洗濯ビーズのデメリット!組合せや入れるタイミングと洗濯槽の汚れ

洗濯ビーズのデメリットは? 田舎暮らしを楽しむ
本来は人体に無害な成分だが、デメリットは形を変えると悪影響を及ぼす可能性がある

洗濯ビーズのデメリットは、吸水性ポリマーに使用されるアクリル系樹脂が、マイクロプラスチックとして体に影響を及ぼす可能性がある他、匂いがペットの体調に良くない場合があります。

洗濯ビーズを入れるタイミングにおいては、洗剤と一緒に指定量投入して洗濯すれば、特に問題ありません。

アロマジェルと柔軟剤の人気の組合せは、公式サイトが一番分かりやすいという身も蓋も無い話ですが、公式サイトに書かれている香りの組合せから、自分で好きな香りを調合すると最も確実です。

洗濯ビーズは洗濯槽の汚れを落とすものではありませんので、洗濯槽の汚れを取る事が出来ませんし、一部溶け残りが乾燥機の熱で固まり、排水異常を起こす可能性もゼロではありません。

基本的に、洗濯ビーズの成分は人体に無害な成分で作られていると書かれており、全ての成分の内訳を知る事が出来ませんでしたが、種類によっては人体に悪影響がある可能性も大きいです。

スポンサーリンク

洗濯ビーズのデメリット!組合せや入れるタイミングと洗濯槽の汚れポイント

  • 洗濯ビーズのデメリットは、含まれる成分が人やペットの健康に悪影響を及ぼす可能性がゼロとは言い切れない事。
  • 洗濯ビーズを入れるタイミングは、基本的に洗剤と一緒に最初に投入する。(洗剤や柔軟剤の投入口に入れない事)
  • 洗濯ビーズの組合せランキングでアロマジェルと柔軟剤の組合せは、公式サイトを参考に自分で試していくしかない。(好きな香りや強さは個人的主観による)
PR:このページではプロモーションを表示しています

洗濯ビーズのデメリットは?コスパ悪いし体に悪いってホント?

洗濯ビーズのデメリットは、成分によっては人やペットに悪影響を与える可能性があります。

香りづけ洗濯ビーズの成分を見ると、主に安定化剤と香料で構成されていますが、安定化剤には様々な成分が入っており、その様々な成分が一括りに安定化剤としてまとめて記述されています。

洗濯ビーズはコストが高い?
値段は基本1000円以上と決して安いものではない

安定化剤の主な成分は、エチルアルコール・ビタミンE・クエン酸・プロピレングリコール(PG)・塩化カルシウム・水添ヒマシ油で構成されている事が多く、中には私たちがサプリメントとして摂取しているビタミンEや、クエン酸、ヒマシ油等人体に無害な成分の他、最近ではベープ(電子タバコ)の液体にも含まれているプロピレングリコール(PG)が含まれています。

電子タバコのPGは煙を出す目的で使用されていますが、眼科領域ではコンタクトレンズの洗浄液として使われることもあります。

触ったことのある方なら分かりますが、とてもヌルヌルして油のような成分ですが、人体には無害です。

洗濯ビーズに含まれる安定化剤は、主に消臭成分や香り成分を効果的に保持し、品質を安定させる役割を担っています。

さて、これらの成分は基本的に無害ではありますが、エチルアルコールは飲用として使用されるアルコールと、そうでないアルコールに分ける事が出来ます。

私たちが普段酒類として飲んでいるアルコールには、メタノールは含まれていませんが、洗濯用ビーズにはメタノールが含まれている可能性もゼロではないので、注意する必要があります。

メタノールは主に工業用のアルコールで、別名メチルアルコールと呼ばれることもありますが、これが人体には非常に有毒です。

メタノールは体内で代謝されると、ギ酸という毒性物質に変化し、ギ酸は視神経や中枢神経に深刻な障害を引き起こし、視力障害や意識障害などの症状を引き起こします。

メチル化された化合物は、肝臓でも分解されにくく、肝臓に負荷をかけて肝機能障害を起こす可能性も否定できません。

無害なポリプロピレングリコールPGも、300℃近い熱を加えると炭化する性質を持っています。

基本的に水で洗い流すので、これらの成分は流されてしまうので、それほど重篤な症状が出るとは限りませんが、子供やペットが誤って食べてしまうと、万が一メタノールが含まれていた場合は、最悪視力障碍などを起こす可能性があるので注意が必要です。

私は洗濯ビーズの香りは嫌いではありませんが、コスパ面で考えると一本1000円以上する製品が殆どなので、雨季で生乾きの臭いが気になる場合や、余程汗臭くなったり汚れたりした場合を除いては、洗濯ビーズを使わなくても良いかなと考えています。

