お風呂ブザーは、緊急時に役立つアイテムとして、家庭の安全を守る強い味方となります。
ダイソーの部品で自作できる方法を知れば、コストを抑えつつ、自分に合った機能を持つお風呂ブザーを手に入れることが可能です。
この記事では、ダイソーやホームセンター、ヨドバシで手に入るおすすめの材料を使った自作の方法を詳しく解説します。
例えば、ダイソーの商品を使えば、手軽に水位センサーやブザーなどを揃えることができ、パナソニック製の高品質な水位センサーを選べば、より安定した性能を確保できます。
自作したお風呂ブザーは、風呂水位センサーを活用し、水位を感知してブザーを鳴らす仕組みです。
この自作方法を知ることで、家庭の安全性を高めるだけでなく、DIYの楽しさも味わえます!自分の手で作り上げることで、愛着が湧くこと間違いなしです。
さらに、具体的な手順や注意点をしっかりと押さえておけば、失敗することなく、安全で機能的なお風呂ブザーを完成させることができるでしょう。
お風呂での安心感を手に入れるために、ぜひこの記事を参考にして、自分だけのお風呂ブザーを自作してみてください。
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記事の要約とポイント
- お風呂ブザーを自作することで、家庭の安全性を高め、緊急時の水あふれを防ぐことができます。水位センサーを活用した自作の方法を詳しく解説します。
- ダイソーで手に入るお手頃な材料を使って、簡単にお風呂ブザーを自作できます。おすすめの部品やその使い方を紹介します。
- ホームセンターやヨドバシで購入できる高品質な部品、特にパナソニック製の水位センサーを使うことで、より安定した性能のお風呂ブザーが実現可能です。
- 自作の手順や注意点を分かりやすく解説し、初心者でも安心してお風呂ブザーを作れるようにサポートします。風呂水位センサーを取り入れた安全対策をしっかりと学びましょう。
お風呂ブザーの自作方法とダイソー商品を徹底比較
お風呂はリラックスできる空間である一方、水位センサーが無いと、オーバーフローが起こる危険性も潜んでいます。
特に、子どもや高齢者がいる家庭では、オーバーフロー対策が欠かせません!そんな中で注目されるのが「お風呂ブザー」です。
自作することで、コストを抑えつつ、安心してお風呂を楽しむことができるので、お風呂ブザーの自作方法と、ダイソー商品を中心にした比較を詳しく解説します。
まず、お風呂ブザーの基本的な仕組みについて説明します。
お風呂ブザーは、主に水位センサーとブザーから構成されており、水位センサーが浴槽の水位を常に監視し、設定した水位を超えるとブザーが鳴る仕組みです。
この機能によって、溢れや事故を未然に防ぐことができ、風呂水位センサーを使用することで、非常に高い精度で水位を測定することが可能です。
ダイソーでは、手軽に購入できる水位センサーやブザーが多数取り揃えられており、ダイソーの水位センサーは、価格が500円前後で手に入ります。
このセンサーはトランジスター数石で構成された非常にシンプルな作りです。
ダイソーではブザーも500円程度で購入可能ですので、全体のコストを抑えながら自作することができます。
水位センサーの仕組みは非常にシンプルですので、ダイソーで販売している玩具や時計などを改造すると、簡単に水位センサーにリメイクする事も可能です。
ダイソーの商品は、コストパフォーマンスが非常に良く、初めての方にとってはおすすめですが、耐久性や精度に関しては、他のブランドに比べると若干劣る場合があります。
特に、長期間使用することを考えると、定期的なメンテナンスが必要になります。
次に、ホームセンターやヨドバシでの選択肢について考えてみましょう!これらの店舗では、パナソニック製の高品質な水位センサーやブザーが取り扱われています。
パナソニック製の水位センサーは、精度が非常に高く、長期間安定した性能を発揮しますが、価格は約3,000円から4,000円程度と高価ですが、信頼性を重視する方にはおすすめです。
例えば、ヨドバシで販売されているパナソニックの水位センサーは、超音波式で高精度な測定が可能です。
このセンサーの特徴は、水位の変化をリアルタイムで感知できることで、非常に迅速に反応し、ブザーを鳴らすことができます。
