラサキカタバミとは?

カタバミは外来種で観賞用として江戸時代に日本に持ち込まれたって知ってました?

カタバミという植物について少し解説すると、カタバミは多年草の外来種で、原産が南ヨーロッパや北アメリカから観賞用として、江戸時代に日本に持ち込まれたのが始まりだそうです。

観賞用という位ですので、確かにカタバミの花は特徴的で美しいものが多いですが、その生命力も半端ではなく、あまりの繁殖力の高さから環境省で要注意外来生物として指定されているようです。

カタバミの葉や茎、根には他の植物と同様に例外なくシュウ酸を含み、そのままかじって酸っぱさを楽しむ事もあったようです。(イタドリもかじって酸っぱさを楽しむ事がある)

あく抜きの方法は他の植物同様、灰汁・コメの研ぎ汁・重曹を使用してあく抜き可能ですが、カタバミはそれほど酸っぱさが気にならないので、そのままゆでて食べる事が出来ます。

カタバミ2種
カタバミとアカカタバミが両方生えている。ハート形の葉が特徴的
朝開花前のカタバミ
夜になると閉じるが朝になるとまた開く不思議な植物

余談ですが、もしカタバミが大量発生してしまった場合は、よくコメリなどでみかける防草シートをお勧めします。

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左の写真は、ムラサキカタバミとアカカタバミが同時に生えている珍しい様子です。

どこのカタバミ群生地帯を見ても、大抵はそれぞれ単体で群生している事が多く、同時に同じ種類のカタバミが混在して育成している事はあまり見た事がありません。

右の写真は朝の8時ころに撮影したカタバミの様子ですが、夜は眠るという噂通り、午前8時現在ではまだ花は開花していません。

朝8時前後のカタバミ
そろそろ日が出る頃だがまだ花は開いて居ない

午前8時30分現在、他の場所に群生しているカタバミの様子ですが、ちらほらと花が膨らんできているのが分かります。

僅か一時間前後でこの花が完全に開花するのですから、不思議です。

開花後の画像は下記で紹介していますが、黄色でかなり目立つ色をしています。

花の大きさはそれほど大きくはなく、カタバミ自体は小さい植物ですが、群生しているので黄色い花は特に目立ちます。

開けた日当たりのよい場所に自生しており、他に背の高い植物が群生すると、すぐに枯れてしまいます。

午前10時頃のカタバミ
先ほどしぼんでいた花が日の光を浴びて完全に開花した

こちらは、同日午前10時頃のカタバミの様子です。

日が出てくると同時に一気にカタバミの花が開花して、黄色や紫の花が開きました。

カタバミの花は、開花する前までは何処につぼみがあるのか分かりにくいですが、一旦開花すると色が原色で派手なので、直ぐにカタバミと判別がつきます。

防草シートを敷けず、かつ他に野菜などを育てている場合は、農薬を使わない除草剤がお勧めです!アミノ酸由来の除草剤なので、人体にも安全です。

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食べる前に知っておきたい毒性とその影響

ムラサキカタバミは、その美しい花と葉で多くの人に親しまれている植物ですが、食べることを考える際には、毒性についての理解が不可欠です。

ムラサキカタバミを含むカタバミ属の植物は、一般的に毒性を持つものが多く、根っこや球根には特に注意が必要で、これらの部分には有害成分が含まれることがあります。

ムラサキカタバミには「シュウ酸」という成分が含まれています。この成分は酸っぱい味を持ち、食べると口の中に違和感を与えることがあります。

過剰に摂取すると、腎臓に負担をかける可能性があるため、注意が必要です!根っこや球根部分は、食べると非常に不味く、体調を崩す原因にもなります。

カタバミを食べる虫がこの植物を好む理由の一つは、その成分にありますが、私たち人間にとってはあまり好ましくないものです。

また、ムラサキカタバミは要注意外来生物としても認識されています。

日本では、他の植物に対して優位に繁殖する傾向があり、根絶が求められることもあります。

このため、庭や公園で見かけた際には、無闇に食べることは避けるべきです。

オッタチカタバミとの混同も危険です。

オッタチカタバミは、見た目が似ているため、間違えて食べてしまうことがあるのですが、こちらの方が毒性が強いことで知られています。

オッタチカタバミも他のカタバミ同様にシュウ酸を含みますが、しっかりあく抜きすれば平気です。

ムラサキカタバミを食べることを考える際には、これらの毒性や健康への影響を十分に理解し、慎重に行動することが必要です。

小さなお子様やペットがいる家庭では、誤って摂取することのないよう、注意を払うことが重要です。

安全に楽しむためには、事前にしっかりとした知識を持つことが大切です。

料理やサラダで使用する際のヒントと注意点

ムラサキカタバミを料理やサラダに使用する際には、いくつかのヒントと注意点を押さえておくことが大切です。

葉は比較的安全に食べることができますが、根っこや球根は避けるべきです。

↑食べられないことはないのが、他の見出しで判ると思いますが、とにかく毒云々以前に不味すぎて食が進みませんw

葉を使ったサラダや料理は、独特の酸っぱさが特徴で、他の食材と組み合わせることで新しい味わいを楽しむことができます。

サラダに使用する際には、新鮮なムラサキカタバミの葉を選び、しっかりと洗浄してから使用することが重要です。

特に、農薬や化学肥料が使用されている可能性がある場所で採取したものは、衛生面でのリスクがあるため、注意が必要です。

新鮮な葉は、サラダのアクセントとして非常に良い役割を果たしますが、必ず食べる前に毒性について確認しておきましょう。

料理に使用する場合は、ムラサキカタバミを軽く炒めたり、スープに加えるのもおすすめです。

火を通すことで、毒性成分が減少することがありますが、完全に安全になるわけではありませんので、根っこや球根は絶対に使わないようにしましょう。

そもそも、土臭くて料理のアクセントに使うには台無しです!

ムラサキカタバミの独特の風味を生かすためには、他の野菜やハーブと組み合わせると良いでしょう。

また、ムラサキカタバミを使った料理は、見た目の美しさも重視したいところです。

彩り豊かなサラダにすることで、食卓が華やかになります。

さらに、花言葉をテーマにした料理を作るのも面白いアイデアで、ムラサキカタバミの花言葉は「心の平和」とされており、食卓に安らぎをもたらす一品として楽しむことができます。

最後に、ムラサキカタバミを料理やサラダに取り入れる際には、食べる人の健康状態にも配慮することが大切です。

腎臓に問題がある方や妊娠中の方は、シュウ酸の影響を受けやすいため、事前に医師に相談することをおすすめします。

もし、カタバミがおいしくてもっと食べたい!という方は、重曹でしっかりあく抜きしゅればシュウ酸は中和されます。

確認するポイントは、重曹を溶かした水に入れてあ