庭に水道をつけたいと考えている方必見!DIYでの水道増設は、費用を抑えながらも快適な庭作りを実現できる素晴らしい方法です。
自分の手で庭に水道を引くことで、散水や洗車、バーベキューなど、さまざまなシーンで便利さを享受できます。
特に、散水栓から立水栓への配管を行うことで、屋外での水の利用が格段に向上します。
しかし、失敗を避けるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要で、適切な材料の選定や作業手順の理解が必要です。
水道管の延長や接続部分の取り扱いには注意が必要で、特に違法行為にならないように、事前に必要な許可を確認することが大切です。
また、DIY初心者でも簡単にできる方法を知っておくことで、安心して作業を進められます。
このブログでは、庭に水道を引くための具体的な手順や注意点を詳しく解説します。
水道増設にかかる費用の目安や、必要な工具、材料についても触れ、あなたのDIYプロジェクトをサポートします!水道の設置を通じて、より快適で便利な生活を手に入れましょう。
プロが直伝するコツを参考にして、あなたの理想の庭を実現してください!自分の手で作り上げた水道は、庭の魅力を一層引き立ててくれるでしょう。
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記事の要約とポイント
- DIYで簡単に水道増設
自分の手で庭に水道を引くことで、費用を抑えながら快適な屋外空間を実現できます。簡単な手順を踏むことで、誰でも挑戦可能です。 - 適切な材料の選定
散水栓から立水栓を設置する際は、耐久性のある水道管や接続部品を選ぶことが重要です。正しい材料を使用することで、長期間安心して利用できます。 - 法律や規制の確認
水道を設置する前に、違法行為にならないように必要な許可を確認しましょう。地域によって異なる規制を把握することが大切です。 - 失敗を避けるためのコツ
作業中の注意点や水漏れ防止策を知っておくことで、トラブルを未然に防げます。プロが直伝するコツを参考にして、安心してDIYを楽しみましょう。
庭に水道DIYで失敗しない基礎知識と注意点
庭に水道をつけたいと考えている方にとって、DIYは費用を抑えるための魅力的な選択肢ですが、庭に水道DIYを始める際には、基本的な知識と注意点を押さえることが非常に重要です。
このセクションでは、庭に水道DIYで失敗しないための基礎知識と、実際の作業における注意点について詳しく解説します。
基礎知識:庭に水道DIYの流れ
庭に水道を引く際、まず理解しておくべきは全体の作業の流れで、以下は基本的なステップです!
水道管の位置を確認
庭に水道を引くためには、自宅の既存の水道管を利用する必要があります。近くに散水栓がある場合、これを活用して立水栓を設置する方法が簡単です。
必要な工具と資材の準備
水道管の延長をDIYで施工するのに必要な工具としては、パイプカッター、接着剤、スパナなどが挙げられます。また、使用する配管材は、耐久性やコストを考慮して選びましょう。
掘削作業と配管の設置
庭に水道をつけるためには、配管を地下に設置する掘削作業が必要です。深さ30〜50cmが推奨されます。凍結防止のため、保温材を使用することも忘れないでください。
立水栓の取り付け
最後に、立水栓を設置し、水漏れがないかテストします。「散水栓から立水栓 DIY 簡単」というフレーズが示すように、正しい手順を踏めば初心者でも比較的簡単に作業できます。
注意点:トラブルを避けるためのポイント
庭に水道DIYを成功させるには、以下の点に注意してください!
