おしゃれな片流れ屋根の小屋をDIY出来たら楽しいですし、何かと便利です。
ホームセンターによくある2×4材を使えば簡単に骨組みを作り、斜め屋根を自作する事が出来ます。
今回の片流れ屋根の作業小屋は、全て近隣のホームセンターで揃えてDIYしました。
誰でも基本的な考え方が分かるように、初心者向けに片流れ屋根の本当に基本の最低限の知識だけをまとめた製作事例を紹介します。
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片流れ屋根の小屋をDIYする。2×4で作る骨組みで斜め屋根を自作ポイント
- 片流れ屋根の骨組み作りはDIYでも全然難しくない。材料も全てホームセンターで気軽に調達できる。
- 片流れ屋根の骨組みの基本は三角関数だけど、三角関数なんて意味も計算も分からなくたって大丈夫!底辺と斜辺から柱の高さを求めるだけ。方法はスマホの関数電卓で公式通りに入力すればOK。
- このレベルの小屋ならだれの手も借りずに一人でイチから制作可能。1人作業なら気楽だし、全て自分の経験になる。
片流れ屋根の作業小屋のDIYをした時の記録みたいなものを残します。
これくらいは自分で作れると工賃も浮きますし、勉強にもなります。
何より、自分はDIYが好きなので、モノつくりの楽しさがありますし、2×4倍小屋ならな、難しい知識やトラス部分の計算方法が分からなくても、シンプソン金具などを利用すれば簡単に片流れ屋根の小屋をDIYする事が出来ます。
家は古い古民家に住んでいるのですが、物置などがありませんでした。
何か作業小屋とセットで使えそうな物置を自分で作りたいと思い、ホームセンターを物色していると、やはりどこのホームセンターも2×材は充実しています。
2018年頃は緊急事態宣言も、ウッドショックも国家間の問題もまだだったので、2×材の価格も安かったです。
加えて、在来工法などよりも面で支える2倍工法は、特別な技術が無くても簡単にDIY可能な事もあり、この工法で建築することにしました。
作業に当たり、ポイントをまとめます。
CAD等を使用し、設計する事も出来なくはないですが、単なる片流れ屋根ですので、三角関数を利用して計算しました。
片流れ小屋にしろ、屋根作りの部分が一番難易度の高い部分ではありますが、冒頭で解説したシンプソン金具を使えば、2×材で簡単に強度のある屋根を作る事も出来ます。
片流れ屋根トラス設計ポイント
- 使用する屋根材・地域によって勾配を決める
今回は、屋根にオンデュリン社の屋根を利用しました。
施工も簡単で重量も軽いので、初心者にも扱いやすいです。
屋根を作るときは材料によって勾配も決まってきます。
最大で90度まで対応するそうですが、、90度??まぁそこはさておき、屋根勾配 12°~17.5°の場合 26本、17.5°~30°の場合 26本、30°以上の場合 23本と支持材の本数も変わってきます。
この辺は公式サイトに詳細が乗っているので設計の参考にするとよいでしょう。
豪雪地帯の山形や新潟等では川根本町のように4寸勾配という訳にはいかないので3寸勾配でのトラスの設計を推奨します。
- 屋根のトラスの作り
三角関数を利用します。
屋根の底辺は2×4材が2本で3640mで、4寸勾配で屋根を作りたいので角度は21.8度です。
4寸勾配角度などで検索すれば、すぐに角度が出てきます。
角度と底辺がわかればおのずと斜辺と高さは求まります。
![川根本町ラボ | 三角関数](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/sin-cos-tan.webp)
数学のテストではないので、自分で判る確実に求められる方法で計算するとよいでしょう。
工業高校の方なら、ポケコンや関数電卓を使った方が早いですし、それがないなら三角関数専用の計算サイトもあります。
ウインドウズの電卓にも関数電卓機能が付いていますし、iPhoneでも関数電卓機能がありますので、何でもよいので間違えない確実な方法で、底辺と角度から高さを計算するのがよいでしょう。
画像の公式を作り間違えてしまったのですが、b=a×tanθが正解ですので間違えないようにお願いします。
小屋建築の様子を画像で説明
では、画像を見ながらどのように作業小屋建築が進められたのかポイントをまとめてご説明します。
[1] まずは整地から初めて床の部分を2×4材で作ります。
