東芝のドラム式乾燥洗濯機ザブーンは、ごみ取り用の乾燥フィルターが2個ついて居ますが、何度掃除しても濡れる事があります。
これは、フィルターだけの清掃ではダクト奥に残った埃の固まりを除去しきれていない事が原因です。
ダクトの奥までしっかり掃除すれば空気の流れが良くなり、生乾きも乾燥フィルターも濡れる事は無くなります!
具体的な掃除方法や掃除道具についても写真付きで詳しく紹介していますので、『乾燥フィルターが濡れる』『乾燥フィルターを掃除しても乾かない』方はぜひ最後までご覧ください。
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記事の要約とポイント
- 東芝ドラム式乾燥洗濯機ザブーンの乾燥フィルターが濡れる原因は、フィルター本体ばかり掃除してダクト奥につまった埃の掃除をしていないから。
- 湾曲して掃除し辛い東芝ドラム式乾燥洗濯機ザブーンの吸気・排気ダクトの掃除は充電式マキタの掃除機にホースを付けてダクトに差し込んで掃除するのが効果的。
- ドラム式乾燥洗濯機の乾燥機能で効率的に乾燥させるには、ダクトの他にも定期的な層洗浄を行い、ドラム外部にへばりついたゴミを洗浄し、ドラムの目詰まりを防止する。
東芝洗濯機の乾燥フィルターが濡れる原因を徹底解説
東芝の洗濯機を使用している方にとって、乾燥フィルターが濡れる現象は非常に気になる問題です。
ドラム式洗濯機では、乾燥機能を使う際にこの問題が顕著に現れるので、乾燥フィルターが濡れる原因について詳しく解説していきます。
まず、乾燥フィルターが濡れる主な原因は、フィルター内部に水分がたまることです。
洗濯機の使用中に、洗濯物から出た水分が乾燥フィルターを通過する際に、フィルターの奥に水が滞留しやすくなります。
特に、フィルターにほこりや繊維が付着していると、乾燥内部の水分がスムーズに排出されず、結果として水がたまってしまいます。
加えて、フィルターの付け方も影響します。
正しく取り付けられていない場合、隙間から水分が漏れ出し、乾燥フィルターが濡れる原因となります。
フィルター掃除を怠ると、ほこりが溜まり、乾燥機能が低下し、洗濯物の乾燥が不十分になり、水分がフィルターに残りやすくなります。
また、洗濯物の量も関係しています。
特に大量の洗濯物を乾燥させると、フィルターにかかる負担が増し、より多くの水分がフィルターに残ることがあります。
一般的には、1回の洗濯で乾燥させる量は、ドラム式洗濯機の容量の80%程度に抑えることが推奨されています。
これを守ることで、濡れるリスクを減少させることができます。
乾燥機の設定も重要です。
高温での乾燥設定を選ぶと、洗濯物の水分が急速に蒸発しますが、同時にフィルターに負担がかかることがあります。
逆に、低温での乾燥は時間がかかりますが、フィルターへの負担が軽減されるため、濡れるリスクを低下させます。
このように、東芝の洗濯機における乾燥フィルターの濡れは、さまざまな要因が絡み合っています。
日常的なフィルター掃除や、適切な洗濯物の量、設定を心がけることで、濡れる問題を解決することが可能です。
定期的にフィルターをチェックし、必要に応じて交換することも重要で、洗濯機の性能を維持し、安心して使用することができるでしょう。
東芝洗濯機の乾燥フィルターの濡れる原因
東芝
洗濯機
乾燥フィルター
濡れる
水が溜まる
東芝の洗濯機で乾燥フィルターが濡れる原因を詳しく解説します。主な原因は、フィルターの詰まりや乾燥内部の水分が影響しています。特に、ほこりが溜まると水がたまりやすくなります。定期的なフィルター掃除が重要です。
- なぜ濡れる?乾燥フィルターに水がたまる理由
- ザブーンシリーズのドラム式洗濯機、フィルター掃除のポイント
- 東芝の乾燥機を快適に使うためのフィルター交換と付け方
- ドラム式乾燥洗濯機全般の乾燥フィルター掃除時の注意点!