音量も大きく、70デシベル以上の音を発するため、浴室の音にかき消される心配もありません。
また、ホームセンターで販売しているお風呂ブザーの多くは、単にお知らせ機能が付いているだけではなく、止水してくれる製品が多いのも特徴です。
自作のお風呂ブザーを作成する際、ダイソーの商品とパナソニック製品の比較は非常に重要です。
ダイソーの商品は、初期投資が少なくて済むため、気軽に試すことができます。
しかし、長期間の使用を考えた場合、パナソニック製のような高品質な製品を選ぶことが、結果的にはコストパフォーマンスが良くなることもあります。
ほかにも配線の手順や設置方法も比較しておきましょう。
ダイソーの商品は、シンプルな構造のため、初心者でも簡単に配線が可能な一方、パナソニック製品は、少し複雑な配線が必要になることがありますが、その分高い性能を発揮します。
電源の取り扱いや防水対策には注意が必要です。
お風呂ブザーの自作は、コストを抑えつつも安全な入浴環境を実現するための良い方法です。
ダイソーの商品は手軽に手に入るため、初めての方には非常におすすめですが、長期間使用することを考えると、パナソニック製の高品質な水位センサーやブザーも選択肢に入れるべきです。
最終的には、自分のニーズや予算に応じて、最適な商品を選ぶことが重要です。自作のお風呂ブザーで、安心してお風呂を楽しむ生活を実現していきましょう。
お風呂ブザー自作法の徹底比較
お風呂ブザー
ダイソー
自作
水位
ブザー
お風呂ブザーの自作方法をダイソー商品とともに徹底比較します。具体的な材料や手順を紹介し、緊急時に役立つ水位センサーの活用法を解説。自作ならではのコストパフォーマンスの良さを実感できます。
- ダイソーとホームセンターで揃えるお風呂ブザーの材料一覧
- おすすめの水位センサーとブザー選び
- ヨドバシやパナソニック製品の性能と価格を比較
- お風呂ブザーの自作が上手くいかない時のチェックポイントは?
- 工具や他のパーツはホームセンターで全て調達可能!
ダイソーとホームセンターで揃えるお風呂ブザーの材料一覧
お風呂ブザーは、壊れた電子部品を使用して自作可能です。
ダイソーやヨドバシカメラで購入すると、1000円から2000円前後と機能の割に高価なお風呂ブザー。
ホームセンターで揃う材料を使えば、圧倒的低価格で制作出来、電子回路の基礎についても学ぶことも出来ます。
お子さんの自由研究にもぴったりなテーマですので、DIYとエコ精神を発揮してお風呂ブザーの制作にチャレンジしてみましょう!
※今回の工作では、壊れた電子機器からお風呂ブザーの肝であるトランジスターを取り出す方法についても解説しています。
半田付けの資格を勤務工場で取得し、電子工作歴20年以上の筆者が、お風呂ブザーの作り方の詳細について解説します。
お風呂ブザー(水位センサー)の材料は電子ブザーさえ手に入れば後の部品は家電の分解でなんとか自作できるので、家電を分解するのもおすすめです。
直ぐに動くお風呂ブザー(水位センサー)を自作したいなら最低限、電子ブザー・トランジスタ(2SC1815など)・電池ボックスを揃えよう!
道具はダイソー・100均の半田ごて(はんだごて)とニッパーがあれば十分!ホームセンターならもっと良い温度調整機能付きのものが手に入る!
家電製品からお風呂ブザーに必要な材料をゲットせよ!
必要な部品は、生活で要らなくなった家電製品の大抵のものから入手する事が出来ます。
ただ、スマートフォンやアンドロイド等の本体からは、チップ部品しか取れないので、要らなくなったスマホの充電器本体を分解したり、テレビやラジオからも同様の部品を取る事が出来ます。



上記の物は、シャープ・世界の亀山モデルの電源が入らなくなったテレビを分解して出てきた電源回路基板です。
電源周りには、大粒のパワートランジスタが使われています。
電源基盤を分解するには、一点注意点があり、手前のデカいツツのような部品の電解コンデンサーをショートさせるなり、時間をおいて放電してやらないと、250Vが蓄電されているので注意しましょう。
電解コンデンサーには高電圧が蓄電されています。作業前に放電して安全に作業しましょう!
