アウトドアでの快適さを追求するなら、カセットガス式ポータブル給湯器の自作が鍵です!自然の中で過ごす際に便利なのが温水シャワー。
キャンプやバーベキューの後、冷えた体を温めるためのアイテムとして、ポータブル給湯器は欠かせませんが、市販の製品は高価で手に入りにくいことも多いのが現実です。
そこで、この記事では、モリタ工業*gb-010やkampa・ポータブル温水器iiiの特徴を活かし、アウトドア用ポータブル給湯器を自作する方法をご紹介します。
自作の魅力は、コストを抑えつつ、自分のニーズに合わせた給湯器を作れることで、灯油やガスを利用することで、手軽に温水を得ることができ、快適なシャワータイムを実現します。
さあ、あなたも自分だけのカセットガス式ポータブル給湯器を手に入れて、アウトドアライフをさらに充実させましょう。
これからご紹介する方法を参考に、温水シャワーを楽しむための準備を始めてみてください!自作の楽しさと、完成した時の達成感を味わえること間違いなしです。
あなたのアウトドア体験が、さらに素晴らしいものになることを願っています。
ガスコンロとガス器具、ガスの元栓との接続は可能ですが、無資格の場合、オレンジのガスホースを使ったガス器具を屋内で使用する事は出来ませんのでご注意ください。
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記事の要約とポイント
- カセットガス式ポータブル給湯器を自作することで、コストを抑えつつ、あなたのニーズにぴったり合った給湯器を手に入れることができます。自分だけの温水シャワーを作る楽しさを体験しましょう。
- 製品化されているアウトドア用ポータブル給湯器iii・モリタ工業*gb-010・kampaのポータブル温水器について特徴を解説します。
- 自作の給湯器では、ガスや灯油を利用することができ、効率的に温水を得ることが可能です。
- 自作する際の具体的な手順や注意点を詳しく解説します。安全に使用するためのポイントを押さえ、失敗なくカセットガス式ポータブル給湯器を作り上げましょう。
給湯器でカセットガス式ポータブル給湯器を自作!DIYのコツを解説
アウトドア給湯器を自作して、キャンプ・アウトドアで使えたら、川の水やキャンプサイトに設置されている水道を利用して、温水シャワーを浴びる事が出来ます。
家庭用に設置されている、瞬間湯沸かし器である給湯器を使用し、アウトドア用のOD缶・CB缶と接続する事で、温水シャワーを簡易的に設置可能です。
アウトドア給湯器の自作は、法律上屋内ではオレンジのガスホースを使用して使うことは出来ませんが、屋外ではその限りではありませんので、DIYで自由に自作出来ます。
本記事では、給湯器をDIYでガス缶と接続して、アウトドアで使える温水シャワーを自作する方法について解説します。
他にも、アウトドア給湯器を自作するに当たり、DIYで古い給湯器・ガスホースを取り外す方法についても画像付きで解説していますので、最後までご覧ください。
本記事のアウトドア給湯器の自作・DIYは、LPG【液化石油ガス】を対象にしています。
その為、都市ガス様に設置されている給湯器・瞬間湯沸かし器を、アウトドア給湯器としてDIYすることは出来ませんのでご注意ください。
古い給湯器を使い、アウトドア用の温水シャワーを自作する方法と、DIYのコツについて解説します。
このアウトドア給湯器は、キャンプサイトで水道菅と接続すれば、冬場に簡易的な温水シャワーとして利用できるので、食器洗いにも重宝します。
しかし、扱うものがガスという性質上、DIYには様々な注意点が必要です。
一番怖いのがガス漏れですが、間違えて都市ガス用の給湯器をLGPガスに接続する事も、燃調不良の原因になり危険です。
その為、法律では無免許で自作・DIYしたアウトドア給湯器を屋内で使用する事は禁止されています。
以降では、古い給湯器をアウトドアで温水シャワーとして自作する方法の他に、古い給湯器の取り外し方や、アウトドア給湯器のDIYに必要な材料も紹介します。
アウトドア給湯器に使うガスホースとガス器具は自分でDIYする事は可能だが、無資格の場合、法律上屋内で使用する事が出来ないので注意が必要。
ガスホースには都市ガス用とプロパンガス用があり、今回の記事で解説しているのは、オレンジ色のプロパンガスホース。
ガスホースを寿命で交換する場合、ガスコンロや瞬間湯沸かし器に関わらず、ホースの規格は同じでオレンジ色がプロパンガスホース。
アウトドア用温水シャワーを自作して川から水を引く場合、別途ポンプやフィルターが必要になる。
DIYで給湯器をアウトドア用の温水シャワーに改造!
屋内使用禁止
オレンジホース
LPGガス給湯器
冒頭で解説した通り、屋内でDIYで自作したアウトドア給湯器を温水シャワーとして使うことは禁止です!
また、今回のDIYで使用するガス給湯器はLPGガスを使用し、接続するホースはオレンジ色です。
- プロパンガスホースの付け方は?ガスコンロに簡単に取り付け可能
- オレンジのプロパンガスホースを自分でカットする時に必要な工具は?
- 灯油式ポータブル給湯器で温水シャワーを自作する事のデメリット
- 市販比較!モリタ工業GB-010/kampa/アウトドア用ポータブル給湯器iii
プロパンガスホースの付け方は?ガスコンロに簡単に取り付け可能
以下の施工方法は、あくまで、古い給湯器でアウトドア用の温水シャワーを自作することが前提のDIYについて解説しています。
その為、以下のDIYを試して自宅屋内で使用しないように注意してください。
プロパンガスとプロパンガス器具に、ホースの付け方は手順を追ってガス漏れを起こさないように丁寧に配管すれば、自分でもDIY可能です。
無資格者がガスホースを用いてガス器具を使用する場合、施工したガス器具を屋内使用する事は出来ないのでご注意ください。
今回、温水シャワーのDIYに使用したプロパンガス用のホースはダンロップLPガス用ゴム管を使用しています。