- 乾燥ダクトの目詰まりが取れない時の対処法
なぜ濡れる?乾燥フィルターに水がたまる理由
乾燥フィルターに水がたまる理由について、さらに深掘りしていきます。
東芝の洗濯機においては、乾燥フィルターが濡れる原因は多岐にわたりますが、主にフィルターの構造や使用方法に起因しています。
まず、フィルターの設計について考えてみましょう。
乾燥フィルターは、洗濯物から出る水分を効果的に捕らえるために設計されています。
しかし、フィルターの奥に水分がたまると、その機能が損なわれ、フィルター自体がほこりや繊維で詰まることによるもので、特に長期間掃除を行わない場合に顕著です。
フィルター掃除は、使用頻度にもよりますが、最低でも月に一度は行うことが推奨されています。
次に、洗濯物の種類や状態も影響します。
タオルや厚手の衣類は多くの水分を含んでいるため、乾燥中にフィルターにかかる負担が大きくなります。
これにより、フィルターの奥に水がたまりやすくなります。
洗濯物を分けて洗うことで、フィルターにかかる負担を軽減することができます。
また、洗濯機の設定も重要な要素です。
特に乾燥機能は、選択する温度や時間によって結果が大きく変わります。
高温での乾燥は水分を早く蒸発させますが、フィルターへの負担も増すため、注意が必要です。
逆に、低温でじっくりと乾燥させることで、フィルターの濡れを防ぐことができます。
フィルターの交換時期も見逃せません!フィルターは使用するごとに劣化し、機能が低下する為、定期的に交換することで、乾燥フィルターのパフォーマンスを維持し、濡れを防ぐことができます。
交換の目安は、使用頻度にもよりますが、半年から1年程度が一般的です。
最後に、洗濯機のメンテナンスも重要です。
内部の掃除や部品の点検を行うことで、乾燥フィルターが濡れる原因を根本から解決することができます。
パナソニックなど他社製品と比較しても、定期的なメンテナンスが効果を発揮するので、フィルターの奥に水がたまるのを防ぐためには、日々の小さな心掛けが大切です。
このように、乾燥フィルターに水がたまる理由は多様であり、対策を講じることで大きく改善できます。
日常的なフィルター掃除や交換を行い、適切な洗濯物の管理を心がけることで、東芝の洗濯機をより快適に使用することができるでしょう。
ザブーンシリーズのドラム式洗濯機、フィルター掃除のポイント
ザブーンシリーズのドラム式洗濯機は、東芝が誇る高性能な製品で、洗濯から乾燥までを一貫して行える便利な家電です。
しかし、使い続けるうちに乾燥フィルターが濡れたり、詰まったりすることがあります。
これを防ぐためには、定期的なフィルター掃除が不可欠です!ここでは、フィルター掃除のポイントを詳しく解説します。
まず、フィルター掃除を行う理由について考えてみましょう。
乾燥フィルターが正常に機能することで、洗濯物がしっかりと乾燥します。
もしフィルターが詰まっていると、湿気がうまく排出されず、乾燥内部に水がたまる原因となります。
特に、ドラム式洗濯機はフィルターの奥にほこりや繊維が溜まりやすく、これが水分の滞留を引き起こすことがある為、フィルター掃除は非常に重要です。
フィルター掃除の手順は以下の通りで、洗濯機の電源を切り、ドアを開けます。
次に、フィルターの位置を確認します。ザブーンシリーズの多くは、前面や側面にフィルターが設置されています。
フィルターを取り外し、流水で洗浄します。
この際、ザブーン特有の設計により、フィルターの奥まで洗うことが可能で、流水でしっかりとほこりや繊維を取り除くことで、フィルターの機能を回復させられます。
また、フィルターの掃除後は、しっかりと乾燥させることが重要です。