聖地は、プレートコンパクター等があれば便利ですが、自力で草刈りを行い、コンクリートブロックやレーキを使って平らにしました。
この作業だけで2か月くらいかかり、かなりきつかったのを今でも覚えています。
![川根本町ラボ | 整地が大変だった](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0157-1024x768.webp)
OSB合板とはこういった製品です。リンク先に詳しい仕様がのっています。
[2] トラス部分は先の計算式で設計
トラス部分は片流れ屋根の角度の部分になり、底辺の長さと、付けたい勾配から柱の高さを求める事が出来ますが、シンプソン金具を使えば難しい計算なしに、簡単に角度を付けた屋根を作る事が出来ます。
![川根本町ラボ | トラス部分の制作](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0306-1024x768.webp)
[3] 2×4 6F 2本で3640m ドア面の長さは1820m
作業場無いので、画像にも映っているようなウマ(作業台)を自作し、合板や柱の加工を行いました。
ウマ専用の金具がありますので、少しカットしてねじ止めするだけで、簡単に2×4作業台が完成します。
![川根本著ラボ | 屋根を作る](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0445-1024x768.webp)
[4] 合板は厚さ9mmのものを加工
合板を丸ノコでカットしていきますが、今思えば単なる丸ノコよりも、スライド丸鋸を購入すればよかったと後悔しています。
スライド丸鋸なら角度も正確ですし、固定できるので作業がし易いのでおすすめです。
![川根本町ラボ | 壁の合板](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0447-1024x768.webp)
[5] 骨組みは基本2倍4で作りました。固定は全てインパクトドライバでコーススレッドです。
インパクトドライバは必ず揃えておきましょう…と、言うか無いと作業出来ないので、必須工具です。
コーススレッドは、普通のネジに比べてとても長いですし、試しに2×材にドライバーでねじ止めしてみたら、一本絞め終わるだけで5分位かかります。
小屋の建築には、様々なサイズのコーススレッドやネジを打ち込む必要があるので、ドライバーは現実的とは言えません。
インパクトで打ったネジが、たまに舐めってしまい取り外せない事がありますが、そんな時はネジ頭を掴めるバイスプライヤーやネジザウルスのような道具があると便利です。
記事についてはこちらが参考になります。
私の持っているバイスクランプは、材料を固定するだけではなく、ネジを回せる溝が切ってあるので、もしコーススレッドのネジが何らかの失敗でナメてしまったとしても、ネジを外す事が出来ます。
![川根本町ラボ | 屋根の骨組み](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0474-1024x768.webp)
[6] 屋根のトラスが出来てようやく屋根貼りを開始した所
全て一人で誰の力も借りずに作業しているので、屋根部分の作業がコツを掴めずになかなか苦労しました。
重い合板をどうやって屋根の上まで上げるかは、かなり悩みましたが、結局良い方法が見つからず、強引に力だけで持ち上げました。
ブルーシートの一時的な固定には、デカい洗濯ばさみのような、スプリングクランプを使用しています。
![川根本町ラボ | 屋根に合板を張る](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0477-1024x768.webp)
[7] 軒先部分です。屋根の部分の広小舞は入れませんでした。
作業中、雨や雪が降ってきて何度か小屋の床を濡らしてしまいました。
一人で作業しているので、作業スピードが遅くここまで製作するのにかなりの時間がかかりましたが、ようやく屋根がふさがりました。
![川根本町ラボ | 軒先](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0561-1024x768.webp)
