自分でプロペラ換気扇交換!ホームセンターで必要な交換費用とサイズ

川根本町ラボ | 換気扇 電気電子・情報工学
換気扇とコンセントの施工

プロペラ換気扇を自分で交換したり取り付け出来たら室内の換気に役立ちます。

プロペラ換気扇を自分でDIYで交換する場合の交換費用やホームセンターでプロペラ換気扇を購入する時に必要なサイズの測り方を解説します。

他にも筆者が小屋を自作した経験から、換気扇の分解清掃の方法や壁に穴を開けてDIYで取り付ける方法をレクチャーします。

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自分でプロペラ換気扇交換!ホームセンターで必要な費用とサイズのポイント

  • 自分でプロペラ換気扇を交換する時の費用の平均は1万~2万円程だが、私の家に取り付けられている換気扇は4000円程度のものを選んだ。
  • プロペラ換気扇を自分で取り外す場合に必要な工具はドライバー一本あれば問題ないが、ネジが固着した場合はインパクトドライバーがあると便利。
  • 作業前には必ずコンセントを抜いて作業する事。また、油や傷の防止のためにコンセントに養生テープを張り付けて塞ぐと良い。
  • 一般的な家庭のプロペラ換気扇はほぼ30cmの取り付け枠の製品が多い。一度測ってみよう。
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自分でプロペラ換気扇は交換可能!ホームセンターで購入時に必要な費用とサイズは?

羽根径外枠適用穴換気能力設置例
20cm30cm25cm10㎥/分台所のキッチン
プロペラ換気扇のサイズ

① 一般的なキッチンの場合:25cm | 35cm | 30cm | 15㎥/分 |

➁ 広いキッチン:| 30cm | 40cm | 35cm | 20㎥/分 |

補足

  • 上記は代表的なサイズです。メーカーや機種によって異なる場合がありますので、購入前に必ず確認してください。
  • 換気能力は、風量と風圧の両方を考慮する必要があります。風量は、換気扇の能力を表すもので、単位は㎥/分です。風圧は、換気扇が排気する力を表すもので、単位はPaです。
  • 設置例はあくまで目安です。キッチンの広さや使用頻度などを考慮して、適切なサイズの換気扇を選びましょう。

プロペラ換気扇を選ぶ際のポイント

  • 羽根径:キッチンの広さに合った羽根径を選びましょう。
  • 換気能力:料理の種類や換気頻度などを考慮して、必要な換気能力を選びましょう。
  • 騒音:静音性の高いものを選ぶと、快適に使用できます。
  • 機能:タイマーやリモコンなどの機能があると便利です。
  • デザイン:キッチンの雰囲気に合ったものを選びましょう。

大体の家のキッチンのプロペラ換気扇は30cm角の正方形の取り付け枠サイズではないでしょうか?

プロペラ換気扇の平均価格は、10,000円~20,000円ほどです。

ただし、これはあくまで一般的な目安であり、実際の価格は以下の要素によって大きく異なります。

  • 羽根径: 一般的に、羽根径が大きくなるほど価格が高くなります。
  • 換気能力: 換気能力が大きくなるほど、高性能なモーターが必要となるため、価格が高くなります。
  • 機能: タイマーやリモコンなどの機能が付いているものは、機能がシンプルなものよりも価格が高くなります。
  • メーカー: 有名メーカーのものは、無名メーカーのものよりも価格が高くなる傾向があります。

具体的な価格を知りたい場合は、以下の方法で調べることができます。

  • 家電量販店: 家電量販店では、実際にプロペラ換気扇を見比べながら価格を確認することができます。
  • インターネット通販: インターネット通販では、さまざまなメーカーや機種の換気扇を比較検討することができます。
  • メーカーのホームページ: メーカーのホームページでは、製品情報や価格を確認することができます。