トランジスター 2SC 2SDタイプ
電子お風呂ブザーの肝です。
これが無いと始まりませんが、大抵の電子回路にはトランジスタが組み込まれています。
3本足の黒い塊で、表面を見ると2SC・2SA・2SB・2SDから始まる文字がラベルに書かれていますが、今回は2SC・2SDと書かれているトランジスタを探してください。

2SAや2SBのトランジスターで同様の事を使用としても出来なくはありませんが、回路が異なるので、部品の接続方法が若干変わります。
何のトランジスタなら良いか結局正解が分からない方は、2SC1815で問題ありません。
電子工作では、最も一般的なトランジスターと言えます。
電子ブザーは1.5V~3Vで動作する低電圧駆動のタイプ
一般の電子機器から、電源だけで動く電子ブザーが手に入る機会はほぼありませんので、これに関してはジャンボエンチョーやカインズの電子部品コーナーで購入しましょう。
高くても300円位です。(ほとんどの電子機器には安価な圧電ブザーが取り付けられており、動作には別途発振回路が必要)


オーディオファンの電子ブザーは、圧電ブザーに似ていますが、3Vを接続するだけで80Dbもの音量が出る、電子ブザーです。
普通の電子ブザーよりも音が大きいので、警報用途にはとてもお勧めのブザーです。
参考までに圧電ブザーとは、別途発振回路が必要なブザーで、平たく薄い形をしています。

上記の電子ブザーは、電圧をかけるだけで中の電磁石が振動して振動版を叩く事で物理的に音を発生させています。
圧電ブザーは、パルス波を加える事で、セラミックが変形し、音に変わります。
電池ボックスは1.5V~3Vで動作する物を使用
電子ブザーは3Vで動くものが殆どですので、単三電池2本が入るタイプの電池ボックスを探してください。
これも電池ボックスは、電子機器の躯体の一部として組み込まれていますので、部品として手に入る事は基本ありません。
その為、電池ボックスも、ジャンボエンチョーやカインズで購入します。(おそらく1.5V位でも動作すると思います)
トランジスタは、即席で手に入るモノを利用しているので、様々なパラメータから必ずしも1.5Vで動作する保証はありません。

じゃんぼえんちょーやカインズでも電池ボックスは購入できますが、ぶっちゃけネットより高いです!
おまけに電池ボックスは、電子工作をする上で、必ずと言っていいほど必要になる部品ですので、まとめ買いをしておくことをお勧めします。
私が良く購入する電池ボックスは、JUTOSUで販売している3Vの電池ボックスです!5個入りなので、一回まとめ買いすれば十分でしょう。
配線材は何でも良いができればなるべく長めのものが良い
配線材は何でも良いですが、電子機器を分解した時にできた廃材を利用するのが良いでしょう。(配線材には様々なカラーがありますが、特に関係ありません)
上記の部品だけでもお風呂ブザーは制作する事が出来ます。
昔は電子工作入門の王道と言った回路でしたが、今は風呂釜に付属する電子回路の高性能化で利用する機会は殆ど無くなりました。
しかし、新たな切り口として、指定された回路の指定された部品を購入して電子回路を組む本が100%の電子工作界隈です。
しかし、今回は故障したものや使わなくなったものから部品を再利用して、回路を組むという事を考えます。
こうする事で、部品について考える機会や、壊れたりした電子機器の中でも使用できる部品はまだまだ沢山あるんだという事に気が付きます。
エコや環境問題の観点からも、無駄にお金をかけるのではなく、使わなくなった部品を積極的に再利用できるんだという事を実感してもらえたらと思います。
配線材は、分解した家電製品で十分ですが、さすがに色を確実に揃えたいとなると無理があるので、協和ハーモネットでまとめ買いがおすすめです。
各色2mもあるので、電子工作には十分すぎるくらいの長さです。
おすすめの水位センサーとブザー選び
お風呂ブザーを自作する際に最も重要な要素の一つが、水位センサーとブザーの選び方です。
これらの部品がしっかりと機能することで、安心してお風呂を楽しむことができます。
緊急時に水位を正確に感知し、ブザーが鳴ることでオーバーフローを未然に防ぐことが可能なので、おすすめの水位センサーとブザーについて詳しく解説します。
まずは水位センサーから見ていきましょう。
水位センサーにはさまざまな種類がありますが、主に抵抗式、超音波式、そして静電容量式の3つが一般的です。
抵抗式は水の抵抗値を測定するもので、手頃な価格で入手できるため、初心者向けの自作お風呂ブザーには非常におすすめです。
