タラの芽が育ちすぎてしまったと感じている方も多いのではないでしょうか?春の訪れを告げるこの山菜は、天ぷらとしての美味しさが特に人気ですが、育ちすぎたタラの芽には注意が必要です。
大きくなりすぎたタラの芽は、味や食感が変わってしまうため、収穫のタイミングが重要で、タラの芽もどきと間違えてしまうこともあるため、その見極めも大切です。
また、タラの木の剪定は、秋に行うのが理想的で、この時期には樹木の成長が落ち着き、剪定によって来年の収穫に向けた健康的な新芽を育てることができます。
剪定の際は、トゲに注意しながら行う必要があります!正しい剪定を行うことで、タラの芽の栽培がより成功し、美味しい天ぷらを楽しむ準備が整います。
タラの芽の栽培方法や注意点を知っておくことも重要で、育ちすぎた場合の対処法や、収穫の最適な時期についての情報は、これからの時期に役立つことでしょう。
ここでは、タラの芽の美味しさを最大限に引き出すためのヒントや、栽培に関する具体的なアドバイスを動画とともにご紹介します。
タラの芽の魅力を存分に楽しむための情報をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
美味しい天ぷらを作るために、タラの芽の育ちすぎや剪定の時期について知識を深めることが、あなたの料理を一段と引き立てることでしょう。
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記事の要約とポイント
- タラの芽は育ちすぎると味が変わるため、適切な時期に収穫することが重要です。特に、天ぷらとして楽しむ際は、大きくなりすぎたものを避けるため、早めの収穫を心がけましょう。
- タラの芽と似た植物であるタラの芽もどきには注意が必要です。見た目が似ているため、間違えて収穫しないように、しっかりと見分け方を知っておくことが大切です。
- タラの木の剪定は秋に行うのが理想的です。適切な剪定を行うことで、来年の栽培に向けて健康的な新芽が育つ環境を整えられます。剪定の際は、トゲに注意しながら行いましょう。
- タラの芽の栽培には、育ちすぎを防ぐための管理が不可欠です。栽培中の注意点や、天ぷら用の美味しいタラの芽を育てるためのポイントを、動画などで確認しながら学ぶことが効果的です。
タラの芽が育ちすぎた場合の対策と注意点
タラの芽が育ちすぎて食べられるのかどうか、疑問に思う事ってありますよね?タラの芽の収穫時期は、4月までと言われています。
私の自宅のタラの芽の木は、既に葉が開き始めているものもあり、育ちすぎて収穫したタラの芽の根元には画像のようにトゲトゲが生えてきています。
タラの芽の木を栽培して苗を植えるのに適切な時期は、11月から12月までで、剪定は秋ごろに行うと良いと言われています。
実際に、栽培時期が過ぎて育ちすぎたタラの芽を収穫して天ぷらにして食べてみたので注意点は勿論、味や食感を報告します。
では、実際に収穫時期『4月』を過ぎて育ちすぎたタラの芽を収穫して、天ぷらにして食べてみます!
育ちすぎたタラの木の実際の画像や、天ぷらで調理する時の注意点【ポイント】を画像で詳しく食レポします。
タラの木はトゲが多い植物ですので、育ちすぎたタラの芽を収穫するときは、トゲでけがをしないように注意する必要があります。
また、タラの芽にはよく似たタラの芽もどきという植物が存在します。
タラの芽もどきは、実際に収穫してみると、ウルシだったり、ハリギリだったりコシアブラだったりという事もあります。
割と似ていて、上記のタラの芽もどきはどれも食べることが出来ます。
タラの芽と最も似た植物で、タラの芽もどきとして有名な『カラスザンショウ』があります。
カラスザンショウにはタラの芽にも似たとげがありますが、トゲがタラの木よりも短く、コブの上にとげが生えたような恰好をしています。
タラの木のトゲは長く細いので、よく見ると見分けがつきます。
タラの芽がおいしくて毎年必ず天ぷらにして食べたい!と考える方もいると思いますので、そんな方の為に、山形県産のタラの芽の冷凍食品を紹介します。
タラの芽が4月を過ぎて育ちすぎても実際に天ぷらにすればイケる!トゲトゲの茎の部分も全部美味しかった!
天ぷらにする時の注意点は、新芽よりは多少硬いので最初弱火でじっくり揚げて柔らかくして後は強火でカラッと揚げると美味しいです。
タラの木の芽の剪定時期や栽培時期は、苗を使うのが手っ取り早く11月から12月の間に行い、タラの芽の食べ頃のピークは今回の様に4月の頭が限界だった。
育ちすぎたタラの芽とタラの芽もどき
カラスザンショウ
ウルシ
ハリギリ
コシアブラ
フキノトウ
上記の植物は、育つ家庭でタラの木やタラの芽に似たような外見を持つことがあり、間違えやすいですが、生えている位置や特徴を見ると、育ちすぎたタラの芽とは異なります。
- 成長しすぎなタラの木を画像で解説!放置しても勝手に生えてくる生命力
- 育ちすぎたタラの芽を使った天ぷら調理の注意点とは
- タラの芽もどきと本物の見分け方
- タラの芽の栽培における剪定のポイントと注意点
- 育ちすぎたタラの芽の食レポ!実際に食べたら問題ないし美味しかった!