正直、日常で使用するにはコスパ悪いなーと感じてしまいますw

香りづけビーズであるアロマジェルは、香りが長くとどまり12週間連続で持続などのキャッチコピーもよく見かけますが、このように成分には香りを閉じ込める揮発しにくい成分と一緒に配合されているので、香りが長くとどまるのです。

アロマジェルについてはレノアの公式サイトがとても分かりやすいですが、続いては、レノアのサイトに書かれている一般向けの内容を補足して、アロマジェルの効果について解説したいと思います。

レノア アロマジュエル パステルフローラル&ブロッサムの香り
レノア アロマジュエル パステルフローラル&ブロッサムの香り

レノア公式サイトを確認すると、”柔軟剤に比べて超吸水力だからドライヤー時間短縮”というキャッチコピーで宣伝している事が分かりますが、この吸水力について補足したいと思います。

吸水性を保つためには、SAPと呼ばれる吸水性ポリマーが使われることが多いです。

これは、赤ちゃんの紙おむつや、猫のペットシートが良い代表例ですが、吸水性ポリマーを使用すると、自身の約1000倍以上の液体を吸収出来ると言われています。

吸水性ポリマーは、一般的な用途としてはペットのトイレシートや、赤ちゃんのおむつが代表的で、吸水性ポリマーは熱を加えても人体に無害な二酸化炭素や水などに分解されますが、使用状況や吸水性ポリマーの種類によっては、一部炭化して洗濯機にこびりつく事もあるかもしれません。

吸水性ポリマーは熱に比較的強い素材で、吸水する一方熱を加えて乾燥させることで脱水され、吸水機能が復活するので、この吸水性ポリマーが含まれたタオルは、通常の洗剤よりも吸水性が高くなります。

吸水性ポリマーと一口に言っても、主な種類は三種類あり、『天然吸水性ポリマー』『アクリル系』『セルロース系』の吸水性ポリマーが代表的で、このうちアクリル系は石油由来の吸水性ポリマーなので、近年話題になっているマイクロプラスチックが人体に悪影響を及ぼす可能性があります。

調べても外箱やボトルに、どの種類の吸水性ポリマーが使われているかまでは特定できませんでしたが、マイクロプラスチックを体内に吸い込むと、体に悪影響を及ぼす可能性があるそうです。

影響については研究段階の様ですが、一般的に言われている事は、ホルモンバランスを崩したり、消化器系の細菌に悪影響を及ぼしたり、血液に乗って各部に炎症を起こす可能性があるそうです。

上記の解説の通り、基本的に人体には無害と言われている吸水性ポリマーでも、形を変えて人体に取り込まれると、悪影響を及ぼす可能性があると言われているので、化学物質に敏感な方は、アロマジェルはあまりお勧めできないかもしれません。

悪影響を及ぼすのは吸水性ポリマーだけではありません。

吸水性ポリマーは、液体を吸収して保湿等の目的で使用されますが、逆を言えばこの吸水性が仇となって、体に悪い物質を長期間取り込む原因になるかもしれません。

すこし洗濯から話がそれますが、吸水性ポリマーは福島第一原発の放射性汚染水の回収にも活躍していますが、吸水性ポリマーで吸収された汚染水は体内に取り込まれると、長期間放射線の影響を与える可能性も示唆されています。

洗濯ビーズ組合せランキング!アロマジェルと柔軟剤の人気の組合せ

洗濯ビーズは、衣類の香り付けが主な役割なので、洗濯ビーズを入れて洗濯しても、汚れを落とす事が目的ではありませんので汚れは落ちません。

柔軟剤との組み合わせは?
公式サイトを参考にして、自分に合う香りを探そう

洗濯ビーズはアロマジェル等と呼ばれることもあります。(アロマジェルも洗濯ビーズも同じ商品です)

アロマジェルと柔軟剤は組み合わせて使用する事も出来ますが、柔軟剤にはデフォルトで香りのついているものがあると、アロマジェルの香りと競合してしまうので、アロマジェルと組み合わせる時は、柔軟剤は無香タイプを選ぶのが基本です。

洗剤もそうですが、匂いがついているものを選ぶとアロマジェルの強い香りと競合してしまうので、アロマジェル以外はなるべく無香タイプの洗剤と柔軟剤を選びましょう。

下記に、レノアの代表的な洗濯ビーズと柔軟剤の組み合わせについてセット品を載せておきますので、参考にされると良いでしょう。

単品で購入するよりもセットでの購入がお買い得です。

洗濯ビーズを入れるタイミングとどこに入れる?使い方を解説!