湿った状態で再度取り付けると、再び水がたまりやすくなります。
フィルターが乾燥したら、元の位置に戻し、しっかりと固定し、フィルターの付け方にも注意が必要です。
正しい位置にしっかりと取り付けることで、フィルターが正常に機能し、洗濯機全体の性能を最適化できます。
さらに、フィルター掃除は定期的に行うことが推奨されます。
使用頻度にもよりますが、月に1回は掃除を行うと良いでしょう!特に、洗濯物が多い時期や乾燥機能を頻繁に使用する場合は、掃除の頻度を上げることが望ましいです。
また、フィルターが劣化してきた場合は、交換も検討しましょう。
フィルターの交換は、性能を保つために重要な作業です。
ザブーンシリーズのドラム式洗濯機は、正しいフィルター掃除を行うことで、長期間にわたり快適に使用することができます。
定期的な手入れを怠らず、洗濯機の性能を最大限に引き出しましょう。
東芝の乾燥機を快適に使うためのフィルター交換と付け方
東芝の乾燥機を快適に使用するためには、フィルターの交換と正しい付け方が重要です。
フィルターは、乾燥機の性能を維持するための重要な部品であり、適切に管理することで、より効率的に洗濯物を乾燥させることが可能になります。
ここでは、フィルター交換の方法とその付け方について詳しく解説します。
まず、フィルター交換が必要な理由を理解することが重要で、洗濯機の使用を続けるうちに、フィルターにはほこりや繊維が溜まり、機能が低下します。
特に、ドラム式洗濯機の場合、フィルターの奥に水分やほこりが溜まりやすく、これが乾燥機の効率を損なう原因となります。
フィルターが詰まると、洗濯物がうまく乾燥できず、結果的に乾燥時間が長くなり、電気代が無駄にかかることになります。
フィルターの交換の目安は、使用頻度や洗濯物の量によりますが、一般的には半年から1年ごとが推奨されています。
頻繁に乾燥機を使用する家庭では、早めの交換を心がけると良いでしょう!交換の際は、まず電源を切り、フィルターの位置を確認します。フィルターは通常、洗濯機の前面や側面にあります。
フィルターを取り外したら、新しいフィルターと交換します。
この時、フィルターの付け方に注意が必要で、正しい位置にしっかりと取り付けることで、フィルターが正常に機能し、洗濯機全体の性能を最適化できます。
フィルターが正しく取り付けられていないと、水がたまりやすくなり、再び濡れる原因となります。
また、フィルター交換後は、洗濯機の運転状態を確認することが大切です。
運転中に異音がしたり、正常に動作しない場合は、フィルターの付け方に問題があるかもしれません。
再度確認し、正しい位置に取り付け直す必要があります。
さらに、フィルターの掃除も忘れずに行いましょう!フィルターを交換する際には、古いフィルターを取り外すだけでなく、新しいフィルターの掃除も行うと良いです。
これにより、乾燥機内部のほこりや水分を取り除き、より快適に使用できる環境を整えます。
東芝の乾燥機を快適に使うためには、定期的なフィルター交換と正しい付け方が不可欠で正しい付け方で、洗濯物を効率よく乾燥させ、洗濯機の寿命を延ばすことができます。
日頃からのメンテナンスを怠らず、東芝の洗濯機の性能を最大限に引き出しましょう。
ドラム式乾燥洗濯機全般の乾燥フィルター掃除時の注意点!
- 作業時は必ず洗濯機本体のコンセントを抜く
当然ですが、掃除する時は洗濯機本体のコンセントは必ず抜いてください。乾燥フィルター周りはプラスチックが多いのでまず無いとは思いますが、感電の危険を防止するためです。 - 異物混入用のプラスチックガードは繊細なので壊さないように!