まずは、プロパンガスレギュレーターとプロパンガスホースに繋いだ、アウトドア給湯器の接続全景をご覧ください。
何となく、必要な部品がご理解頂けたと思いますが、一応必要な部品リストを載せておきます。
アウトドア給湯器自作のポイントは、上記一枚の画像に集約されていると言っても過言ではありません。
他に必要な配管類はありますが、最も重要なのは、ガスホースとアウトドア給湯器の接続、CB・OD缶を接続可能なレギュレーターの接続です。
アウトドア用のガス缶を利用できるレギュレーターを使用しているからこそ、野外で温水シャワーが使用できるのです。
右の少し灰色の継ぎ手は、水道水の入り口ですが、この部分にはワンタッチジョイントを繋げて、散水ホースと接続しても良いかもしれません。
No | 部品名 | 数量 |
1 | G1/2ガスジョイント | 1 |
2 | ホースバンド | 2 |
3 | プロパンガスホース | 1 |
4 | ワンタッチ継ぎ手 | 1 |
5 | レギュレーター | 1 |
この中で最も優先度が高く、入手が難しいのがG1/2のプロパンガス用のホースジョイントです。
ガスのレギュレーターは、様々なものがありますが、一例として以下のようなOD・CB両方使えるものものもあります。
OD・CB両方使えるものもありますよ!