最近の洗濯機は様々な投入口があって洗剤ビーズを何処に入れるか迷ってしまう方もいるかもしれませんので、洗濯ビーズを入れるタイミングと、どこに入れるか?使い方を解説します。

洗濯ビーズを乾燥フィルターに入れると故障する
故障する可能性が高いのが乾燥フィルター内部の洗濯ビーズ

洗濯ビーズは、洗濯機の衣類と一緒に直接投入します!洗剤や柔軟剤の入り口には絶対に入れないでください。最悪詰まって故障する可能性もあります。

入れるタイミングは基本的に洗剤と一緒で問題なく、我が家も洗剤と一緒に入れていますが特に不具合はありません。

我が家はドラム式乾燥洗濯機を使っていますが、洗剤と柔軟剤を入れて更にビーズ入れるのはかなりコスパが悪いので、前述した通り、基本的にはかなり汚れた時や、梅雨で服が生乾きの可能性がある時に積極的に使用するようにしています。

洗濯ビーズに含まれるジェルの中には、エチルアルコールやメタノールが含まれる可能性があるので、洗剤と一緒に入れる事で、より高い殺菌能力を発揮します。

梅雨の洗濯物の生乾きは、雑菌の繁殖によるものなので、アルコール類が雑菌を殺菌してくれます。

ただし、くれぐれも注意して欲しいのが、アルコール類と言っても、含まれているがメチルアルコールかどうかは判断がつかないので、アロマジェル(洗濯ビーズ)は子供やペットが舐めたりしない場所に保管するように気をつけましょう。

汚れた洗濯機は、ハイターを使うと殺菌と漂白が同時に行う事が出来ます。

ハイターを使った層洗浄の方法について、記事にまとめましたので、よろしければこちらもご覧ください。

洗濯機にハイターを一本丸ごと入れて綺麗に殺菌・漂白しながら層洗浄!全洗濯機共通の日常のお手入れ方法

洗濯ビーズで洗濯機が汚れる?冬は溶けないし溶け残りはどうする?

洗濯ビーズの種類にもよりますが、洗濯ビーズで洗濯機が汚れる可能性もゼロではありません。

先に解説した通り、アクリル系の洗濯ビーズに関しては、高温で溶けたりする可能性もゼロではないので、乾燥時に固まりがドラム内に残っていると、炭化してこびりつく可能性もあります。

洗剤と柔軟剤投入口
洗剤と柔軟剤投入口に洗濯ビーズを入れると内部で固まる可能性がある

冬は温度が低下するので、保湿目的で洗濯ビーズ内に使われている油脂類やPGが固まり、通常の水温ではなかなか溶けずに固まる可能性もゼロではありません。

私の住んでいる場所は、静岡でもかなり寒い場所で、冬はマイナス8度になる事もあり、気温が低いときに洗濯ビーズを使用しても、今まで問題になる事は特にありませんでした。

溶け残りは仕方ないので、少し温めたお湯で流せば徐々に固まりが分解されていきますが、大きな塊の場合は高圧洗浄機などを使用しないと溶け切らない場合もあるかもしれません。

試に洗濯ビーズを一つ手に取って、触ってみたり、水に塗らしてすりつぶしてみましたが、かなり硬くなかなか溶けださないので、冬に溶けにくいという事実にも頷けます。

因みにたった一粒の洗濯ビーズでも、手についた匂いが1日経っても落ちませんでした。

洗濯ビーズのデメリット!組合せや入れるタイミングと洗濯槽の汚れまとめ

洗濯ビーズのデメリットは、コスパが悪く体に悪い可能性がある事です。

基本的に洗剤や柔軟剤は、香りが元々調合されている製品が多いので、別途無香料の製品を選び、自分で好きな香りを選ぶと手間も時間もかかります。

洗濯ビーズ(アロマジェル)も、一本が千円以上と決して安くはないので、これに洗剤と柔軟剤が加わり、水道代・乾燥機を使用すると、一回当たりの洗濯コストもかなりかさみ、毎回使うには洗濯コストが大きくなりがちです。

洗濯ビーズが体に悪影響を及ぼす原因についても解説しました。

洗濯ビーズには、洗濯物を殺菌する目的や、薬剤を安定的に保つために、アルコール類が含まれている事がありますが、このアルコール類が何のアルコールかは明確には記載されておらず、メチルアルコールの場合は、人やペットに重篤な肝機能障害や視力障碍を起こす可能性があります。

他にも、吸水性ポリマーには、アクリル系という石油由来の給水ポリマーがありますが、この吸水ポリマーが、マイクロプラスチックの役割を果たし、血流にのった給水ポリマーが、各部に炎症を引き起こす可能性もあります。

洗濯ビーズを直接飲み込んだ場合、その影響は未知数ですが、洗濯した後の洗濯ビーズが直ぐに人体へ悪影響を起こす事は稀だと思われます。

但し、ペットの場合は、柔軟剤のきつい匂いが原因で、体調を崩す場合はあるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました