古いシール跡のしつこいベタベタした塊や、Macbookについたステッカーの変色(黒ずみ・日焼け・白い跡)の取り方はキッチンハイターで簡単に除去できます。
紙製のステッカー跡や、シール跡の大抵のものは剥がすときは除光液で落とせますし、変色した部分の黒ずみはアルカリ性洗剤のハイターで綺麗になります。
ただし、ステッカーを剥がした後の日焼けは、プラスチック成分が紫外線で劣化した事が原因の為、塗りなおしたりする他、染み抜きのような解決方法はありません。
本記事では、実際にハイターを使用して、シール跡のベタベタを剥がしたり変色を除去する方法は勿論、シール別にどう対処したらよいのか成分や使用する除去剤について具体的に解説しています。
消しゴムでの取り方はパソコンの隙間や、躯体に負荷をかけてしまうのでなるべく避けましょう!
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シール跡の固まりや黒ずみ変色と日焼けはハイターで簡単除去!ポイント
- 巷に溢れた誤情報を鵜呑みにしてもシール剥がした後のネバネバはうまく落ちない!アルコールやハンドクリームはメインのシール剥がしとして使うよりも仕上げで使った方が良い。
- シール剥がした後のネバネバの剥がし方は、張り付けた素材によっても剥がし方が違う。除光液に弱い塗料などは目立たない所で試してから。
- シール跡の黒ずみ変色は、白いものであればハイターで落ちる可能性がある。日焼けは本体外装の交換が最もお勧め。
- シール剥がした後のネバネバは、ドライヤーなどを使って出来るだけ温めてから行うと薬剤も浸透しやすいしはがれやすい。
シール跡が固まった!変色黒ずみやこびりついたベタベタを取る方法
シール跡が固まってしまい、白い部分が変色して黒ずみが発生したり、こびりついたシール跡のベタベタを取る方法についてお困りではありませんか?
固まったベタベタはシール跡だけではなく、ガムテープ跡でもおなじみです。
固まったシール跡を効率的に剥がすには、(1)シールを張り付けた素材(2)シールの接着剤の成分(3)シール自体の素材の3つを見極めて上手く対応する事が必要です。
実際に、シールを綺麗に剥がすにはどうすればよいか、具体的な方法を実演を交えながら画像で解説します。
シール剥がした後のネバネバや、紙の残りは厄介なものです。
巷ではハンドクリームやアルコールでシールを剥がした後のネバネバが簡単に落ちると言った間違えた情報が上位表示されています。
そんなもので落ちるなら、だれもシール剥がしに苦労しませんし、シール剥がし専用の液体も販売されていません。
シールを剥がし、変色した黒ずみを消すには、シール自体の組成・成分を正しく見極めそれに対応する処理が必要です。
本記事では、ハンドクリームやアルコールと言った無意味な方法を切り捨てると共に、家庭にあるものを使い、正しい方法でシール剥がした後のネバネバを取るコツをお話しします。
家庭にあるものでシール剥がした後のネバネバを落とすには、除光液などの有機溶剤を基本としゴム系のものはアルコールなどでも落ちます。
また、シールのインク成分が溶けてにじんで変色してしまった場合は、キッチンハイターなどのアルカリ性漂白剤で落とすと黒ずみは綺麗になります。
前述した通り、ステッカー跡の日焼けに関しては、素材自体の紫外線劣化が考えられるため、染み抜きやハイターを用いた方法で消すことは不可能です。
日焼けした場合は、本体の外装のみ買い替えるか、塗りなおす方法が最も現実的です。
シール剥がした後のネバネバは、酸性よりの物が多いので、しみ込むのであればハイター等のアルカリ性洗剤が極めて効果的な場合も多い。
シール跡の変色黒ずみやネバネバを落とす方法
除光液
アセトン
塩素系漂白剤
有機溶剤
冒頭で触れた通り、シール跡の変色・黒ずみであれば、塩素系漂白剤で落ちる可能性もありますが、日焼けは不可能です。
また、シール剥がした後のネバネバは、有機溶剤のアセトンを含む除光液で落ちる可能性があります。
- 固まったシール跡をうまく取るコツは接着剤の成分が鍵!