画像でも判る通り、排気ダクトについている異物混入防止用のガードは非常に繊細ですので、折ったりしないように注意しましょう。
折れるだけならまだいいですが、折れた破片が排気ダクト内部に入ったら一大事です!素人には取り出す事は不可能ですので、直ぐに修理依頼をしましょう。 - 掃除時異物の落下に注意!
掃除時に間違えて液体洗剤や溶けやすいものが排気ダクト内部に混入したまま乾燥すると、焦げ付いて衣服の異臭の原因になりますし、異物はドラムの異常な回転の原因になりますので、細心の注意をしながら掃除しましょう。
ドラムの層洗浄は、キッチンハイターの原液をそのまま投入してもOKです!キッチンハイターに関するその他の掃除方法についても記事でまとめてありますので是非ご覧ください。
アルカリ性洗剤のハイターって応用範囲が広くて様々な掃除に使えて便利ですね!
ドラムの洗濯槽はキッチンハイターをまるごと投入するだけでもかなりきれいになりますが、専用の洗濯槽クリーナーを使用する事をおすすめします。
シャボン玉石鹸では、専用の洗濯槽クリーナーが販売されています。
乾燥ダクトの目詰まりが取れない時の対処法
乾燥ダクトの目詰まりが取れない時の対処法について、以下に詳しくご紹介します。
まず、乾燥ダクトの目詰まりは、ドラム式洗濯機を使用している際に頻繁に発生し、乾燥フィルターの奥に物が詰まることで、乾燥効率が低下し、水がたまることがあります。
そうなると、洗濯機の性能が十分に発揮されず、乾燥が不完全になってしまいます。
このような問題が発生した際には、まず乾燥フィルターを確認しましょう。
フィルターには、毎回の使用後に掃除を行うことが推奨されています。
特に、東芝や日立の機種では、フィルターの清掃が重要です。
フィルターを外し、ほこりや繊維屑を取り除いた後、流水で洗い流すと効果的で、乾燥フィルターの奥にある汚れも忘れずに確認しましょう。
次に、乾燥ダクトの内部をチェックします。
目詰まりが発生している場合、ダクト内に湿気やほこりが蓄積されている可能性があります。
ダクトを外して、内部を掃除することが重要で、奥の方に詰まっている物を取り除くためには、長いブラシや掃除機のノズルを使うと良いでしょう。
これにより、ザブーンと水がたまる現象を防ぐことができます。
また、乾燥ダクトの取り付け位置や環境も影響します。
外部に通じるダクトは、外気の影響を受けやすいため、定期的に点検が必要です。
もし、ダクトの周囲に障害物がある場合は、それを取り除くことでよりスムーズな排気が実現します。
さらに、乾燥ダクトのメンテナンスを定期的に行うことが、目詰まりを未然に防ぐための最良の方法です。
例えば、シーズンごとに一度は点検と掃除を行うことをおすすめします。
これにより、機器の寿命も延び、故障のリスクも軽減されます。
もし、これらの対処法を試しても目詰まりが取れない場合は、専門の修理業者に依頼することを検討してください。
専門家による点検や清掃は、手間を省くと同時に、問題の根本的な解決につながるでしょう。
このように、乾燥ダクトの目詰まりが取れない場合は、まずフィルターの掃除、次にダクトの内部清掃を行うことが重要です。
定期的なメンテナンスを行うことで、洗濯機が正常に機能し、快適な洗濯ライフを送ることができます。
濡れる東芝洗濯機乾燥フィルターの奥を掃除する方法と注意点
続いて、東芝ドラム式乾燥洗濯機ザブーンの乾燥フィルターの掃除方法を解説します。
まずは掃除する時の注意点ですが、とにかくフィルターの奥に物を落とさない事!特に、柄の短いブラシで掃除したときに、ダクト内部にブラシを落としてしまうともうアウトです!
自分で分解する自身の無い方は、その場で東芝のドラム式乾燥洗濯機専門の修理業者に連絡して、取り除いてもらうしかないですね。
このまま稼働すると、確実に故障や事故の原因になりますので、絶対にやめましょう!