水位センサーには様々な種類がある事が分かりましたが、ぶっちゃけ針金を2本テープで固定したものでOKです。
水位センサーは、銅線2本が同時に水に着けば問題ないのです。
次に、超音波式水位センサーは、対象物までの距離を超音波で測定するタイプです。
精度が高く、設置も比較的簡単ですが、価格は少し高めで、ホームセンターやヨドバシでも取り扱いがあり、パナソニック製のものは特に信頼性が高いと評判です。
超音波式は水位が変化しやすい場合や、より正確な測定が必要な場合に向いています。
今回では超音波センサーは対象外なので、こういうものがあるという事だけ覚えておいていただければ問題ありません。
ブザー選びも重要です。
お風呂ブザーとして使用する場合、音量や周波数に注意が必要です。
特に、音量が大きく、かつクリアな音が出るものを選ぶと良いでしょう。
ダイソーでブザー単体は手に入りませんが、ホームセンターでは、数百円で購入できるシンプルなブザーが多く取り揃えられています。
音の大きさは、実際に試してみることをおすすめします。
パナソニック製のブザーは、音質や耐久性に優れているため、少し高価ですが長期間使用することを考えると、十分に元が取れるでしょう。
ヨドバシでは、さまざまな種類のブザーが取り揃えられており、音質やデザインも選ぶことができます。
水位センサーとブザーの組み合わせは、特に自作する際に重要なポイントです。
水位センサーが適切に水位を測定し、ブザーがそれに応じた音を発することで、安心な入浴環境が生まれます。
自作することでコストを抑えつつ、機能的なお風呂ブザーを手に入れることができるため、ぜひ自分のニーズに合った部品を選びましょう。
最後に、選んだ水位センサーとブザーが実際に機能することを確認するために、設置後は定期的に動作チェックを行うことが大切です。
ヨドバシやパナソニック製品の性能と価格を比較
お風呂ブザーを自作する際には、使用する部品の性能と価格をしっかりと比較することが重要です。
ヨドバシやパナソニックの製品は、品質が高く、多くのユーザーから支持されており、これらの製品の性能と価格を詳しく比較し、どのような選択肢が最適かを探ります。
ヨドバシで取り扱っている水位センサーやブザーの中から、人気の商品をピックアップしてみましょう。
ヨドバシは、オンラインでも店舗でも多数の製品を取り扱っており、口コミやレビューも豊富です。
例えば、ある水位センサーは、精度が高く、価格も手頃で、初心者にも扱いやすいと評判で、このような商品は、そのまま取り付けたい初心者にとって非常におすすめです。
次に、パナソニック製品について見ていきます。
パナソニックは、電子機器の大手メーカーであり、特に耐久性や性能に優れた製品を多く提供しています。
例えば、パナソニック製の水位センサーは、非常に高い精度を誇るため、長期間使用することが可能です。
その分、若干価格は高めですが、信頼性を重視するならぜひ検討したい製品です。
価格帯については、ヨドバシでの取り扱い価格は一般的に数千円からスタートし、パナソニック製品はそれよりも少し高めになることが多いです。
具体的には、ヨドバシで購入できる水位センサーが2,000円前後であるのに対し、パナソニック製のものは約3,000円から4,000円程度です。
性能を考慮すると、パナソニック製品が適している場合も多く、長期的な使用を考えれば投資の価値があります。
また、ブザーについても同様の比較ができます。
ヨドバシでは、さまざまな価格帯のブザーが販売されており、音質や音量に関しても多くの選択肢があります。
価格は1,000円から2,500円程度で、音質が良好な製品が多い一方、パナソニックのブザーは、耐久性に優れつつ、音質も高いため、3,000円以上の価格帯が中心です。
最終的に、選ぶべき製品は、自分のニーズや予算に応じて決定するのが良いでしょう。
自作を通じて、コストを抑えつつも機能的なお風呂ブザーを手に入れるためには、ヨドバシやパナソニックの製品をしっかり比較し、自分に最適な選択をすることが重要です。
お風呂ブザーの自作が上手くいかない時のチェックポイントは?
お風呂ブザーの端子を水に着けても、ブザーが鳴らない原因のほとんどが、下記の見出し三点に絞られると思います。
今回、制作に使用したトランジスタはあり合わせなので、動かない場合がありますし、配線方法が間違えている場合もあります。
他のチェックポイントとしては、ハンダ不良や電池電圧は本当に3Vかも確認しましょう。
取り出したトランジスタを再確認セヨ!