- 固まったシール跡のネバネバは除光液が効果的?具体的な方法を解説
- シール剥がした後のネバネバにクエン酸が効果的との情報もあるが?
- プラスチック系の粘着テープがベタベタ張り付いて取れない時は?
- リメイクシートのベタベタは重曹が研磨剤になるという誤情報
固まったシール跡をうまく取るコツは接着剤の成分が鍵!
シール剥がしと言えば、冒頭にあげたハンドクリームやアルコールなどが思いつきますが、他にも除光液や灯油と言った情報を耳にしたことがあると思います。
しかし、シールに使われているノリ(接着剤)の成分は、シールの用途、つまり環境などによって異なります。
それをよく理解した上で、シール剥がした後のネバネバを取る方法を具体的に考えないと、無駄な労力に終わります。
例えば、ゴム系とシリコン系のノリについて説明します。
ゴムはアルコールで加水分解されてゴムを劣化させますが、一方シリコン系のノリはアルコールに対する耐性が強く、殆どアルコールでシール剥がした後のネバネバが落ちる事はありません。
上記の事からも、一口にハンドクリームやアルコールが有効とは言い切れませんし、ハンドクリームはシール剥がした後のネバネバには、なかなか浸透しません。
そこで、まずは初めにシールにはどのような接着成分が使われているか知る必要があります。
下記に、一般的に使われているシールの成分を調査し、表にまとめました。シールの接着剤は、主に以下の成分から構成されています。
アクリル系樹脂 |
アクリル樹脂は、最も一般的なシール接着剤の成分で、透明性があり、耐水性、耐熱性、耐薬品性に優れています。様々な素材に接着することができ、接着強度も高いです。 |
ゴム系樹脂 |
ゴム系樹脂は、柔軟性と弾力性に優れた接着剤で、振動や衝撃に強い接着性を発揮します。 屋外使用や高温多湿環境での使用にも適しています。 |
シリコーン系樹脂 |
シリコーン系樹脂は、耐熱性、耐候性、耐薬品性に優れた接着剤で、弾力性があり、様々な素材に接着することができます。 高温や低温、紫外線などの影響を受けにくいのが特徴です。 |
エポキシ樹脂 |
エポキシ樹脂は、高い接着強度と耐薬品性を備えた接着剤で、金属、プラスチック、木材など、様々な素材に接着することができます。 硬化後は硬く脆くなるため、衝撃に弱いというデメリットがあります。 |
その他 |
上記以外にも、様々な種類の接着剤が使用されており、接着剤の種類は、接着する素材や用途によって異なります。 |
以下は、シールの主な接着剤成分の例です |
アクリル系:アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル ゴム系:天然ゴム、合成ゴム シリコーン系:ポリジメチルシロキサン エポキシ樹脂:ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ジグリシジルアミン |
接着剤に関する情報は、メーカーのホームページや製品説明書などで確認することができます。
シール剥がした後のネバネバに、シール剥がし剤を使いたい場合は、有名なメーカーのエーゼットがおすすめです。
エーゼットのシール剥がし剤は、メーカーのランキングでも常に上位を獲得しています。
予備知識を頭に入れた上で、ここで洗剤が浸透しやすい紙タイプでかつシールの接着剤成分が酸性寄りのものに、アルカリ性洗剤と界面活性剤が入ったキッチンハイターを吹きかけて10分経過後の様子を見ます。
張り付けてある素材は、塗料が塗ってある鉄板です。
車の外装とほぼ同じケースです。
ハイターを吹きかけた直後では効果が薄いので、10分放置して様子を見ます。
10分後、観察するとシールについているインク成分が浮き上がってきています。
これは、ハイターに含まれる界面活性剤の影響です。
ハイターは強アルカリ性で、皮膚や人体に有毒な洗剤ですので、必ずゴム手袋を着用して作業します。
ティッシュで軽くこすった様子です。
ティッシュで擦っただけで、爪では全くはがれなかったシールがベロンとはがれたのが分かります。
酸性よりの接着剤が、アルカリ性のハイターで中和されて接着効力が無くなり、界面活性剤でシール剥がした後のネバネバが浮きやすくなりました。
確認のために、あえて少しシール剥がした後のネバネバを残しておきました。
ご覧ください!適切な洗剤を使用し、シールを剥がすととてもきれいに簡単に剥がれます。
代わりに、アルコールやハンドクリームで試してみてください!剥がれないどころか油でベタベタになり、かえって掃除が大変です。
アルカリ性洗剤はアルミには要注意です。アルミは酸やアルカリにも反応する両性金属です。放置すると穴が開くどころか水素ガスが発生して非常に危険です!