[8] 破風板部分ですがやはりある程度張り出しが無いとかっこ悪いですね
予定としては、この後単管パイプで入り口付近の屋根を作る予定ですが、完全に張り出しが無い状態というのは、見た目的に少々かっこ悪さを感じます。
![川根本町ラボ | やり直し](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0585-1024x768.webp)
[9] 窓は内付け窓を買いました
窓の種類ですが、窓の種類には『半外付』と『内付け』窓が存在しますが、どちらの窓にするかとても悩みました。
自分で窓枠を取り付けるまで、窓に種類がある事を全く知りませんでした。
簡単に解説するとこの窓は半外付けで、枠にサッシを取り付けた後に外壁を取り付ける必要があるので、半外付けを選択しました。
![川根本町ラボ | 全て一人作業](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0562-1024x768.webp)
[10] トラス部分の小さな小窓部分のようなものは、後で取り付けるダクト部分です
奥の画像には、ダクトを取り付ける為の梯子のような枠が見えますが、ここに内壁と外壁に通じる空気穴を取り付けます。
外には定番のガラリを取り付けます。
![川根本町ラボ | 屋根トラス](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0563-1024x768.webp)
[11] 壁の柱の本数が少ないのは、壁に乗せているからです。
土台と上に張り出しがあるのでその部分にうまく乗せていますが、強度が心配になったので、後から等間隔(455mm間隔)に柱を入れる事にしました。
室内の作業には電工ドラムで丸鋸を使用しています。
![川根本町ラボ | 骨組みの様子](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0566-1024x768.webp)
[12] 防水シートの貼り付け
とりあえず防水シートを張ってみたものの、ハンマータッカーの使い方が難しすぎて、なかなか狙ったところに当たらない!普通のタッカーにすればよかった。
ハンマータッカーは、普通のタッカーに比べて高価な割にコントロールするのが難しく、マジで無駄な買い物をしたなと後悔しました。
これなら、100均やダイソーで売っている簡易的なタッカーの方がまだ使いやすいです。
![川根本町ラボ | 防水シートタッカー止](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0675-1024x768.webp)
[13] 片流れ屋根に防水アスファルトシートを張り付け
Pカラーは防水シートで一般的な材料ですが、素材がアスファルトなのでとても重量がありました。
これを屋根の上に一人で載せるのは本当に大変でした!最高難易度の重さでしたが、何とか脚立2台を使い、1段ずつ上に上げて行きましたが、本当に重かったです。
普通に持ち上げるのですら重すぎて、一時は張り付けるのを断念しなければならないと考えたほどです。
![川根本町ラボ | Pカラー重すぎ](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0641-1024x768.webp)
[14] ようやく屋根にPカラーをタッカーでとめて固定したところ。一安心です。
防水アスファルトシートのPカラーを、タッカーと2×材で固定してしまえば、後は雨が降っても多少は安心です。
![川根本町ラボ | Pカラー](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0642-1024x768.webp)
[15] 防水シートを側面にも張り付ける
側面に防水シートを貼りますが、ハンマータッカーは抑えたまま出来ないので、グタグタな仕上がりになってしまいましたw
細かい部分まで観察すると、かなりボロボロでたるみが大きすぎて、この作業は片流れ屋根の小屋つくりの工程で、最も失敗した部分でした。
![川根本町ラボ | 防水シート](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0680-1024x768.webp)
[16] アルミドアの固定は寸法を間違えた!