- 配管の傾斜
配管を設置する際は、少し傾斜をつけて排水がスムーズに流れるようにします。
これにより、水が管内に溜まるのを防ぎます。 - 耐久性を意識した材料選び
立水栓DIY配管でよく使用されるポリ塩化ビニル管(PVC)は軽量で扱いやすいですが、直射日光には弱いため、保護カバーを使用する必要があります。 - 水圧の管理
水圧が高すぎる場合、配管や接続部が損傷する可能性があります。作業前に水圧を計測し、必要に応じて減圧弁を設置することを検討してください。 - 凍結防止策
寒冷地では、冬季の凍結を防ぐため、配管を深く埋めるか、保温材を巻き付ける必要があります。また、使用しない期間は水抜き栓を使用して水を抜いておきましょう。
庭に水道DIYは、正しい知識と準備があれば実現可能です!費用を抑えつつ、自分で行うことで満足感も得られるでしょう。
次のセクションでは、法的な注意点について詳しく解説します。
庭に水道DIYの基礎知識
庭に水道
DIY
庭に水道を引く
注意点
費用
庭に水道をつけたい方必見!DIYで水道を引く際の基礎知識や注意点を解説します。失敗を避けるための具体的なアドバイスや必要な費用、配管の基本も詳しく紹介。簡単にできる作業手順を理解しましょう。
- 水道DIYは違法?建築基準法と水道法の確認ポイント
- 庭に水道を引く費用の相場|業者依頼で15-30万円vs DIY5万円
- 散水栓から立水栓DIY簡単3ステップ|必要な工具と材料一覧
- 水道増設DIYで気をつけたい4つの重要ポイント
- 水道管延長DIYの配管接続方法と水漏れ防止策
水道DIYは違法?建築基準法と水道法の確認ポイント
庭に水道をDIYで設置する際、水道DIY配管は違法?という疑問を持つ方も多いでしょう。
DIYは一見手軽ですが、法的な規制を理解せずに作業を進めると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ここでは、建築基準法や水道法の観点から、庭に水道を増設する際の注意点と確認すべきポイントについて詳しく解説します。
水道DIYと法的な制限
日本の法律では、水道管や給水設備に関して一定の基準が定められており、その理由は、衛生面や水質の安全を確保するためなので、以下のポイントを押さえましょう!
- 水道法に基づく工事資格
水道管の延長や増設を行う場合、基本的には「指定給水装置工事事業者」が工事を行う必要があります。つまり、無資格で本管への接続を行うことは違法です。
ただし、庭に水道を引く作業が自宅内の配管延長に留まる場合は、DIYが許可されるケースもあります。 - 建築基準法との関連
庭に水道をつけたい場合、建築基準法における建物や敷地内設備の設置ルールに従う必要があります。特に、敷地境界線や公共の土地に影響を与える場合は注意が必要です。 - 水質汚染を防ぐための設備
DIYで配管を設置する際、水質汚染を防ぐ逆流防止弁の取り付けが求められ、これを怠ると、周囲の水道網全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
DIY可能な範囲と注意点
法規制の範囲内で許可される作業を理解することが重要で、庭に水道DIYを行う際の具体的な例として、次のような作業が挙げられます。
- 散水栓からの立水栓への変更
散水栓から立水栓DIYは簡単?という方法で、既存の散水栓を利用して庭に水道をつけることができます。この場合、屋外専用の給水設備として認められるケースが一般的です。 - 水道管の延長
水道管の延長DIYは、住宅内の既存配管を庭まで延長する作業です。地下配管の場合は特に耐久性と凍結防止策を講じる必要があります。 - 水漏れテストと安全確認
DIYで作業を完了したら、必ず水漏れテストを行いましょう!また、必要に応じて専門家にチェックしてもらうことをお勧めします。
違法リスクを回避する方法
DIYで水道設備を増設する場合、以下の方法で法的リスクを回避できます。
- 自治体への相談
計画段階で自治体や水道局に相談することで、法的な要件や注意点を確認できます。
事前に許可が必要な場合もあるため、必ず確認を行いましょう。 - 専門業者への部分依頼
「水道増設 DIY」として一部を自分で行い、本管接続や重要な部分は専門業者に依頼する方法もあります。
これにより、費用を抑えつつ、安全性も確保できます。 - 公的基準に準じた資材の使用
使用する配管材や接続部品は、公的基準に適合しているものを選びましょう。
これにより、衛生面でのトラブルを防ぐことができます。
水道増設を屋外でDIYで行う際には、法的な要件と安全対策を十分に理解し、適切な方法で作業を進めることが大切です。
次のセクションでは、庭に水道を引く費用の相場について、DIYと業者依頼の違いを比較しながら解説します。
庭に水道を引く費用の相場|業者依頼で15-30万円vs DIY5万円
庭に水道を引くことを考えている方にとって、費用の相場は非常に重要なポイントです。
一般的に、業者に依頼する場合の費用は15万から30万円程度が相場となっており、この金額には、工事費用、材料費、そして業者の手間賃が含まれています。