固まったシール跡のネバネバは除光液が効果的?具体的な方法を解説
除光液でもシール剥がした後のネバネバを取る事は出来ます。
除光液の主な成分は、有機溶剤のアセトンです。
有機溶剤のアセトンが接着剤の成分を溶かし、柔らかくすることで、シール剥がした後のネバネバが取れやすくなります。
除光液ではがれる接着剤の成分は、大きくわて3種類存在しますが、注意も必要です。
それは、シールがついて居る素材です。
プラスチック系の塗料は、シールと一緒に直ぐに落ちてしまうので、目立たない箇所で試す等の注意が必要です。
また、除光液は皮脂も良く除去するので、手荒れの原因にもなりかねません。
従って、作業時のゴム手袋の着用を必須とし、長期間アセトン(除光液)が皮膚に触れないようにしてください。
続いて、先ほど書いた除光液ではがれるシールの接着剤の3種類の素材について解説します。
セルロース系接着剤 |
主な成分はニトロセルロースや酢酸セルロースを主成分としたもので、代表的な成分がセメンダインやボンド等です。 安価で速乾性があり、木材・紙やプラスチックなどの様々素材に対応しています。 |
アクリル系接着剤 |
ポリメチルメタクリレートを主成分としており、透明な仕上がりなので表面がプラスチック系のシールによく使われています。 特徴は耐水性・耐久性に優れていますので、水回りに使うシールにも除光液が有効と言えます。 シール以外にも本来の接着剤の用途はプラスチック接着、金属接着、木材接着などに使われています。 |
エポキシ系接着剤 |
除光液で剥がせる成分の3つ目はエポキシ樹脂です。エポキシパテ等も聞いたことがあると思います。 匂いはツナ缶のようなにおいがしますw私も強力に接着が必要な部分にはエポキシ樹脂の接着剤を使用しています。 こちらも、金属・コンクリート・木材などの接着に使えますが、シールの接着剤成分としてあまり一般的ではありません。 接着剤の種類によって、適切な剥がし方が異なります。 アセトン以外にも、専用の剥離剤や温熱、機械力などを使用する方法もあります。 無理に剥がそうとすると、素材を傷つけてしまう可能性があるので、注意が必要です。 |
除光液で剥がせないシールの成分 |
除光液で剥がせないシールはウレタン系・シリコーン系・2液性エポキシなどがその代表です。 |
シール剥がした後のネバネバにクエン酸が効果的との情報もあるが?
全く効果が無いわけではありませんが、シールには薬剤が浸透しやすいものとしにくいものがあるのは説明した通りですし、これも全てのシールに有効という訳ではありません。
シール剥がした後のネバネバは、例外なく一緒に紙も中途半端に破れてはがれる事が多いので、やはり強力に洗浄したいのであれば、除光液やアルカリ性洗剤や酸性洗剤を使用する必要があります。
参考までに、シール剥がした後のネバネバにクエン酸を使用してみたい方向けに、実際に私が紙タイプのシールを剥がした時の調合方法を紹介します。
シール剥がしにクエン酸は使えます。
クエン酸は、シールの粘着剤を弱める効果があるので、シールを綺麗に剥がすのに役立ちます。
- 1クエン酸水を作る
クエン酸水を作りましょう。水100mlに対して、クエン酸小さじ1杯程度を溶かします。
- 2クエン酸水をしみこませる
クエン酸水をキッチンペーパーや布に染み込ませます。
- 3クエン酸水で保湿する
染み込ませたキッチンペーパーや布をシールに貼り付け、30分ほど放置します。
- 4シール接着剤の清掃
シールをゆっくりと剥がします。
- 5仕上げ
ベタつきが残っている場合は、油性ペンなどを使い、軽くこすり落とします。
クエン酸は、金属やアルカリ性の素材を傷める可能性があり、使用前に目立たない場所で試してから使用しましょう。
長時間放置すると、シールの跡や変色が残ってしまう可能性があり、シールの種類によっては、クエン酸で効果がない場合があります。
プラスチック系の粘着テープがベタベタ張り付いて取れない時は?