アルミドアを固定する作業に入り、ドアの固定ははめてコーススレッドで指定箇所に固定するだけで良いのですが、後から窓枠のサイズが数ミリズレて居たことに気が付き、柱を若干ノミで削りました。
ドア自体の取り付けは簡単で、説明書もついているので取り付けに迷う事は無いでしょう。
![川根本町ラボ | やっとドアが付いた](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0683-1024x768.webp)
[17] オンデュリン屋根を専用のビスカバーを使い固定します。
まぁ、屋根材を固定する事は出来たのですが…適当にビス止めしてしまったため、かなりビスの間隔がランダムになってしまい、見た目が格好悪いですね。
すみ壺をもっているのだから、初めからそれを使ってラインを引いて、ある程度打つ場所を考えて固定すればよかったと後悔している所の一つです。
まぁ、機能的には問題ないのですが、見た目的にちょっと…。
![川根本町ラボ | オンデュリン屋根](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0681-1024x768.webp)
[18] ドアの取り付け高さと床材の高さの寸法ミスに気が付く
この後フローリングを貼るのにドアの取り付け高さをミスりました!内側が低いよりはいいでしょう。
巾木をドアの入り口に当てて無理やり辻褄をあわせることにしました。
![川根本町ラボ | ドアと床の微妙な隙間をコーキング](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0691-1024x768.webp)
[19]換気口の取り付けは二か所
これはガラリという名称の換気口です!換気口は取り付けようか迷ったのですが、換気扇を常に稼働させているわけではないし、置いた荷物にカビが生える可能性があったので、換気口を取り付ける事にしました。
![川根本町ラボ | なんかこの形好き](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0815-1024x768.webp)
[20] サッシの役物で雨仕舞
役物の加工はなかなか難易度が高く、何回か練習してようやくこのレベルです。
板金の加工には専用の板金ハサミを使用して加工しましたが、切り方が悪いのか、かなりフレームがゆがんでしまいました。
![川根本町ラボ | 窓の雨仕舞](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0817-1024x768.webp)
[21] 角波トタンでようやく外壁の貼り付け
角波トタンは薄くて加工しやすく、自分はディスクグラインダーで微調整しながらカットしましたが、丸鋸でも刃を交換すればイケると思います。
作業効率を考えると、直線を切るのにわざわざフリーハンドのディスクグラインダーを使う意味はあまりなかったなと感じています。
![川根本町ラボ | 角波貼り](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0748-1024x768.webp)
[22] 単管パイプパッチンクリップはかなり便利
単管パイプに防水シートを固定できる黄色い部品で、単管パッチン・パッチンクリップ等の名称で販売しています。
コスパよくてなかなか便利ですが、取り付けと取り外しにはかなりの力が要りますが、一度固定すると、かなりの暴風でもブルーシートが捲れる事が殆どありませんでした。
![川根本町ラボ | 換気扇施工前](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0810-1024x768.webp)
[23] とりあえず荷物が入れられるくらいには片流れ屋根の小屋が完成!
オリジナリティあふれる色々突っ込みどころ満載の片流れ屋根小屋ですが、倉庫っぽくなってきました。
作業には2倍材で作った馬に合板を載せて作業すると便利で、簡易的な机のようなものです。
土台の柱は2倍4ですが、途中で流石に怖くなってきたので、鋼製束を何本も入れて補強しました。
![川根本町ラボ | 土台が2倍4](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0813-1024x768.webp)
[24] 片流れ屋根小屋の外観
ちなみにまるのこはリョービを利用していますが、工具は基本ハイコーキかマキタがおススメですし、初心者ならスライド丸鋸が角度もしっかり出せて間違えないのでおススメです。
![川根本町ラボ | 小屋外観](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0814-1-1024x768.webp)
[25] 屋根や外壁にスタイロフォームの貼り付け
スタイロフォームを張り付けますが、暑くてなかなか作業が進みません。
スタイロフォームは発泡スチロールの板なので、カッターナイフや丸ノコで簡単にカットする事が出来ます。
![川根本町ラボ | スタイロフォーム](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0940-1024x768.webp)
[26] レールを使った簡易的な収納
なかなかお気に入りの収納で、洗濯ばさみでタオルや軍手を吊るしていますが、洗濯ばさみは画像のよなプラスチックの物だと、紫外線で直ぐに折れてしまうので、金属製のものをおすすめします。
ちょくちょくこういうのが余るので収納に流用したりしています。
![川根本町ラボ | レール](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_0885-1024x768.webp)
[27] 換気扇用の穴を施工する
換気扇用の穴は、サイズが共通規格で決まっており、家庭の汚れた換気扇も素人でも簡単に交換できるので、自分でやってみたらいいと思います。
換気扇は、コンセントなので、取り付けや取り外しに電気工事の資格もいりません。
換気扇を自分で交換する方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
![川根本町ラボ | 換気扇施工用の枠](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1054-1024x768.webp)