東芝のドラム式乾燥洗濯機ザブーンについて、乾燥フィルターが濡れてしまうときの掃除方法を画像付きで詳細に解説します。

まずは掃除用具の準備から!ドラム式乾燥洗濯機の乾燥フィルターの掃除には主に二種類の掃除道具を使用します。

今回、東芝洗濯機の掃除に使用したのは、マキタの充電式クリーナーです!小型でホースも取り外す事が出来ますし、画像のようなフレキシブルホースを取り付ける事も出来ます。
濡れる東芝洗濯機乾燥フィルターの掃除法
奥
掃除
交換
ドラム式洗濯機
ザブーン
濡れる東芝洗濯機の乾燥フィルターの奥を掃除する方法と注意点を紹介します。特にドラム式洗濯機では、フィルターの奥に水分やほこりが溜まりやすいです。掃除時はザブーンと水で洗い流すと効果的です。定期的な交換もお忘れなく。
- ほこりを除去する!乾燥フィルター内部の適切な掃除法
- 東芝洗濯機の乾燥内部の奥まで掃除して性能アップ
- 他メーカーとの違い:パナソニックのドラム式洗濯機と比較
- 物を落としてしまった時の対処法
- 東芝洗濯機の乾燥フィルターが濡れる理由!ザブーンダクト奥掃除解説まとめ
ほこりを除去する!乾燥フィルター内部の適切な掃除法

説明の必要が無いくらい簡単に取り外れます。
初めて東芝のドラム式乾燥洗濯機を購入した方の為に、一度説明します。
パネルの中央には四角い押しボタン兼、手の引っ掛け部分となっていますので、この四角い部分を押して手で引っ掛けて持ち上げると簡単に外れます。

東芝のドラム式乾燥洗濯機ザブーンの乾燥フィルターは画像の様になっており、メインのフィルターとパネル内部にサブフィルターがついて居ます。
サブフィルターも簡単に取り外せますので、毎回必ず掃除しましょう。


サブフィルターは取り外すイメージが湧きづらいですが、左のつまみ部分を持って上にスライドさせるように持ち上げると簡単に外れます。
外した後の内部を見ると、フィルターがはまるように溝が切ってあることが分かります。

続いて最も重要な排気ダクトの内部写真です。
スマホを無理やり内部に突っ込んで撮影しているので少々わかり辛いですが、このような構造になっています。
この十字のプラスチックは、大きなものが内部に入らないようにするためのガードで外す事ができませんので、この隙間からホースやブラシを入れて内部を清掃する事になります。
見えないので大変ですが、私は鏡やスマホを駆使して内部を観察しながらゴミが取れるまで吸い取ります。
先ほど、このダクトは排気ダクトと説明しました。
要はこの排気ダクトからドラム内部で温められた湿った空気が、先ほどの乾燥フィルターでゴミと一緒にろ過されます。
長年の使用でこのダクト内部が詰まってしまうと、いくら乾燥フィルターを掃除しても湿った空気が排気側に流れて行かないので、いつまでも乾燥せずフィルターは濡れて生乾きの状態になるという訳です。
余談ですが、乾燥時間がかかるという事はそれだけ電気代も上がるという訳です。
特に、コンプレッサー式でない加熱式のドラム式乾燥洗濯機はこの傾向が顕著ですので、節電の為にも乾燥フィルターはこまめに掃除する必要があります。

続いてこちらはドラム式乾燥洗濯機の吸気ダクトです。
先ほどの排気ダクトと吸気ダクトの真ん中に乾燥フィルターが取り付けてあり、中間でろ過した空気を吸気ダクトで再びドラムに戻してやるという構造です。
これは、パナソニックさんのHPで紹介しているドラム式乾燥洗濯機の内部構造ですが、他の洗濯機も基本構造は同じですので、一番理解しやすいパナソニックさんのサイトを載せます。
構造を見ると直ぐに排気ダクトが詰まると空気が循環せずにフィルターが濡れて生乾きになる事が理解できます。
写真のように、途中で乾燥フィルターを通した空気が吸気ダクトに流れるので、吸気ダクト側はとても綺麗ですね。
東芝洗濯機の乾燥内部の奥まで掃除して性能アップ
東芝洗濯機の乾燥内部の奥まで掃除して、洗濯機本来の乾燥性能をアップするなら、充電式のマキタ掃除機と、マキタ純正の延長ホースや柄の長いブラシのついた掃除棒が便利です。
他にも、分解して清掃するという方法もありますが、かなり難易度が高いのでここでは割愛します。
充電式マキタ掃除機に付属の延長ホース
これはドラム式乾燥洗濯機全般の掃除に必須の掃除用具で、他の掃除用具は省いてもこれだけは絶対に必要です。
重要な事なので何度も書きますが、東芝『メーカー』の指示通りに定期的に乾燥フィルターを掃除していれば、乾燥フィルターが濡れずに必ず乾くわけではありません。
後ほど写真で解説しますが、乾燥フィルターではどうしても取り切れないダクト内部のゴミが長年使用していればいずれは貯まります。
これは乾燥フィルターをどんなに綺麗に掃除しようが関係ありません!それもそのはず、ダクトの排気口は乾燥フィルターの手前側なので、掃除しないと詰まるのは当然です。
マキタ純正のフレキシブルホースは以下で購入することが出来ます!掃除のお供に持っていると非常に便利です。
長いフレキシブルの柄がついたブラシ
掃除機の吸引力ではダクトにへばりついた汚れまでは取れないことが多いので、このようなフレキシブルの柄がついたブラシでこそぎ落とします。
ただし、ダクト内部にゴミを落としてしまうと今度は排水時のつまりの原因になりますので、ごみは極力ブラシに上手にからめとって取り出すようにしてください。
ダクト内部に詰まったゴミが落ちるのは良くはありませんが、ある程度は仕方なのない事です。
このダクト内にブラシを落としてしまうとドラムが正常に回転しない原因となるので、ダクト内に掃除用具を落とさないように細心の注意が必要です。
もし、ドラム内に掃除用のブラシを落としてしまった場合は直ぐに東芝の修理相談センターに電話して直ぐに修理依頼をしましょう。
上記のリンクは東芝ドラム式乾燥洗濯機のWeb出張修理申し込みフォームです。
こちらのリンクは、東芝のドラム式乾燥洗濯機の型番と『取り扱い説明書』ダウンロードリンクになります。
ダウンロードされた資料はPDF形式で、ダウンロードするとブラウザのダウンロードフォルダに保存されます。
他メーカーとの違い:パナソニックのドラム式洗濯機と比較
洗濯機の選択肢は多岐にわたり、特にドラム式洗濯機は人気があります。
中でも、東芝とパナソニックの製品は多くの消費者に支持されています。
この記事では、これら2社のドラム式洗濯機を比較し、それぞれの特長や違いについて詳しく解説します。
まず、東芝のドラム式洗濯機の特長を見てみましょう。
東芝の製品は、洗濯から乾燥までを一貫して行える「ザブーン」シリーズが有名で、このシリーズは、特に乾燥機能に力を入れており、洗濯物がしっかりと乾燥できる設計になっています。
乾燥フィルターの掃除が簡単で、フィルターが濡れることを防ぐ工夫がされています。
具体的には、フィルターの奥に水がたまることが少なく、スムーズな乾燥が可能で、フィルターの交換も容易で、使用者が手軽に行えるような設計になっています。
一方、パナソニックのドラム式洗濯機も高い評価を受けています。
特に、パナソニックは「ナノイー」技術を搭載した製品があり、これにより洗濯物の臭いを抑える効果があります。
この技術は、乾燥機能にも影響を与え、より清潔に洗濯物を仕上げることができますが、パナソニックの乾燥フィルターは、東芝の製品に比べて掃除が若干手間になることがあります。
フィルターの奥にほこりが溜まりやすく、定期的なフィルター掃除が必要で、これを怠ると、乾燥内部に水がたまり、フィルターが濡れる原因になります。