プラスチック系ですので、一つ上の見出しで紹介した除光液が効果的ですが、それでも残ってしまったり、下地の素材から除光液が使えない場合は次の方法を試すと良いかもしれません。
セロテープでべたべたを剥がし、コットンやティシュペーパーにしみこませた食用油やベビーオイルで擦り取る。
最後に消しゴムなどでベタベタをこすれば完璧です。
あまりに範囲が広範囲な場合は、ドライヤーで温めてシール剥がした後のネバネバをはがれやすくする方法も効果的だと思います。
リメイクシートのベタベタは重曹が研磨剤になるという誤情報
リメイクシートは、タイルのような見た目の壁に貼れるシートです。
主成分は塩化ビニルなので、リメイクシートも除光液を使用すれば簡単に溶けて取れるという事です。
重曹を研磨剤にしても、重曹で塩化ビニルが溶けるわけではないので、そもそも無駄になります。
リメイクシートのベタベタに、砂糖や砂をこすりつけているようなもので、かつ擦り過ぎれば素材(壁)に傷がつく可能性もあるので、効率的ではありません。
重曹研磨剤は、科学的にも根拠のない誤情報と言えるでしょう。
シール跡の変色は?剥がした後の黒ずみ変色はMacBookで目立つ
シール跡の変色や黒ずみはとても目立ちますよね!特に、古いギターやパソコンのmacbookなどを購入した場合、シールがついて居る事があります。
macbookにシールを付けているプログラマやデザイナーってかなり多いですよね?(私も職場で何人も見ました)
剥がしてもmacbookは素材が白いので、相当シール跡の変色・黒ずみが目立ちますね。
そんな時は外装を分解して、そのまま薄めたハイターなどで漬け置きするのが最も効果的です。
黒ずみもヤニも一気に落とせて効率的です。
パソコンという精密機器の性質上、ちまちまと掃除して洗浄液がキーボードの内部に入ってしまうよりも、いっそのこと思い切って分解してカバーを外してハイターに漬け置きすれば問題は解決します。
残ったどうしても取れない黒ずみやシール跡はメラミンスポンジのげ激落ちくんなどで対処するのがおススメです。
シール跡の日焼けは、何度も解説している通り、紫外線焼けなので、漂白剤や有機溶剤でどうにかなるものではありません。
日焼けは紫外線で、本体素材のプラスチック自体が劣化しているという事です。
- 布テープを剥がした跡が固まり取れないのもシール以外によくあるパターン
- 養生で使うマスキングテープが剥がれなくなってしまったときは?
- 剥がしにくいシールの代表は?画像で解説!
- 工場のラインテープを剥がした跡のネバネバはかなり難易度が高い
- 車のステッカーやエアロパーツに使われているブチルゴムは最強レベルの難易度
布テープを剥がした跡が固まり取れないのもシール以外によくあるパターン
布テープは、剥がすと茶色い部分が残ったりして本当にみっともないですよね。
しかし、心配する必要はありません!
結論から言って、布テープも除光液やシンナーで落とせます。
激落ちくんを使用している人もいる様ですが、激落ちくんは水垢を落とす専用のメラミンスポンジなので、固まったシール跡のネバネバ向きではありません。
もし、激落ちくんを使用するのであれば、冒頭のポイントを抑えた上で、仕上げとして激落ちくんを使用するのが最も効率の良い方法でしょう。
冒頭のポイントをおさらいすると、(1)シールを張り付けた素材(2)シールの接着剤の成分(3)シール自体の素材の事です。
養生で使うマスキングテープが剥がれなくなってしまったときは?