プロペラ換気扇を購入する際のポイント

  • 予算: 予算を決めてから、その予算に合った換気扇を探すようにしましょう。
  • 必要な機能: 必要な機能を絞り込んで、それに合致する換気扇を選ぶようにしましょう。
  • 設置場所: 設置場所の寸法を測り、それに合ったサイズの換気扇を選ぶようにしましょう。
  • デザイン: キッチンの雰囲気に合ったデザインの換気扇を選ぶようにしましょう。

私の利用している高須産業さんの換気扇は見た目もシンプルで基本的な機能は十分な製品ですが、他のメーカーと比べて安いのでおススメです。

低価格なプロペラ換気扇をお探しの方は参考にされると良いでしょう。

高須産業株式会社 | 快適な住まい造りに貢献する 浴室換気乾燥機なら高須産業株式会社
高須産業株式会社は、浴室換気乾燥機をはじめとした換気扇メーカーです。商品の開発から設計、金型制作、組み立て、販売まで、一貫したサイクルでより良い商品づくりを追求いたします。

イチから自分で穴を開けてプロペラ換気扇を取付ける!DIYの方法

少々道具が必要で難易度の高い作業になるかもしれませんが、自分で壁に穴を開けて換気扇を固定する事だって可能です。

私がDIYで小屋を建てた時に換気扇を施工した方法を解説します。

基本的な作業ステップは非常にシンプルですので一度タイムラインを見ながらDIYでプロペラ換気扇を取り付ける時の流れを把握しておきましょう。

プロペラ換気扇を自分でDIYで施工する流れ
  • STEP1
    下地の調査

    まずは下地センサーなどを使用して正確な下地の位置を把握します。(下地の位置とは柱の事)

    正確な間柱の位置などが把握できないと、柱ごとカットする事になり建物の安全上よろしくありませんので、換気扇は柱と柱の隙間に施工しましょう。

  • STEP2
    プロペラ換気扇の選定

    ホームセンターで使用できるサイズのプロペラ換気扇を選びます。一般的なプロペラ換気扇の取付枠は30cmの正方形です。

  • STEP3
    プロペラ換気扇取り付け枠の制作

    プロペラ換気扇を固定するための木枠を製作します。

    私の自宅の換気扇は小屋もキッチンも内径が30cmの正方形で作られています。

  • STEP4
    プロペラ換気扇取り付け穴あけ

    穴を開ける必要があります。元々ある穴を上手に開けるには工具の選定にかかっています。こういった壁に少しでも正確に穴を開けたいならマルチツール一択です!

  • STEP5
    プロペラ換気扇の組付け

    枠が出来て穴もあけたらプロペラ換気扇をコーススレッドで4か所程固定すれば問題なく固定できます。
    外は野外フードが必要です。
    野外フードも木枠に固定できます。木枠に固定したらコーキング剤などで雨仕舞をおこないましょう。

重要なポイントなのでもう一度書きますが、既存の壁に穴をうまく開けるならマルチツール一択です。

既存の壁に上手に穴を開けるには、工具の選定が全てです。このような垂直の壁に丸鋸は非常に危険ですし、かといってジグソーや電動のこぎりでは歯を入れる為の穴をドリルで開けたりするのが面倒です。

固定して隠れてしまうので気になりませんが、四隅だけ角が丸まってカットされているのもなんだか美しくありません。

マルチツールなら振動で材料に下穴を開ける事無く直接カットできるので、作業のステップ数を減らす事も出来ますし失敗も少なくなりますので、既存の壁に穴を正確にあけるならマルチツールをおすすめしたいです。

プロペラ換気扇の穴あけと固定枠
2×4材を換気扇のサイズに合わせてカットして柱に4か所ほどネジで固定するだけ

穴をあけてプロペラ換気扇の固定枠を柱とOSB合板に固定したら、後は換気扇をはめてコーススレッドで固定するだけです。

難しい事は一つもありません。なんとなく作業のイメージがわきましたでしょうか?

