我が家では家族がクレーンゲームが好きでたまに遊んで帰りますが、クレーンゲームのおもちゃはかなりコストを抑えた作りになっているなと感じる事が良くあります。
特に電子機器を使用したものはその傾向が顕著であると感じ、実際に取ったおもちゃも構造上の仕組みから接点不良を起こしやすく、修理が必要な場合もあります。
ぬいぐるみなどは動かないので良いですが、動作不良を起こしやすい電池を使ったクレーンゲームのおもちゃの不良品修理について解説します。
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クレーンゲームのおもちゃが壊れた!不良品の動かないおもちゃを修理ポイント
- クレーンゲームはかなりコストを抑えているので、構造がシンプルで故障しやすいデメリットもあるが、分解や修理が容易であるというメリットもある。
- クレーンゲームで壊れにくいおもちゃの代表はぬいぐるみだが、キーホルダーのようなおもちゃもプラスチックの固まりなので故障しにくい。
- 特に壊れやすいクレーンゲームのおもちゃが、電池を使用した電子機器類。一部安全装置が無い危険な商品も。
クレーンゲームの壊れた不良品のおもちゃを分解してみた
かみ合わせがわるく、スイッチを押してもなかなか点灯しないクレーンゲームで取った壊れたカメラのおもちゃを分解してみました。
![クレーンゲームの壊れたおもちゃ](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/03/ufo-catcher-camera-1024x768.webp)
見るからにシンプルな構造ですね。カメラレンズ越しの内部にLEDが見えます!
おもちゃ自体もめちゃくちゃ軽く、全く重量感がありませんでした。
![カメラのおもちゃの蓋を外した所](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/03/ufo-catcher-parts-1024x768.webp)
とりあえず、つなぎ目にマイナスドライバーを突っ込んで蓋を開けてみます。
蓋を開ける時に一か所に集中してドライバーでこじると、蓋と本体の接合用のプラスチックの突起が折れてしまうので、まんべんなく力をかけながら慎重に外します。
ゲームセンターのおもちゃは殆どがつなぎ目の接続にプラスチックの柱を使用して接合しており、接着剤などもありませんので簡単に外れます。
中を見て更におどろき!あまりにシンプルすぎる構造です!
![カメラのレンズとLED](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/03/ufo-catcher-camera-case-1024x768.webp)
カメラのLED懐中電灯の基本構造です。
このカメラのLEDライトは単色ではなく、様々な色が発光するタイプでしたので、中で何らかの制御が行われているのかとおもいましたが、LED単体で動作するようです。
![分解してLEDと電池をむき出しに](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/03/ufo-catcher-led-1024x768.webp)
マイナス極の板ばねが見えますが、この板バネをLEDの足に直接当てる事で点灯させているようです。
ボタン電池三つの直接ドライブです!まぁ、LEDに影響はないですが電流制御抵抗はく強引な点灯方法ですww
点灯不良の原因は実にシンプルで、LEDのプラス極の端子が沈み過ぎて本来スイッチをスライドさせると板バネがさがって端子と接触するはずが、端子がズレてしまい接触していない事が原因でした。
LEDの端子を板バネと接触するまで戻して無事に修理完了!スイッチONで点灯しました。
クレーンゲームで壊れにくいおもちゃはあるのか?
原価がとても安いクレーンゲームやゲームセンターの景品ですので、壊れにくいとか壊れやすいまたは不良品などを考えてもしかたのない事です。
レシートが出るわけでもないですし、取ったその場で確認するならともかく、どこで取ったかもわからないクレーンゲームの不良品にクレーム入れるのは困難でしょう。
クレーンゲームは取るまでの過程を楽しみにして、取った景品に関しては期待しない方がよいと思います。
しいて言うならば、まだぬいぐるみやキーホルダーの方が取った後の故障を考えずに済むと思います。
クレーンゲームでは不良品以前に危険なおもちゃも存在する!
クレーンゲームは不良品・壊れにくい・壊れやすい以前に割と危険な商品も存在します。
クレーンゲームで取ると危ない商品について解説します。
以前は、ゲームセンターのクレーンゲームやガチャガチャでガスライター・レーザーポインター・火薬を使用した危険なおもちゃが普通に販売されていました。
レーザーポインターは野球選手の目に当てたり、子供同士が遊んで目に入れて失明するという事件も発生しました。
商品が一か所に集めたライターや火薬類のおもちゃは、何らかの原因で発火すれば大事故につながりかねませんし、子供が遊ぶには危険で不適切なので直ぐに廃止されました。
しかし、いまだに危険な商品はゲームセンターに存在します。
電池を使ったクレーンゲーム商品にはLEDを光らせるだけのボタン電池や、他にも大型のラジコン等は内部にリチウムイオン電池を使用しています。
このリチウムが曲者で、内部には中華性のメーカー不明の18650電池を使用していますが、この電池には本来保護回路が内蔵されています。
使いっぱなしで充電機能の無いリチウムイオン電池は、過充電・過放電保護が無いので過放電によって発火する危険性があります。
この場合、交換できるようであれば古いリチウムイオン電池は処分して、保護回路が内蔵されたリチウムイオン電池を使用しましょう。
最近の有名な電池事故では、マキタ互換バッテリー『充電式の電動工具の事』が発火してYoutuberの事務所が全焼したという事故がありました。
それほどリチウムイオン電池の危険は身近に潜んでいるので、おもちゃだからこそ注意が必要なのです。
クレーンゲームのおもちゃが壊れた!不良品の動かないおもちゃを修理まとめ
クレーンゲームのおもちゃは原価が安いので、壊れやすい商品が多いですが、構造がシンプルな為修理がしやすくもあります。
クレーンゲームで不良品や壊れたりするケースが多いのが、断トツで電池を使った景品です。
電池は構造に機械部分があったり電池の接触不良だったりしてまともに動作しない不良品が混じっている事もありますが、原価の安い景品ですので、取るまでの過程を楽しみ景品にはあまり期待しないようにしましょう。
クレーンゲームでとった景品の電池交換や接触不良で分解する時は、ネジなどで固定されている事は殆どなく、つなぎ目はプラスチックのかみ合わせだけで接合されています。
景品のつなぎ目にマイナスドライバーを差し込んでまんべんなく力を加えながら開けていけばケースを壊す事無く分解する事が可能です。(どの商品も接着剤で固定されているのを見たことがありません)
接触不良の原因は、端子がズレてしまっているケースが多いので、一度手動で接点を確認してそれでも点灯しないようなら電池交換が必要です。
電池も同サイズの電池であればなんでも良く、100円で入手したボタン電池で十分動作するでしょう。
ゲームセンターの景品の危険性についてですが、昔はレーザーポインターやライター、火薬をつかったおもちゃなど、子供にはふさわしくないものが販売されていましたが、現在では規制されたようです。
しかし、電池に関する商品は内部にリチウムイオン電池を使用していた場合、コストを抑えたクレーンゲームの景品では保護回路迄ついて居る事は無く、発火の危険もあるので注意が必要です。
最後に静岡県のおすすめのゲームセンターをまとめたNavitimeをみつけましたので、静岡県のゲームセンターで遊んでみたい方は参考までに。
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