冒頭でもお伝えした通り、トランジスタの種類によっては動かない場合があります。
詳しい説明はかなり長くなってしまうので、要点だけお伝えすると、トランジスタには最低で動作する電圧があります。
その電圧に達していない場合は、1.5Vでは動作しません。
これはトランジスタを見つけたら、データシートを見ながら一つ一つ確認するしかありません。
データシートを確認してから使用するのが確実な方法ですが、3V程度の電圧で故障する製品は、電源回路周りで使用されているトランジスタでは基本ありません。
その為、安心して付け替えて取り外したトランジスタを試してください。
電子部品の接続は適切か確認セヨ!
どんなにお風呂ブザーの動作に最適なトランジスタを選んだとしても、配線ががたがたでは動作する回路も動作しません。
『半田付け 方法』等のサジェストキーワードを含めて検索すると、画像付きで詳しい半田付けのポイントが乗っているので確認してください。
勿論、配線方法が画像と一致していることが前提です。
ハンダ付けの方法は、村田製作所さんでイラスト付きで分かりやすく作業方法を解説しているので、参考にすると良いかもしれません。
お風呂ブザーが動かない時 | その他のチェック
トランジスタの選別が適切で、半田付けや回路図通りに接続しても動かない場合は、電池残量が原因かもしれません。
これをやる人はあまりいないと思いますが、純水での水位チェックは出来ません。
純水は、本来水に含まれているミネラル分等が取り除かれているので、そもそも電気を流すことが出来ません。
工具や他のパーツはホームセンターで全て調達可能!
ホームセンターで必要なパーツは、電池ボックスと電子ブザーだけだと解説しました。
では、工具についてはどうでしょう?
上記のパーツはホームセンターでも取り扱い店舗に限りがありますが、お風呂ブザー制作に必要な工具は、ほぼ全てのホームセンターで調達可能と言っていい位一般的な工具ですので、ご安心ください。
半田コテは高温でハンダを溶かす道具です。制作時はやけどに注意してください。
半田コテとハンダ

半田コテは60W位のものをお勧めします。
一般的には40W位のものが電子工作向きとされていますが、私はそうは思いません。
40Wの物だと、電子部品によっては熱が伝わり辛く、余計な時間部品に熱を加えることになるからです。
半田付けのコツは、さっと当ててさっと離す!付ける事も重要ですが、電子部品になるべく余計な負荷をかけないように注意する事が大切です。
もし、今後本格的に電子工作を始める予定があるなら、温度調節可能なGlistonのはんだごてセットがコスパ良くお勧めです!
半導体のハンダ付けとなると、ある程度温度調整が出来ないと、部品を壊してしまう可能性があるからです。
ニッパー
ホームセンターで揃えると言いましたが、実は半田コテもニッパーもダイソーで購入する事が出来ます。
ホームセンターで、高価で本格的な半田コテやニッパーを用意する必要はありません。
この程度の電子工作でしたら、ダイソーの格安商品で十分です。
電子工作に欠かせない半田ごてや、ニッパー・ラジオペンチなどの詳細はこちらの記事でも解説していますのでご覧ください。
ここで、一旦私のお気に入りのニッパーを紹介したいと思います!前働いていた工場でも、Enginnerのニッパーは、工場で常用される位制度と耐久性が高いです。
コスパも中々良いので、私だけではなく、工場でまとめ買いをしていました。
ダイソー自作お風呂ブザーの作り方と緊急時の活用法

さて、前置きが長くなりましたが、早速本題です。
お風呂ブザーの基本回路と仕組みを載せます。
電子水位センサーの肝であるトランジスタですが、2SC・2SDタイプのトランジスタは、NPNトランジスタと呼ばれているものです。
ここでは簡単に、NPNトランジスタに絞って解説します。
NPN・PNPトランジスタは、バイポーラトランジスタとも呼ばれており、N型半導体とP型半導体を組み合わせて作られています。
NPNトランジスタは、ベースに微弱な信号を与えるとコレクタからエミッタに大電流が流れるのがトランジスタの基本です。
小さな電流で、大きな電流を制御できるのです。
ベースと、乾電池やブザーの+から伸びた電極(センサー)は水に触れると微弱な電気が流れます。
その微弱な電気を、トランジスターで増幅して電子ブザーを鳴らします。
試しに、乾電池と電子ブザーの回路を断線してそのまま水につけても、流れる電流が少ないので、ブザーはなりません。
今回の回路を自作する事で、部品の再利用と環境問題、トランジスタの基本動作について直感的に理解して貰えたらと思います。