他にも何種類か固定枠のサイズがありますが、説明書に固定枠のサイズが必ず記載されていますので心配いりませんし、そのサイズ通りに固定枠を作ればよいだけです。

当然ですが、壁と固定枠の厚みには注意が必要です。この小屋は2×4工法で作られており、柱のサイズは38×89mmです。

画像で分かるように、この場合の外壁と内壁の隙間は2×4材を横にして使っているので、89mmという事になります。(つまり立てて使用しているという事)

横にして38mmの高さで木枠を作ったらユニット本体か外のフードのどちらかが浮いて固定されてしまうのは言うまでもありません。

プロペラ換気扇の組み立て
コンセントや換気扇も自分で簡単に施工できる

コンセントなどもホームセンターの材料と工具だけで自分で取り付け出来ます。

プロペラ換気扇のコンセントを後付けする場合、C型クランプを使用してコンセントを固定するのもありですが、私は未来工業さんのパネルボックスを使用してコンセントの施工をしています。

最近は全てこのパネルボックスで施工しています。パネルボックスは合板にボックスをはさみこんで固定する方式ですので、非常に手間いらずで後付けでも難しい技術なく簡単に固定できるのでおススメです。

取り付け後のプロペラ換気扇
カバーは別売だったので色々探して共通で利用できるものをセットした

換気扇はメーカーによってはカバー無のものを選ぶと後付けでメーカーのカバーが付けられない製品があるので、カバーの取り付けが必要かどうか迷っている場合はカバー取り付けタイプのものを選ぼう。

メーカー品でなくてもフィルターを付ける事が出来なくはないが、やはり既存のものとは取り付けの手間も大違いです。

自分が画像で使用しているプロペラ換気扇のカバーです。様々なメーカーに共通して取り付けられるので非常に便利です。

自分でプロペラ換気扇を取り付ける時の注意点

プロペラ換気扇を自分で取り付ける時の注意点をお話しします。

プロペラ換気扇はコンセントが繋がっているので、自分でもともと取り付けられていたプロペラ換気扇を交換するだけならば電気工事を行う必要がありません。

ですので、作業前はコンセントさえ抜いておけば感電の心配などは特にありません。

プロペラ換気扇を取り外すときは、大抵本体が調理時の油や埃で汚れていますので、ゴム手袋や作業用の手袋をしながら作業しないと滑る可能性があります。

モーターは金属の塊なのでいうまでもありませんが意外にもプロペラ換気扇の本体は重いです。

しかも、本体は結構角がとがっているのでうっかり油で滑って落としたりすると怪我をしますし、床を傷つける原因にもなります。

取り外した後の換気扇は金属の日にゴミに出せばモーターの中には高価な金属である銅線が入っているので喜んで持って行ってもらえると思います。

家電の処分にお金のかかる県や地域の場合は、購入したホームセンターに新しい商品の購入と引き換えに引き取ってもらえる場合もありますので、あらかじめ確認してからホームセンターでプロペラ換気扇を購入しましょう。

自分でプロペラ換気扇交換できない場合はどこに頼むのがいい?

自分でプロペラ換気扇を交換したくても、道具などが無くて交換できない場合もありますのでそんな時は業者に頼むが手っ取り早い方法です。

通常、ホームセンターで商品を購入するとこういった商品に関しては取り付け費用を格安で受けつけてくれるプラントセットになっている事が多いので、一度ホームセンターで確認しましょう。

ただ、多くの場合+ドライバーだけあれば数か所のネジを外して取り外せる仕組みになっています。

必要な工具は+ドライバー位でしょう。固着して外せない場合はインパクトドライバーなどがあると便利です。

また、経年劣化した換気扇は通常油などがベタベタにくっついているのでスクレイパーなどで油をこそぎ落とす必要も出てくるかもしれません。

キッチンの換気扇はドライバーやインパクトが必要になり、若干抵抗があるかもしれませんがトイレの換気扇に関しては小さいパイププロペラファンだと、ただ手前に引っ張るだけで外す事が出来るので、技術も工具も必要なく手間いらずです。