[28] 山善の激安換気扇を取り付け
換気扇とコンセントを取り付けてみました。
この辺の施工はぴったり上出来でしたwコンセントの取り付けは未来工業のパネルボックスを使用しています。
後付けにお勧めで、パネルボックスを合板に挟んでインパクトで固定するだけで、がっちり固定されます。
![川根本町ラボ | ギリギリのスペース](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1056-1024x768.webp)
[29] 照明はレトロかつインダストリアルなLED照明
照明はどうするか悩んだのですが、片流れ屋根で、屋根に角度があるので、ダクトレールを使用するか、吊り下げ照明の二択です。
激安で外観もお気に入りな昭和レトロなインダストリアル照明を選択しました。
同型の照明の配線方法や、本体にスイッチを付ける改造方法についてはこちらの記事で解説しています。
![川根本町ラボ | ある日の作業風景](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1064-1024x768.webp)
[30] 片流れ屋根小屋を作るのに必要な道具について解説
小屋を作るに当たり、水平を確認する水準器や、下げふり。さしがね等も必要で、私は持ってませんがレーザー水平器があるとより便利ですね。
![川根本町ラボ | アルミドア](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1059-1024x768.webp)
[31] 外の防水コンセントを二か所施工する
作業小屋なので外の防水コンセントも欲しいですね!防水コンセントは、屋外に取り付ける雨がかかっても大丈夫なコンセントです。
![川根本町ラボ | 活線とアース](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1081-1024x768.webp)
[32] コーキングして最終的にはこのような形になります。
他の工事業者がどのように施工しているかよくわからないのですが、外壁に防水コンセントを取り付ける場合どうしているのでしょうか?
このように、角波の場合はスペーサーを取り付けて施工するしかありませんよね?
![川根本町ラボ | 防水コンセント施工完了](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1082-1024x768.webp)
[33] OSB合板の余りで防水コンセントのスペーサーを自作
外の部分は、設置したスペーサ部分に水が入らないようにしっかりコーキングします。
このスペーサーが無いと、防水コンセントが角波の山にぶつかってしまい、浮いてしまうのでこういった具合になりましたが、実際はどうなっているのでしょうか??
詳しい方が居たらコメント頂けると嬉しいです。
![川根本町ラボ | スペーサーにコーキング処理](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1083-1024x768.webp)
[34] 差し込み型コネクタとVVFケーブルの接続
差し込み型コネクタは、銅線をしっかり奥まで差し込みましょう!途中まで差し込まないと画像のようになり、漏電や火災の原因になります。
差し込み型コネクタについては、下記の記事で詳しく使い方を解説していますので、是非ご覧ください。
![川根本町ラボ | 差し込み型コネクタ](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1084-1024x768.webp)
[35] 外部との通信用信号ケーブル取り込み口
今の所用途は決めていませんが、外と室内で何かの配線を出し入れする必要が出てきたことを想定してケーブルを通せる穴を開けました。
例えば外気温を測る為のケーブルや、ソーラーパネルを設置した時の電圧モニタ用の配線など用途は幅広いです。
![川根本町ラボ | コンセントと換気扇](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1074-1024x768.webp)
[36] 角波板金に防水コンセント用のスペーサーを廃材で作りました
解説が前後してしまいますが、先ほどの屋外用の防水コンセントを設置する前に作ったスペーサーです。
このスペーサーが無いと、防水コンセントが角波の山に干渉してしまい、上手く固定出来ません。
![川根本町ラボ | 廃材スペーサー](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1075-1024x768.webp)
[37] カッターナイフでVVFケーブルの加工
電工ナイフをなくしたのでカッターを使っていますが、コントロールしにくいです。
電工ナイフのように厚みが無いので、少しカッターを傾けると、内部の白と黒のケーブルの被覆までガッツリ傷つけてしまいそうになります。
![川根本町ラボ | 電工ナイフが無い](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1076-1024x768.webp)
[38] コンセントを施工する時にケーブルの被覆の剥き方
コンセントなどを施工するときにどれくらいケーブルの被覆をむいたらよいか迷ったときは、ケースの裏側等を見てみてください。
差し込み型コネクタなどもそうですが、間違えないように親切に実際の差し込み長さが書かれています。
長さはそのままなのであてがって切るだけですが、ワイヤーストリッパーなどの工具があると便利です。
![川根本町ラボ | VVFケーブル](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1077-1024x768.webp)
[39] 防水コンセントとストリップゲージ
ストリップゲージにあてがって、実際にVVFケーブルの被覆をカットした様子。
後は、このまま差し込むだけロックされます。
電気工事士の免許を持っている方なら当然知っている内容です。
![川根本町ラボ | ストリップゲージ](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1078-1024x768.webp)
[40] 電気工事をする時の現場は実は適当!