こんな小さな部品ですが、製造工程はかなり複雑で、チリ一つも落とせない超精密・超清潔な環境の中で半導体は作られています。(クリーンルーム)部品一個を作るにも莫大な製造コストが掛かっています。
これを捨ててしまうのはもったいない気もします。
食べ物にも製造には莫大なコストが掛かっていますが、電子部品は食べ物と違って全てが全く劣化しないわけではないが、基本的には腐ったり劣化したりしません。
その為、取り外して適切に保存して規格を守って使えば、何度でも繰り返し使える事が殆どです。
今回はC4221を使いました。
実際に回路を組んで試してないのでわかりませんが、データシートを見ると、動作電圧が1.5Vからとなっているので動作しない場合は乾電池を増やして3Vにするなど工夫されると良いでしょう。
(2SC1815はこの手の実験をするのにおススメの代表的なトランジスタです)
続いては、お風呂ブザーの緊急時の活用方法ですが、緊急とは言っても、水位センサーが機能しなくなった時の代用として使えるくらいです。
また、水位センサーとして緊急用途として活用できる一方で、雨降りセンサーとしても活用することが出来ます!
洗濯ものを干しておいて雨が降ると、ある意味緊急事態と言えます。
そんな時に、雨の降り始めをキャッチして警報音を鳴らしてくれる緊急用雨降り警報ブザーとしての用途が期待されます。
ダイソーで作るお風呂ブザーの活用法
ダイソー
緊急
水位センサー
自作
お風呂
ダイソーで手に入る材料を使ったお風呂ブザーの作り方と、緊急時の活用法を詳しく解説します。水位センサーを利用した自作方法で、安心してお風呂を楽しむためのポイントを押さえましょう。
- 簡単にできる風呂水位センサーの取り付け手順
- 初心者でも安心!自作お風呂ブザーの配線ステップ
- 緊急時に役立つお風呂ブザーの使用方法
- 自作したお風呂ブザーに機能を付加してカスタムするには?
- ダイソーVS自作お風呂ブザーの性能比較まとめ
簡単にできる風呂水位センサーの取り付け手順
お風呂での安全対策として、風呂水位センサーを取り付けることは非常に有効です。
特に子どもや高齢者がいる家庭では、水のオーバーフローを未然に防ぐために欠かせません!ここでは、簡単にできる風呂水位センサーの取り付け手順を詳しく解説します。
まず、必要な材料を揃えましょう。
ダイソーやホームセンター、ヨドバシで手に入る水位センサーを使用することができ、ダイソーでは手頃な価格で様々な電子部品が揃っているため、予算を抑えたい方にはおすすめです。
水位センサーの価格は、一般的に1,000円から3,000円程度で販売されています。
次に、選んだ水位センサーの取り扱い説明書をよく読み、取り付け方法を理解しますが、多くの水位センサーは、トランジスタ式や超音波式のどちらかです。
トランジスタ式の場合は、2本のプローブを設置し、水位によってブザーが鳴る仕組みで、超音波式の場合、水面までの距離を測定して水位を判断します。
取り付けの第一ステップは、センサーの設置場所を決めることです。
理想的には、浴槽の内側、または水位が最も高くなる位置に取り付けます。
水位センサーが正確に水面を感知できるように、周囲に障害物がないか確認しましょう!大抵のセンサーは吊り下げ式か、吸盤タイプです。
次に、配線作業に入りますが、水位センサーには、電源と信号を送るための配線が必要で、これらの配線をブザーに接続するための準備も整えましょう。
配線の際は、絶対に水に触れないように注意が必要です。
特にお風呂場は湿気が多いため、防水対策をしっかり行うことが重要で、配線が完了したら、センサーとブザーが正しく接続されているか確認しましょう。
最後に、設置が完了したら、動作テストを行います。
水を浴槽にためて、センサーが正しく水位を感知し、ブザーが作動するか確認します。
この段階で問題があれば、配線や取り付け位置を再度見直し動作確認が完了すれば、安心してお風呂を楽しむことができます。
このように、風呂水位センサーの取り付けは難しくない作業です。
自作することで、コストを抑えつつ、より安心な入浴環境を手に入れることができます。
初心者でも安心!自作お風呂ブザーの配線ステップ
お風呂ブザーを自作するためには、正しい配線が欠かせません。
心者の方にとって、配線作業は不安な部分かもしれませんが、手順をしっかりと理解すれば簡単にできます。
続いては、自作お風呂ブザーの配線ステップを詳しく解説します。
必要な材料を揃えます。
お風呂ブザーには、ブザー本体、水位センサー、電源、そして接続用の配線が必要で、部品はダイソーやホームセンター、ヨドバシなどで手に入ります。