基本的にプロパンガスの接続部分の規格は、どのガス器具も同じです。
その為、今回は手短に用意が出来た瞬間湯沸かし器のプロパンガスホース取り付け方法について解説します。
尚、プロパンガスは専用のガス器具が存在し、プロパンガス器具と都市ガス器具では全く異なりますので、間違えてプロパンガス用の器具に都市ガスを接続したり、逆に都市ガス用の器具にプロパンガスを接続する事の無いように注意してください。
見分け方に関しては、どのガス器具にも必ずLPG・都市ガスのどちらかが記載されています。
今回、瞬間湯沸かし器を改造するに当たり、どんな給湯器を選んでいいか分からない場合は、私と同型メーカーの、リンナイ小型湯沸かし器五号タイプRUS-V51YTB-SL-LPを購入してください。
今回、自作に使うアウトドア給湯器は、冒頭でも解説した通りLPGガスです。
間違えて都市ガスのものをLPGに接続しないように注意しましょう!
間違えて使用ガスの異なる給湯器を接続した場合、異常燃焼や燃調がおかしくなり、正常に温水シャワーが出ない可能性があります。


同じ商品が現在販売していないので、別途使える商品を探したところ、下記のボールバルブ付きの商品で問題なさそうです。
最も重要で、一番接続が難しい部分ですので、ガス漏れの無いようにしっかり接続を行ってください。
今回は、取り外したジョイントを写真撮影用に簡易的にそのまま流用していますが、本来シールテープは、一度ジョイントを外したらシールテープを新しく巻きなおす必要があります。
シールテープを巻く前に、この後紹介するヘルメチックを先に塗布し、その上にシールテープを左巻きに6回程度巻きつけ、その上にヘルメチックを塗り付け、モンキーレンチで締め付けます。
締め付けを行った後は、ガス漏れが無いか簡易的に水で薄めた洗剤を塗って泡が出てこないか確認します。
ガス器具を使用する場合は、屋外でも出来るだけ火災報知器を取り付けて安全に配慮しましょう!火災報知器の新規取付に関する記事はこちらで紹介しています↓

レギュレーターの画像をご覧ください。
このレギュレーターはとても便利で、OD缶とCB缶を接続することが出来ます。
今はそれぞれ異なる接続口を取り付けていますが、同じアタッチメントが二個付属しているので、OD缶のみ、CB缶のみでアウトドア給湯器として温水シャワーを使うことが出来ます。
アウトドアで給湯器を使用する場合、ガスが無くなってくるとキャンプ用のOD缶は入手が難しい場合があります。
しかし、CB缶のものは最近ではコンビニは勿論、小規模な個人商店やスーパーにも置いてある事がありますがあり、入手が容易というメリットがあります。
ただし、自作したアウトドア給湯器を、冬場に温水シャワーを使用する場合は注意点があり、CB缶もOD缶もプロパンガスがメインのものを使用してください。
ブタン・イソブタン・ノルマルブタンは、気化しにくくアウトドアで冬場の外気では燃調不良を起こす原因となります。
ゴム管には、ワンタッチジョイントのついたものを購入すると、ガスとホースの接続を片手で行う事が出来るので、とても便利でおすすめです。

レギュレーターとプロパンガスホースの接続は、様々な方法がありますが、出来るだけ家庭と似たようなガスホースの接続方法にしました。
今回は、ワンタッチ継ぎ手で直ぐに自分でガスホースを取り付け・取り外し出来るようにしていますが、施工方法よっては、ガスホースとホースバンドだけでガスの元栓と接続されている事もあります。
先のレギュレーターはOD/CB缶いずれか一缶しか接続できませんでしたが、以下のタイプは三つのCB缶を連続して取り付けることが出来ます。
ガスを野外で大量に消費する時に便利ですね!これなら、お風呂用途にも使えそうです。