成長しすぎなタラの木を画像で解説!放置しても勝手に生えてくる生命力
まずは、私の自宅に生えているタラの木の芽の画像をご覧ください!
実際に、栽培しようと思って植えたタラの木の芽は数本ですが、以前に植えたものや勝手に生えてきたものなどで、剪定という場合ではなくなり切断してしまったタラの木の芽が沢山あります。
タラの木の芽は、画像のように日当たりが良く、水はけも良い場所に多く生えています。
育ちすぎたタラの芽は、かなりの高さまで伸びて、三脚を使っても収穫が難しい高さまで成長することも珍しくありません。
タラの木には、何度も解説している通り、トゲがたくさんあるので、三脚に上って収穫しようとしてトゲがささった反動で転倒!というリスクもゼロではありませんので、注意が必要です。
栽培というかほぼ放置していますが、毎年至る所に勝手に生えて、天ぷらにしても食べきれない程になってきました。
おいしいですが、ここまで育つと既に収穫が難しい状態です。
タラの木の芽は、山菜の王様と言われる程美味しい山菜ですが、何度も解説している通り、注意点もいくつか存在します。
画像で分かる通り、かなり大きく強力なとげが生えています!
このトゲは、ジーパンやズボンなども余裕で貫通する位鋭いトゲですので、もし選定を行うのであれば、皮手袋や厚着での作業は必須です。
倒れて引っ掛かった日には、傷だらけでえらいことになります。
トゲはかなり長く鋭く太いので、刺さると半端なく痛いですし、タラの木は柔軟性があり、かなりしなるので、他のツルに絡まってツルを切断した瞬間に反動でぶつかってくる!
と、いう事故も珍しくありません。
困ったことに、勝手に手すり付近に生えてしまったタラの木がありますので、カットしました。
ネット上では、カットしてもまた生えてくるとの情報もありますが、私の家のタラの木の様にカットすると立ち枯れを起こして再生しない木もあるようです。
恐らくですが、タラの木をカットすると日当たりが悪くなるので、その分成長・再生が遅れて枯れてしまうのだと思います。
ただ、タラの芽を取ったくらいでは枯れる事は無く、毎年永遠に美味しい山菜を提供してくれています。
本当なら危険ですし、邪魔なのでタラの木自体を引っこ抜きたいですが、実際にやってみると根は意外と深く、トゲもあるので人力で掘り返すのはとても難しいと感じました。
育ちすぎたタラの芽を使った天ぷら調理の注意点とは
育ちすぎたタラの芽を天ぷらにして美味しく食べるには?注意点と調理法について解説します。
育ちすぎたタラの芽を天ぷらをするには、天ぷら粉(なければ小麦粉と卵)が無ければ話になりませんので、溶き卵と小麦粉をタラの芽にからむ程度に水と混ぜます。
とりあえず天気が良いので、外でタラの木の芽の天ぷらを作る事にしました!
調理器具はバーナーでシェラカップに入れた油を加熱します。
料理は得意ではないですし、どちらかというと食べれれば問題ないと考えている方なので、私の調理方法はあまり参考になりませんので注意してください。
箸を漬けて、油がじゅわじゅわするくらいになったらタラの芽を入れます。
今回食べるタラの芽は収穫時期を過ぎた硬めと思われる食材ですので、初めは弱火~中火位で焦げ目がつかない程度に柔らかくなるまでじっくり揚げます。
タラの芽は水分をそれほど含んでいないので、油が跳ねることは殆どありませんが、油がハネて目に入らないように注意しましょう。
今回はやりませんが、カニを揚げる時は特に注意が必要です!
採れたばかりの沢蟹は、油の温度によっては本当に爆発します。
野外では、バーナーなどの調理器具が必要ですが、新たにキャンプ同区としてバーナーを購入するなら、オプティマスのマルチフューエルタイプをお勧めします。
オプティマスの製品は外観もかっこいいですし、何より灯油・ガソリン・ホワイトガソリン・軽油等、本来であればノズルの交換が必要な製品が多い中必要ないのが魅力です。
とにかくかっこよくて手間いらず!それがNova。
さて、調理を続けていきましょう。
シェラカップで天ぷらをするときの注意点は、食材が全て浸かりきらないので、裏と表をひっくり返しながらまんべんなく揚げるのが良いかと思います。
シェラカップは底が浅く、うっかりしていると直ぐに油の温度が上がって片面だけ焦げる事がよくあります。
シェラカップなら何でも構いませんが、どうせ購入するならスノーピークのようにシェラカップ内にメモリが付いた製品をお勧めします。