ダイソーでは他の商品をばらせば安価に手に入るため、コストを抑えたい方にはおすすめです。
次に、配線図を作成します。
水位センサーからの信号をブザーに伝えるためには、センサーの信号線をブザーの入力端子に接続する必要があります。
一般的に、水位センサーには2本の線があり、一方が電源(プラス)、もう一方が信号出力となります。
水位センサーの部分はプラスマイナスが特に関係ないので、端子が水に触れる位置で固定すればよいです。
配線の作業に入ります。
電源をブザーに接続しますが、電源のプラス端子をブザーのプラス端子に、マイナス端子をブザーのマイナス端子に接続します。
一般的にプラスは赤色で、マイナスは黒色の線である事が多いですが、この辺はメーカーによって異なる事があります。
次に、水位センサーの信号線をブザーの入力端子に接続しますが、配線が緩まないようにしっかりと固定します。
配線が完了したら、全体を見直して配線ミスがないか確認します。
電源とブザーの接続部分は重要で、配線が完了したら、電源を入れて動作確認を行います。
水位センサーに水をかけて、ブザーが正常に作動するか確認し、作動しない場合は配線を再度見直すことが必要です。
最後に、配線を保護するために、熱収縮チューブや絶縁テープを使って、露出した配線部分をしっかりと覆います。
これにより、水や湿気から配線を守ることができ、長期間安心して使用することができます。
このように、初心者でも安心して自作お風呂ブザーを作ることができます。
配線作業は少し手間がかかるかもしれませんが、手順を守れば誰でも簡単にできるものです。
緊急時に役立つお風呂ブザーの使用方法
お風呂はリラックスできる大切な空間ですが、水位センサーが無いとオーバーフローが起こる可能性もあります。
特に、小さなお子さんや高齢者がいる家庭では、オーバーフロー対策が必須です!そこで役立つのが「お風呂ブザー」です。
ここでは、緊急時にお風呂ブザーをどのように活用するか、その使用方法について詳しく解説します。
まず、お風呂ブザーの基本的な機能について理解しましょう。
お風呂ブザーは、水位センサーと連携して動作します。
水位センサーは、浴槽の水位を常に監視しており、設定した水位を超えると信号をブザーに送ります。
この仕組みによって、溢れや事故を未然に防ぐことができ、風呂水位センサーを使用することで、非常に高い精度で水位を測定することが可能です。
お風呂ブザーを自作する場合、ダイソーやホームセンター、ヨドバシで必要な部品を揃えることができます。
例えば、ダイソーでは安価で手に入る水位センサーやブザーが多く販売されており、コストを抑えながらも機能的なシステムを構築することができます。
おすすめの部品を選び、正しい配線を行うことで、自作のお風呂ブザーが完成します。
次に、緊急時にお風呂ブザーがどのように役立つのか具体的なシナリオを考えてみましょう。
例えば、子どもが一人でお風呂に入っているとき、何かの拍子に水位が急激に上昇した場合、ブザーが鳴ることで直ちに異常を知らせます。
この音を聞いた家族がすぐに駆けつけることで、事故を未然に防ぐことができるのです。
特に、音量が大きいブザーを選ぶことが重要です。
一般的に、70デシベル以上の音量を持つブザーが推奨されており、浴室の音にかき消されずに、しっかりと音が響き渡ります。
また、パナソニック製の高品質な水位センサーを使用することで、さらに信頼性を高めることができます。
このセンサーは、非常に高い精度を持ち、誤作動が少ないため、安心して使用できます。
ヨドバシでは、パナソニック製品を多く取り扱っており、性能と価格のバランスが良い商品が揃っています。
緊急時の対策として、家庭での使用方法を家族全員で共有しておくことも大切です。
お風呂ブザーが作動した際の対応方法や、どのようにして水位を設定するかを説明しておくことで、万が一の場合でも迅速に対応できるようになります。
具体的な操作手順をマニュアルとして作成し、見やすい場所に貼っておくと良いでしょう。
最後に、定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。
水位センサーやブザーは、長期間使用することで端子部分の劣化が進むことがある為、定期的に動作確認を行い、異常がないかチェックすることが、安心してお風呂を楽しむための秘訣です。
センサーの位置や配線に問題がないかを確認することが重要です。
このように、緊急時に役立つお風呂ブザーの使用方法について理解を深めることで、安心してお風呂を楽しむことができます。
自作したお風呂ブザーに機能を付加してカスタムするには?