グレーの塩ビ管は、水道水の入り口で、今回はVP13用のTSバルブソケットを取り付けた上で、VP13の塩ビ管を取り付けています。
屋外で、アウトドア給湯器として簡易的に利用する場合は、水道用のワンタッチ継ぎ手を付けて、直ぐに取り付け・取り外しで出来るようにするととても便利です。
ワンタッチ継ぎ手で水道の散水ホースと接続する場合は、エスロンは必要ありませんが、シールテープでテーパーネジの部分をシールする事は必須です。
水道配管に関する具体的な施工方法に関しては、下記の記事で詳しく解説していますので、VP管を使って配管に興味のある方は参考になります。
オレンジのプロパンガスホースを自分でカットする時に必要な工具は?
プロパンガスのホースは、オレンジ色で決まっているので、取り付け時に間違えたホースを選択しないように注意しましょう。
何度も注意しますが、今回アウトドア給湯器として自作に使用しているのは、LPGを対象としたガス器具が前提です。
プロパンガス【LPG:液化石油ガス】のホースはオレンジ色です。
ガスホースは、色によって対応するガスが異なるので、もしオレンジ色のホース以外を使っていたら、本当に今回取り外す給湯器はLPGかもう一度、本体や材料を確認しましょう。
オレンジのプロパンガスホースをガス器具に接続する時に必要な材料や工具類を紹介します。

DIYで、ガスホースだけを取り外しするなら、基本的に何の工具も必要ありません。
ガス器具にガスホースを取り付ける時には、それなりの工具と材料が必要になってきますので、必要な工具と材料について解説します。
今回のDIYでは、塩ビ管をカットしますが、径が細いVP菅はのこぎりでカットするよりも、塩ビカッターを使用した方が、断然きれいで効率的です。
以下のLIRATONのエンビカッタは、大口径の42mmまで対応できます。

左から順番に解説すると、赤色の工具は塩ビ管をカットする時に使う塩ビカッターですが、先ほどの解説した様に、ワンタッチ継ぎ手を使って水道ホースと接続すなら必要ありません。
次に、真ん中の工具が塩ビ管をカットする時に使用するノコギリですが、VP13の細い塩ビ管をカットするなら、ノコギリよりも塩ビ管カッターの方が作業性が良いです。
最後に、右側の緑色の工具が、ウォーターポンププライヤーで、狭い部分のネジ締めに重宝します。
ウォーターポンププライヤーは今回、ガスのジョイントや水道のワンタッチ継ぎ手やTSソケットをねじ込む時に必須の工具です。(手締めだけNG)

ヘルメチックは水道の配管を接続する時は、サルボ(持ち出しソケット)やTSソケット等がぐらついた時にしか使いませんが、ガス器具の接続においてヘルメチックはガス漏れを防止する為、必須の接着剤です。
左のエスロンは、塩ビ管の施工でおなじみの接着剤です。
重要な事なので、もう一度ポイントまとめますが、ガス器具のジョイントを接続する時に、シールテープはヘルメチックとサンドイッチされるような状態で塗り付ける事が重要です。
つまり、ガス器具のオス側にヘルメチックを塗り、その上にシールテープを5回ほど巻いて、更にその上にヘルメチックを塗り付けてジョイントを締め付ける事で完全にガス漏れを防止できます。
最後にガス施工のプロは、ガス検知機を使って施工後のガス漏れをチェックします。
一般家庭には、ガス漏れを検知するプロが使う工具は無いので、洗剤を水で薄めたものをガス器具の配管回りに塗り付けて気泡が出ないか確認する事で、ガス漏れをチェックできます。
気泡が立つようなら、しっかりとシール出来ていないので、最初から配管をやり直しましょう。