次に、使用感について比較してみましょう。
東芝のドラム式洗濯機は、静音設計が施されており、運転音が静かです。
夜間に洗濯を行う家庭にとっては大きな利点といえますし、洗濯物の量によって自動で運転モードを調整する機能もあり、効率的な洗濯が可能です。
このため、少量の洗濯物でも無駄なく乾燥できる点が評価されています。
対照的に、パナソニックの製品は、自動洗浄機能が搭載されている点が特徴で、洗濯機内部が常に清潔に保たれ、長期間使用することができます。
ただし、乾燥機能に関しては、東芝に比べて若干劣ると感じるユーザーもいます。
ドラム式洗濯機では乾燥フィルターが濡れることがあるため、使用者はフィルターの付け方に細心の注意を払う必要があります。
さらに、価格面でも両社には違いがあります。
東芝のドラム式洗濯機は、比較的手頃な価格帯で提供されており、コストパフォーマンスに優れています。
乾燥機能とフィルター掃除のしやすさを考慮すると、非常に魅力的な選択肢です。
一方、パナソニックの製品は、技術的な革新や機能が豊富であるため、価格が高めに設定されていることが多いです。
長期的に見れば、パナソニックの技術がもたらす利点は価格に見合ったものと言えるでしょう。
このように、東芝とパナソニックのドラム式洗濯機にはそれぞれ独自の特長と利点があります!乾燥フィルターの掃除や交換のしやすさを重視するのであれば、東芝の製品が適しています。
一方で、洗濯物の臭いを抑える技術や自動洗浄機能を重視するのであれば、パナソニックの製品が良い選択肢となるでしょう。
最終的な選択は、使用者のニーズやライフスタイルに応じて行うことが重要です。
どちらのメーカーも、高品質なドラム式洗濯機を提供しているため、満足度の高い商品を選ぶことができるでしょう。
物を落としてしまった時の対処法
乾燥ダクトに物を落としてしまった時の対処法は、まず冷静に状況を把握することから始まります。
ドラム式洗濯機を使用している場合、乾燥フィルターや乾燥ダクトの内部に物が落ちてしまうことは珍しくありません。
特に、東芝や日立の機種では、乾燥フィルターの奥に物が詰まると、乾燥効率が著しく低下し、水がたまる原因となります。
このような状況では、まず洗濯機の電源を切りましょう。
次に、乾燥フィルターを外し、目視で確認します。
フィルターに物が詰まっている場合は、丁寧に取り除きます。
この時、フィルターの奥にある汚れも忘れずに掃除することが重要です。
もし物が奥に落ちてしまっている場合、フィルターの奥を掃除するために、長いブラシを使用することをおすすめします。
ブラシを使うことで、手が届かない場所の汚れや詰まりを効果的に取り除くことができます。
また、乾燥ダクトの内部も確認する必要があり、ダクトに物が詰まっていると、水がたまる現象が発生することがあります。
そのため、ダクトを外して、内部を確認しましょう。
内部に物が詰まっている場合は、掃除機のノズルを使って吸引するか、専用の掃除道具を用いると良いです。
乾燥ダクトは湿気を排出する役割を果たしているため、目詰まりを放置すると、洗濯機の性能に悪影響を及ぼします。
掃除後は、必ずダクトを元に戻し、しっかりと接続されていることを確認しましょう。
もし、物が非常に奥に落ちてしまい、自力で取り除けない場合は、専門の修理業者に依頼することを検討してください。
専門家による点検や清掃は、手間を省くだけでなく、洗濯機の寿命を延ばす助けにもなります。
このように、乾燥ダクトに物を落としてしまった場合は、冷静に対処し、適切な方法で掃除を行うことが重要です。
定期的なメンテナンスを行うことで、今後のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。