ちなみに実際の現場はかなり適当です。
差し込み型コネクタの収納にジョイントボックスが無く素のままだったり、工場などでは一部機械の電源が切れないので活線のまま作業したりしますwww
電気配線を施工するときは電源を切るのは当たり前ですが、このような事がまかり通っていますw
工場では、一般家庭とは状況が異なるので、基本機械を止める事は出来ませんので、スイッチが無い場合は活線のまま作業するしかありません。
![川根本町ラボ | 野外コンセント取り付け](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1080-1024x768.webp)
[41] 単管パイプの屋根とオーデリックの照明
ヤフオクで格安で落札したオーデリックの防犯灯。
蛍光灯はなくなる一方なので、なんとなく寂しいですが、蛍光灯が買えなくなったら、LED仕様に改造する予定です。
![川根本町ラボ | 防犯灯の点灯](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1151-1024x768.webp)
[42] 単管パイプで野外の作業場を製作する
単管パイプで屋根を作っていますが、数十本の単管パイプをコメリから運ぶのがめちゃくちゃ大変でした。
![川根本町ラボ | 単管パイプ骨組み](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1094-1024x768.webp)
[43] 単管パイプと垂木クランプの固定
単管パイプを垂木クランプで2×4材を固定して屋根を作りました。
![川根本町ラボ | 野外屋根と排気ダクト](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1106-1024x768.webp)
[44] 室内の装飾を整える
外の単管パイプ屋根を作りつつ、飽きたら室内の装飾周りをなんとなく整えてみましたが、こういうおしゃれな吊り金具は何気に高い!
![川根本町ラボ | 換気扇](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1111-1024x768.webp)
[45] 単管パイプとポリカ波板で制作した天井
雨降が降ってきましたが、ちゃんと雨が川の方へ流れています!ただ、雨は波板からそのまま落ちて跳ねるので、こっちにも雨樋が欲しい所です。
![川根本町ラボ | 野外の単管屋根](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1128-1024x768.webp)
[46] 単管パイプと防犯灯の固定方法を解説
単管パイプに防犯灯を固定するのに、専用の固定金具がありますが、ホースバンドが安くて便利という事がわかりました。
![川根本町ラボ | 防犯灯の固定](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1146-1024x768.webp)
[47] めちゃくちゃ良くない屋外配線方法の事例!
さすがに外の配線は水にぬれると怖いので、室内用ジョイントボックスで無理やりカバーしました。
防水仕様のは高いので、一番安いやつを傘代わりにしましたw単管パイプにVVFケーブルを固定するのも本来はやってはいけない事です。
![川根本町ラボ | 防水コンセント](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1149-1024x768.webp)
[48] 作業小屋材料やクランプの固定方法に悩む
クランプ類もかなり使用頻度高めなので、そろえておいたほうが良いですね!クランプは大き目な工具なので、こういった柱に噛ませておくと良いかもしれません。
![川根本町ラボ | 作業風景](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1169-1024x768.webp)
[49] 昔のオーデリックの防犯灯が素敵!