この部品は、水道とガスを接続するために最低限必要な部品で、TSバルブソケットとVP13の塩ビ管に、シールテープ、G1/2のプロパンガス用ジョイントです。
G1/2のプロパンガス用ジョイントは、一度取り付けたらホースを取り外す時に、このジョイントの方を外す事は無いので、ホースバンドで固定されたホースを取り外すようにしましょう。
ガス器具という性質上、何度もネジを緩めたり閉めたりしていると、何れ緩くなってくるので、ガスホースはホースバンドを外して抜くようにしましょう。
それが面倒であれば、ワンタッチ継ぎ手で直ぐに取り付け・取り外しが出来るように成功すると作業性が良く便利です。
灯油式ポータブル給湯器で温水シャワーを自作する事のデメリット
灯油式ポータブル給湯器を自作することには、いくつかのデメリットが存在します。
まず、灯油を使用する場合、取り扱いの難しさが挙げられます。
灯油は引火性があるため、取り扱いには十分な注意が必要で、キャンプ場などの限られたスペースで使用する場合、漏れや事故のリスクが高まります。
これに対して、カセットガス式ポータブル給湯器は、ガスボンベを使用するため、取り扱いが比較的簡単です。
次に、灯油式のポータブル給湯器は、給湯器自体の設計が複雑になることがあります。
特に、燃焼効率を高めるための部品や、煙突の設置などが必要になる場合があり、これが自作のハードルを上げる要因となります。
市販の製品では、これらの設計がすでに最適化されているため、自作する場合に比べて手間が省けます。
アウトドア用ポータブル給湯器iiiのような市販品は、ユーザーにとって使いやすい設計が施されています。
また、灯油はガスに比べて燃焼時間が短いという特性があり、温水シャワーを利用する時間に直接影響を及ぼします!
例えば、一般的な灯油式給湯器では、1リットルの灯油で約7リットルの温水を生成することができますが、これが終わると再度灯油を補充する必要があります。
一方、カセットガス式ポータブル給湯器は、ボンベ1本で長時間の使用が可能で、特に長時間のアウトドア活動を考えている場合、灯油式は不便かもしれません。
さらに、灯油の匂いや煙もデメリットとして挙げられます。
屋外であっても、灯油を燃やすことで発生する煙や匂いが周囲に広がるため、他のキャンパーや自然環境に対して配慮が必要です。
カセットガス式ポータブル給湯器を使用する場合、ほとんど匂いが発生しないため、周囲への影響を最小限に抑えることができます。
最後に、灯油を使用する場合のコストも考慮すべきです。
灯油は、地域によって価格が異なるため、事前に調査が必要です。
特に、長期間のキャンプなどでは、灯油の購入費用が積み重なり、予算を圧迫する可能性があります。
これに対して、カセットガス式ポータブル給湯器は、ボンベの価格が安定しているため、コストコントロールがしやすいという利点があります。
更に、灯油式のポータブル給湯器を使う上で最大の欠点があります!それが電源です。
灯油の給湯器は、灯油を気化されたり、燃焼を安定させるために高い電圧が必要になり、通常家庭用の100Vで動作する仕様です。
その為、灯油式のポータブル給湯器を自作する場合は、灯油燃料の他に電源の確保が必要になります。
市販比較!モリタ工業GB-010/kampa/アウトドア用ポータブル給湯器iii
市販のポータブル給湯器には、モリタ工業*gb-010、kampa ポータブル温水器、アウトドア用ポータブル給湯器iiiなど、さまざまな選択肢があります。
それぞれの製品の特徴や利点を比較することで、自分に合ったポータブル給湯器を見つける手助けになります。
まず、モリタ工業*gb-010についてですが、この製品は軽量かつコンパクトな設計が大きな魅力です。
重さは約1.5kgと非常に軽く、持ち運びが容易です。加えて、温水の出力は約3リットル/分と、十分な性能を持っています。
キャンプやバーベキューの際に、短時間で効率よく温水シャワーを利用できる点は特に評価されています。
さらに、ガスボンベが使用できるため、灯油の取り扱いや匂いの心配がなく、快適に使用できます。
次に、kampa ポータブル温水器は、特に長時間の使用を想定した設計がされています。
タンク容量は約10リットルと大きく、一度の給水で長時間の温水シャワーを楽しむことが可能です!このため、家族やグループでのアウトドア活動に適しています。
温水の出力も優れており、約4リットル/分のスピードで温水を供給でき、操作が簡単で、初心者でも扱いやすい点が評価されています。
最後に、アウトドア用ポータブル給湯器iiiは、堅牢なデザインが特徴です。
特にアウトドア環境に耐えうる作りになっており、耐久性が高いのが魅力で、温水の出力は約3.5リットル/分と、一定のパフォーマンスを維持しています。
さらに、外部からの電源が不要で独立して使用できる点も、アウトドア愛好者にとっては大きなメリットです。
これらの市販品は、それぞれ異なる特性と利点を持っていますが、共通して言えるのは、安全性の高さと使いやすさです。
自作のポータブル給湯器と比較すると、これらの製品は設計が最適化されており、信頼性が高いのが特徴です。
アウトドアでの使用においては、トラブルを避けるためにも市販品を選ぶことが賢明かもしれません。
カセットガス式ポータブル給湯器に活用する古い給湯器の外し方解説
アウトドア給湯器を自作する場合、LPG「液化石油ガス」に対応する瞬間湯沸かし器【給湯器】を購入すれば問題ありません。
それも一つの方法ですが、給湯器は取り外せばまだまだ使える事が多いです。
しかも、新品の給湯器は意外にも高価で、安くても数万円はします。
ヤフオクやメルカリのフリマサイトで出ていることもあります。
今回は、アウトドアで温水シャワー用の給湯器を使いたい場合、古くなって使わなくなった給湯器の取り外し方やメンテンナンスについて解説します。
給湯器でアウトドア温水シャワーを自作する為の器具の取り外し方
ガス栓を閉める
水抜き
コンセント・電池取り外し
古い給湯器で、アウトドア用の温水シャワーを自作する場合、DIYで給湯器を取り外す必要があります。
注意点は、ガス栓を締めて、スパーク用のコンセント・乾電池を取り外します。
続いて、必要なパイプを外したら水抜きを行い、
- プロパンガスホースの外し方!寿命で抜けないガスホースを自分で抜く
- プロパンガスと都市ガスのガスホースの違いは?自分で設置可能?
- カセットガス式ポータブル給湯器の自作方法まとめ
プロパンガスホースの外し方!寿命で抜けないガスホースを自分で抜く
プロパンガスホースの外し方が分からず、困ったことはありませんか?
寿命で劣化したガスホースを抜く場合、ガスコンロと接続されていると、コンロ側の熱でゴムが固着して中々抜けない事があります。
そんな時は、新品に取り換える事が前提なので、ガスの元栓を閉めた上で配管をカッターで開いてしまいましょう!
以降では、アウトドア給湯器を自作するに当たり、古い給湯器を取り外す方法について解説します。