東芝洗濯機の乾燥フィルターが濡れる理由!ザブーンダクト奥掃除解説まとめ
東芝洗濯機の乾燥フィルターが濡れる理由について、詳しくまとめます。
ザブーンシリーズのドラム式洗濯機を使用している方にとって、乾燥フィルターの管理は非常に重要です。
フィルターが濡れると、乾燥機能が低下し、洗濯物がうまく乾かなくなるため、注意が必要です。
乾燥フィルターが濡れる主な原因は、フィルターの奥に水分やほこりが溜まることで、洗濯機の使用中に、洗濯物から出る水分がフィルターを通過し、乾燥内部に残ることがあります。
この水分がフィルターの奥にたまり、結果としてフィルターが濡れるのです。
特に、ドラム式洗濯機はフィルターの構造上、奥の部分に水分が滞留しやすい傾向があります。
また、フィルター掃除が不十分だと、ほこりが溜まり、乾燥機能がさらに低下します。
定期的にフィルター掃除を行うことで、乾燥フィルターの奥に水がたまるリスクを減少させることができます。
通常、月に一度のフィルター掃除が推奨されていますが、使用頻度が高い場合は、より頻繁に行うことが望ましいです。
フィルターの交換も重要なポイントです。
劣化したフィルターは、性能が低下し、濡れる原因となります。
フィルター交換の目安は、半年から1年程度ですが、使用環境によっては早めの交換が必要になることもあります。
交換の際は、正しい付け方にも注意が必要で、フィルターがしっかりと取り付けられていないと、フィルターの奥に水が溜まりやすくなります。
さらに、乾燥機の設定も影響します。
高温での運転は水分を早く蒸発させますが、同時にフィルターへの負担も増大します。
逆に、低温での運転は時間がかかりますが、フィルターの濡れを防ぐことができ、洗濯物の量も関係しており、詰め込みすぎると水分がうまく排出されず、フィルターに負担がかかります。
他メーカー、特にパナソニックと比較すると、東芝のザブーンシリーズはフィルター掃除が容易で、使い勝手が良いと評判です。
パナソニックの製品も高性能ですが、フィルターの管理に手間がかかることが多いです。
フィルター掃除や交換の手軽さを重視する方には、東芝の洗濯機が適しているかもしれません。
結論として、東芝洗濯機の乾燥フィルターが濡れる理由は、フィルターの奥に水分やほこりが溜まることが大きな要因です。
定期的なフィルター掃除と適切なフィルター交換、正しい付け方を心がけることで、乾燥機能を最大限に活かすことができます。
今回は、東芝のドラム式乾燥洗濯機の機種ザブーンの乾燥フィルターが濡れて生乾きになる症状の改善方法についてお話ししました。
解説した通り、乾燥洗濯機全般に共通して言えることです。
乾燥器の乾燥フィルターをメーカーの指示道理にフィルターだけ定期的に掃除していれば、常に生乾きせずフィルターも濡れずに乾燥できると思うのは間違えです。
排気ダクトは乾燥フィルターの手前にあり、また排気ダクトは内部が蛇腹状になっているのでゴミも詰まりやすいです。
放置するとどんどんゴミがつまり、いずれはいくら乾燥フィルターを掃除しても、排気ダクトに埃が詰まって空気が内部に循環しない原因になります。
この排気ダクトに詰まった埃を取るには、内部に異物やごみを落とさないように細心の注意をしながら掃除機のフレキシブルホースでゴミを吸い取る必要があります。
ゴミの掃除には大型の掃除機よりも、充電式のマキタのハンディー掃除機が大変便利です。
掃除する時には、必ずコンセントの電源を切ってかつ水道の蛇口を締めるなど漏電の心配のないように注意して作業しましょう。
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