私も知らなかったのですが、マスキングテープは主に和紙にゴム系のはがれやすい接着剤を使用しているようですので、アルコールなどで簡単に落とす事が出来ると思います。
マスキングテープを無理に剥がさなくても、和紙ですのでアルコールは簡単にしみ込みマスキングテープの接着成分を溶かします。
マスキングテープ自体は和紙なので簡単に剥離、洗浄できますが、アルコールを使う場合は何度も解説している通り、本体の素材に気を付けないと、場合によっては溶けたり変色する可能性があるので注意が必要です。
剥がしにくいシールの代表は?画像で解説!
表面がプラスチック加工されているようなシールは、薬剤が浸透しないので本当に厄介です。
プラスチックの飾りの下に、接着剤が塗布してあるシートが張り付けてあり、それが素材と密着することで接合します。
飾りの素材にもよりますが、マスキングテープの薄い和紙と違って、薬剤のしみこみ方が側面しかないので、このタイプのシールを剥がす場合は、薬剤をかけてから、通常のシールよりも長めに放置する必要があります。
紙タイプなら様々な薬剤や洗剤が浸透しますが、こういったタイプのシールは薬剤が浸透しにくいので、まずは剥がせるところまで強引に剥がしてから薬剤を塗布するのが効率的です。
薬剤を塗布してもはがれない場合は、プラスチックスクレーパーやマイナスドライバーを使って慎重に剥がしてから処理するしかありません。
工場のラインテープを剥がした跡のネバネバはかなり難易度が高い
私は仕事を含め、様々なシールやテープのベタベタを除去した経験がありますが、その中でも特に厄介なのが工場のラインテープでした。
工場には、白線の代わりにかなり耐久性の高いラインテープが使われています。
耐久性は勿論、耐水性や耐薬品性のあるテープです。
これが、しばらく使って床を剥がすと相当べたつくのですが、おまけにベタベタした部分にゴミがたまって5S運動の最中には必ず指摘の対象になります。
ラインテープの上は、かなり重量のある機械が何往復も通るので、床にしっかりべったりくっついています。
剥がそうにも耐薬品性があるのでアルコールは勿論、アセトンなどもなかなかしみ込みません。
酷い時には、スクレイパーを使って剥がすほど厄介です。
また、環境によってはべたつく時と、粉状になってボロボロはがれるパターンなど、張り付けた後の状態は予測不能で後処理に苦労します。
車のステッカーやエアロパーツに使われているブチルゴムは最強レベルの難易度
シールとしては耐水性があるので、主に水回りで重量のあるパネルなどのシールの接着成分として使用されています。
振動追従性や耐久性も高く、温度にも強いので車のエアロパーツの固定にも使用されています。
これが厄介で、ゴム系とは言えアルコール程度でははがれません。
どうするかというと、まずはパーツ部分をヒーターで温めてゴム部分をやわらかくしてから剥がすのが最も効果的と言えます。
シール跡の固まりや黒ずみ変色と日焼けはハイターで簡単除去!まとめ
シール剥がした後のネバネバの剥がし方は、シールが貼られている状況から、使われている接着剤の組成をある程度見極めてから剥がす事が重要です。
有機溶剤に強い、シリコン系のシール成分の接着剤のネバネバに塗布しても効果がありませんし、それだけではなく、シールが貼られている素材についても注意する必要があります。
プラスチックにアルコールならまだしも、プラスチックに貼られているシールの接着成分に除光液が効くからと除光液を使用すると、プラスチックが劣化しかねません。
素材によって、シール剥がした後のネバネバが取り辛い場合は、シール事素材を温めた上でセロテープや消しゴム等を使って、優しく地味に取る方法しかありません。
仕上げには、ベビーオイルやハンドクリームを塗るのも効果的ですが、これらをメインとして対処を行うべきではありません。
マスキングテープのような和紙で出来ているものなら、アルコールが浸透しやすいですし接着剤の組成がゴムなので、アルコールで簡単に落とす事が出来ます。
シールに使われているインク成分が稀に壁などにしみこんでしまう場合があります。
こういった場合はアルカリ性洗剤のハイターやカビキラーの出番です。
インク染みも簡単に漂白してくれます。
ハイターはタンパク質を分解するので、コメタイプのノリを使用したシールはハイターが剥がしやすくしてくれます。
シールを張った部分などが湿気てカビてしまった場合や、ヤニがこびりついている場合はこちらの記事が参考になります。
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