ガスホースをカットする場合、上記のガスホースに取り付けられているホースバンドを外してから作業を行います。
何度も書きますが、まずはガスの元栓を必ず閉めたことを確認した上で作業を行います。
ガスの元栓を閉めた上で配管をカットしても、配管の中には若干ガスが残っていますので、必ず換気を行いましょう!
また、ガス器具の分解を行うときは、ガスのホースを抜く前に、水道の元栓を閉めたり、接続されているコンセント抜く必要があります。
電池を抜かずに、分解後不意にガスのスパークボタンを押下すると、思わぬ爆発事故につながる可能性があります。
ガスは本来無臭ですが、安全の為に匂いがつけられています。
その為、換気を行いながら作業します。
適切な換気を行うことは、事故防止の観点からも重要です。
プロパンガスと都市ガスのガスホースの違いは?自分で設置可能?
プロパンガスと都市ガスではホースの色が異なりますので、注意が必要で、プロパンガスはオレンジ色のホースで、都市ガスは白色のホースが使われています。
詳ししくは『プロパンガス適正化料金』のサイトでガスホースの色やガスの特性について詳しく解説されています。
↑エンコードがおかしく文字化けしていますが、サイトタイトルは『【わかりやすい】都市ガス・プロパンガスの見分け方!違いやメリット・デメリットを紹介』と記載されています。