今回の記事では、お風呂ブザーの基礎編ですので、カスタムの概要だけお伝えします。
左のような電磁弁というバルブがあります。
簡単に解説すると、ブザーの代わりにこのような電磁弁を接続すると、簡単に水の流れをON・OFFすることが出来ます。
勿論、単純に付け替えただけでは動作しませんし、そもそもON・OFFする時のチャタリングを防止しないとバタついてしまいますので、その辺の制御は必要です。
概要だけ説明すると、リレー無しでトランジスタだけでON/OFFするのであれば、パワートランジスターが必要です。
ダイソーVS自作お風呂ブザーの性能比較まとめ
お風呂ブザーは、安全なお風呂ライフを送るために欠かせないアイテムです。
緊急時のオーバーフローに役立つお風呂ブザーは、自作することでコストを抑えながら、必要な機能を持たせることができます。
総括では、ダイソーやホームセンター、ヨドバシで手に入るおすすめの材料を使った自作方法を再度詳しく解説します。
まず、お風呂ブザーの基本的な機能について理解しておきましょう。
お風呂の水位を感知する水位センサーを利用することで、風呂水位センサーが水の高さを測り、異常を検知した際にブザーを鳴らす仕組みです。
これにより、溢れや事故を未然に防ぐことができます。
ダイソーでは、手頃な価格で必要な部品を揃えることができるため、非常に便利です。
例えば、センサーやブザー、配線などを購入することができ、簡単に自作が可能で、ダイソーの商品は信頼性も高く、多くの人に支持されています。
次に、ホームセンターやヨドバシでの選択肢についても触れましょう。
ホームセンターでは、より専門的な部品が手に入るため、パナソニック製の水位センサーなど、品質の高い製品を選ぶことができます。
これにより、より安定した性能を持つお風呂ブザーを自作することが可能です。
ヨドバシでは、最新の電子部品も取り扱っており、幅広い選択肢から自分に合った商品を見つけやすいでしょう。
自作の手順としては、まず水位センサーを設置し、次にブザーを接続します。
センサーが水位を感知した際に、ブザーが鳴るように配線を行います。
もし自作が不安な方は、動画やブログを参考にするのも良いでしょう!具体的な手順を示す情報が多く存在するため、理解を深める助けになります。
また、注意点としては、配線が水に濡れないように防水対策をしっかり行うことが重要です。
安全性を確保するためには、細かな配慮が求められ、自作したお風呂ブザーは、定期的に動作確認を行うことも大切です。
故障や不具合がないかを確認し、安心して使用できる状態を保つよう心掛けましょう。
まとめとしてお風呂ブザーの自作は、コストを抑えつつ、必要な機能を持つ安全装置を手に入れる良い方法です。
ダイソーやホームセンター、ヨドバシを活用し、自分に合った部品を選んで、安心してお風呂を楽しみましょう。
自作によって得られる満足感と安全性は、きっとあなたの生活をより豊かにしてくれるはずです。
故障した家電製品の電源回路等からトランジスタを取り外して利用するメリットについて解説します。
ホームセンターで材料や道具を揃えれば、ダイソーやヨドバシで販売しているパナソニックのお風呂ブザーよりも安価に自作できることを解説しました。
冒頭で書いた通り、お風呂ブザーの制作は電子工作入門の定番と言っていいので、電子回路や電子部品に触れるには良い機会です。
様々な電子部品で回路を作るに当たり私がいつも利用している秋月電子さんをご紹介します。
最後に、お風呂ブザー自作ポイントを箇条書きでまとめます。
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