レトロインダストリアルな照明器具かっこいいですが、2027年には蛍光灯の製造が全て生産終了すると言われています。
蛍光灯照明器具に関する今後については、元技術者の観点からこちらで詳しく解説しています。
![川根本町ラボ | 防犯蛍光灯](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1164-1024x768.webp)
[50] フレームが変形した激安のベースライトの本体フレーム
箱が潰れてフレームが変形した激安のLEDベースライトで、よく覚えて無いけど1000円位で買えた気がします。
多少フレームが曲がっていても、必要最低限の機能があればよいのですが、このサイズだと野外での作業にはちょっと手元が暗い。
野外で作業するならペンタゴンなどのような異常な明るさの作業灯が便利w
![川根本町ラボ | LEDライト](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1192-1024x768.webp)
[51] 蛍光灯防犯灯とLEDベースライトの点灯試験
野外照明器具の点灯試験。
イイ感じですね、もう生産していないからメンテナンスしながら大事に使おうと思います。
ちなみに、脚立は二脚あると便利で、丈夫な板を渡せば高い所の作業も楽ちんです。
![川根本町ラボ | 防犯灯](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1195-1024x768.webp)
[52] ようやく雨樋を取り付ける
雨樋の施工は我ながら完璧でした。
割と急こう配で取り付けたので、全く水がとどまることなくスムーズに排水されます。
詰まった雨樋の掃除には、ポイントがあるので、雨樋の掃除について興味のある方はこちらの記事が参考になります。
![川根本町ラボ | 雨樋の施工](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1251-1024x768.webp)
[53] 室内フローリングと巾木の取り付け
室内が大体できました!フローリングを貼り終えたところですね。
フローリングの施工後のメンテナンスや、もし傷がついてしまった場合の対処方法については、こちらの記事が参考になります。
![川根本町ラボ | 巾木取り付け](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1263-1024x768.webp)
[54] 室内フローリングとフローリング専用ビス
室内フローリング貼り付け中。
専用のフローリング用ビスがあるので、ねじ止めしながらはめ込みます。
本当なら、フローリングには接着剤を塗って張り付けると軋みが少ないのですが、接着剤を塗って固定すると、何らかの理由で剥がすのが大変なので、あえて接着剤で固定しない事にしました。
その結果、歩くと床がきしみますw
![川根本町ラボ | フローリング](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1255-1024x768.webp)
[55] 室内フローリングの張り方
カインズで、安くて内装にマッチしそうなフローリングを選びました。
ビス止めしたら、端材の2倍材を当ててフローリングが傷つかないようにゲンノウで叩き、フローリングを隙間なくはめ込みます。
はめ込んだらで凹みの部分に斜めにビス止めしていきます。
![川根本町ラボ | カインズフローリング材](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1256-1024x768.webp)
[56] 材料をケチると軋み音がする!
先ほども少し触れましたが、本当はフローリング貼りには、接着剤を床に塗ってからビス止めしますが、自分は材料費をケチってそのまま貼りましたww歩くとミシミシ音がするのは仕方ありませんw
![川根本町ラボ | 床貼り](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1257-1024x768.webp)
[57] 巾木が必要ないと思う位ぴったりに施工完了
コーナー部分は、巾木がいらないんじゃないかと思うくらいぴったりな施工が出来ました。
付けますけどね!最後の一枚をはめた時は気持ちよかったw
![川根本町ラボ | フローリングコーナー](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1258-1024x768.webp)
[58] フローリング材の加工方法について解説
切る面を間違えると表面が毛羽立ちますので、注意してください!フローリング材をカットする時は、傷や表面の毛羽立ちを避ける為に、裏面からカットします。
最後のコーナー部分のフローリングをカンナがけして微調整します。
![川根本町ラボ | フローリング材カット](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1259-1024x768.webp)