トイレの換気扇の交換方法や施工方法はこちらの記事でも解説しておりますので、ご覧ください。

トイレの丸形タイプの換気扇の交換はめちゃくちゃ簡単。ただ手前に引っ張るだけでOK

プロペラ換気扇を掃除するコツを解説

プロペラ換気扇は自分で交換する事が出来ると解説しました。

プロペラ換気扇とフィルター
壁との隙間はわずか3mm。もう少し余裕を持って施工すればよかった気もする

ネジは基本的にコーススレッド等で固定されているだけですので、本格的にベタベタを掃除したい場合は全てのユニットを取り外して掃除するという手もあります。

掃除とはあまり関係ない話ですが、古い換気扇はマニアが多く需要が高い場合もありますので、捨てたりする前に一度掃除してオークションやフリマサイトなどで販売できないか検討してみるのもありかもしれません。

テレビで床屋さんのオーナーが換気扇マニアで壁中に古い換気扇を取り付けて眺めているという話は有名です。

話が若干それましたが、古い換気扇は取り外せるフィルターやプロペラ以外にもユニット本体は見過ごされがちですので、数年も使用すればどの家庭も相当べたべたしてくると思います。

このベタベタに外からの外気に含まれる埃などがくっついてベタベタになります。

ユニット本体はハイターで漬け置きという訳にはいかないので、該当部分を薄めたハイターなどで綺麗に擦ってやればユニット本体の汚れも綺麗に落ちます。

プロペラ換気扇の日常お手入れは、どのメーカーも共通しています。

プロペラの取り付けネジを回して外してプロペラを手前に引けば外す事が出来ます。カバーも爪で止まっているだけなので浮かせて手前に引けば外す事が出来ます。

プロペラ本体やカバーは一番汚れやすい場所なので、しっかりアルカリ性洗剤で漬け置きして油汚れを除去しましょう。

プロペラやカバーについた油の汚れは酸性ですので、アルカリ性洗剤であるハイターが有効に作用します。

野外フードが変形したり割れたりした場合も交換時期です。

プロペラ換気扇の野外フード
取り付け部分はダクトテープで止めた上でシリコンコーキングを施した

野外フードも交換だけならば通常はネジを外せば取り外す事が出来ます。自分の場合の様に、ダクトテープで雨仕舞している場合もあるかもしれません。

プロペラ換気扇の野外フードを交換する場合はコーキング剤が必須となりますので、野外フードだけではなくコーキング剤も準備してから作業しましょう。

コーキング剤の使用方法についてまとめた記事もありますので、コーキング剤についてはこちをご覧ください。

コーキング剤の保存方法や使い方をまとめた記事

また、コーキング剤を使用する場合は養生テープなども用意するとうまく作業する事が出来ます。

自分でプロペラ換気扇交換!ホームセンターで必要な費用とサイズまとめ

今までの解説で自分でプロペラ換気扇を交換するのは難しくない事が理解できたと思います。

基本的な工具はドライバー一本で取り外し可能です。コーススレッドなどの+ネジで止まっているだけなので、取り外しは簡単です。(但し、コーススレッドの場合は普通のネジよりかなり長いのでドライバーで回そうとすると腕が疲れるので、インパクトがあると作業効率が良い)

大体の家庭のプロペラ換気扇のサイズは30cm角ですので、取り付け枠のサイズを測ってからホームセンターに行くと良いでしょう。

ホームセンターで販売されているプロペラ換気扇の価格は1万から2万円前後を見ておけば問題ありませんが、私の自宅の様に4000円程度の商品も存在します。

プロペラ換気扇の掃除方法は、プロペラのネジを外してプロペラを外してカバーも手前に引けば外れます。

外したプロペラやカバーには酸性の油汚れが付着していますので、ハイターなどのアルカリ性洗剤で漬け置きすれば油汚れは切れに落ちます。

意外と見過ごされがちなユニット本体も出来れば掃除したいところです。

ドライバーでネジを数か所外すだけで取り外せるので、数年に1度くらいはユニット本体についた油汚れも綺麗に掃除したいものです。

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