[59] ドア部分の最後のフローリングをはめ込む
ドア部分の最後のピースをはめたのはいいが、前述した通り設計ミスで段差が出来てしまったwだけど、ここは巾木をうまく利用してごまかす、、予定・・・( ^ω^)・・・
実際に、巾木をくっつけると丁度良い面一の高さになるのと、カット面がこのままだと何となく格好悪いので、無理やり巾木でごまかす事にしました。
![川根本町ラボ | 最後のピース](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1260-1024x768.webp)
[60] 本来の巾木の用途ではないが結構カッコいい
巾木は床と壁の間の隙間をごまかし見た目を整える為の物ですが、フローリング材をカットした断面を隠すのにも中々使える事が分りました。
隙間が多少目立つのでここはウッドシールでごまかしましょうwまずは養生から。
![川根本町ラボ | 床の隙間コーキング](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1274-1024x768.webp)
[61] 施工前のフロアの隙間。数ミリカットミス。結構目立ちますねー
このままだどカットミスの誤差が目立ち、中の隙間にゴミも入ってしまいますので、ウッドシールでコーキングして隙間を埋めます。
![川根本町ラボ | コーキング前の隙間](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1272-1024x768.webp)
[62] うん。まぁこれなら許容範囲wwそれよりも左の2倍材のカット後の適当さが目立つ
2倍材のカットがかなり適当で毛羽立ちが目立ちますが、これは直ぐに外せるので見て見ぬふりをしています(笑)
ウッドシールでコーキングしたことで、隙間が殆ど分からなくなりましたし、巾木のサイズが驚く程ぴったりとマッチしています。
![川根本町ラボ | コーキング後](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1275-1024x768.webp)
[63] 外壁のガラリと内壁のステンレスダクト
壁のステンレスダクトで、画像の物は通期量をコントロールできるフィンがついて居ます。
ダクトにもいろんな種類や大きさがあるので、お好みに合わせて選んでください。
取り付けにはVUパイプが必要で、VUは肉薄の排水・排気専用の塩ビ管です。
![川根本町ラボ | 排気ダクト](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1267-1024x768.webp)
[64] 追加で物置収納棚を作る
本当は、真ん中にもう一本支えを入れたいところですが、丁度材料が切れてしまったのと、人が乗るわけではないのでこれくらいでも十分です。
普段使わないキャンプ用品などを収納する事にします。
![川根本町ラボ | DIY棚](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1315-1024x768.webp)
[65] VU管の端材を利用した物入
VU排水管の葉材を利用した物入で、主に使わなくなった歯ブラシを清掃用途に貯めています。
VU管に、吊りバンドというものでコンクリート外壁に固定し、下はエンドキャップに穴あけして水たまりを防止しています。
![川根本町ラボ | 小物入れ](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_3561-1024x768.webp)
総評として今回片流れ屋根小屋の製作でミスったなと思うのが、壁際にうまく固定して作ったので材料費が浮いたものの室内の湿度が高くなった事と、土台の束柱に2×4材を利用した為、心細くなり鋼製束で補強しました。
片流れ屋根の小屋をDIYする。2×4で作る骨組みで斜め屋根を自作まとめ
DIYで片流れ屋根の骨組みを作る場合は、2×4材がおススメです。
最近のウッドショックでまだまだ木材の価格は高いままですが、2×4材ならどこのローカルホームセンターにも必ず販売している商品ですので、材料は入手しやすいです。
私もこの小屋は基本コメリで足りないものをカインズで購入して作りました。
片流れ屋根の制作には、メモ程度の設計図でも十分に行う事が出来ます。
一番難しいトラス部分の制作は、三角関数を使用すれば底辺と使用する屋根材の勾配から柱の高さを求める事が出来ます。
三角関数の計算方法なんて知らなくても、忘れていても最低限底辺と角度から高さを求めるにはどうすればよいかという事が分かっていればネット上にも公式はありますし、計算なんてできなくてもスマホの関数電卓で求める事が出来ます。
このトラス部分の制作さえクリアしてイメージ出来れば、後は単に四角の組合せなので、単純です。
トラス部分の計算方法が分からなくても、何度か解説しているシンプソン金具を利用すれば計算なしに勾配を付けた屋根を作る事が出来ます。
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