一方で、自分で庭に水道を引くDIYを選ぶ場合、費用は5万円程度で済むことが多いです。
DIYの場合、必要な材料を自分で購入し、作業を行うため、業者依頼に比べて大幅にコストを抑えることができます。
ただし、DIYには知識や技術が必要であり、失敗すると追加の修理費用が発生するリスクも考慮しなければなりません。
また、庭に水道をつけたい理由としては、散水や洗車、バーベキュー時の水の使用などが挙げられます!これらの用途を考えると、立水栓の設置は非常に便利です。
立水栓を設置することで、屋外での水の利用が格段に向上し、快適な生活をサポートしてくれます。
ここで注意が必要なのは、配管の延長や水道増設を行う際の違法行為です。
特に、無許可で水道管を引くことは法律に抵触する可能性があるため、必ず事前に調査を行い、必要な許可を取得することが重要です。
安全に、そして合法的に庭に水道を引くためには、専門知識を持った業者に相談することも一つの選択肢です。
このように、庭に水道を引く際の費用は業者依頼とDIYで大きく異なります。
自分の技術レベルや予算に応じて最適な方法を選ぶことが、成功の鍵となります。
庭に水道蛇口を取り付ける際のDIYと工事業者による価格差を以下の表にまとめました。価格は概算であり、地域や業者、使用する材料によって異なる場合があります。
項目 | DIY費用(概算) | 工事業者費用(概算) |
---|---|---|
材料費 | 5,000~15,000円 | 3,000~10,000円 |
工具費 | 1,000~5,000円 | – |
工事費 | – | 10,000~20,000円 |
合計 | 6,000~20,000円 | 13,000~30,000円 |
散水栓から立水栓DIY簡単3ステップ|必要な工具と材料一覧
散水栓から立水栓をDIYで設置する際、以下の簡単3ステップを参考にしてください!これにより、手軽に庭に水道を引くことができます。
計画と準備
まず最初に、どこに立水栓を設置するかを決めます。水道管の延長が必要な場合、既存の配管からの距離や土壌の状態を確認します。この段階で必要な工具と材料をリストアップします。基本的な材料には、立水栓本体、配管用のPVC管、接続部品、バルブなどがあります。
必要な工具
パイプカッター
ドライバー
スパナ
テープ(防水用)
シャベル
配管の設置
次に、配管を設置します。庭に水道を引くためには、まず水道管を地中に埋設する必要があります。パイプカッターを使ってPVC管を必要な長さにカットし、地面に埋め込みます。接続部品をしっかりと取り付け、漏水がないようにテープで防水処理を行います。
立水栓の取り付け
最後に、立水栓を設置します。立水栓本体を配管にしっかりと接続し、バルブを取り付けます。すべての接続部がしっかりと固定されているか確認したら、水を流して漏れがないかチェックします。問題がなければ、土を戻して作業完了です。
このように、散水栓から立水栓をDIYで設置するのは簡単です。
しかし、注意点として、配管作業中に水道管を傷つけないようにすることや、作業後の水漏れを防ぐためにしっかりと確認することが重要です。
これらのステップを踏むことで、安心して庭に水道を引くことができます。
水道増設DIYで気をつけたい4つの重要ポイント
水道増設をDIYで行う際には、いくつかの重要ポイントに注意する必要があり、これを押さえることで、スムーズに作業を進めることができ、トラブルを未然に防ぐことができます。
-
許可の確認は必要ですか?
-
まず最初に、庭に水道を引く際の法律や規制を確認します。特に、水道増設を行う場合、地域によっては許可が必要なことがあります。無許可で作業を行うと、後々トラブルになる可能性があるため、事前にしっかりと調査を行いましょう。
-
配管の位置決め方法は?
-
次に、配管の位置を正確に決めることが大切です。水道管を埋める場所や立水栓の設置場所を考慮し、他の配管や地下埋設物との干渉を避けるようにします。事前に測定し、地面を掘る際には慎重に行動することが求められます。
-
適切な材料の選定方法は?
-
水道増設の際は、使用する材料にも注意が必要です。耐久性があり、水漏れのリスクを減らすために、品質の高い配管用のPVC管や接続部品を選ぶことが重要です。また、立水栓やバルブも信頼できるメーカーのものを選ぶことで、長期間安心して使用できます。
-
作業の安全の確保に必要な服装は?
-
最後に、作業中の安全を確保することが最も重要です。作業に必要な工具はしっかりと点検し、怪我を防ぐために適切な服装を着用します。また、作業中は周囲に注意を払い、特に重い物を持ち運ぶ際には無理をしないよう心掛けましょう。
これらのポイントを意識することで、DIYによる水道増設が安全かつスムーズに進むでしょう!庭に水道を引くことで、生活がより便利になること間違いなしです。
水道管延長DIYの配管接続方法と水漏れ防止策
庭に水道を引く際に、特に水道管の延長は重要な作業です。
水道管を延長するには、まず必要な材料と工具を揃えなければならず、一般的に必要な材料には、PVCパイプ、接続用のジョイント、バルブ、テープなどがあります。
工具としては、パイプカッター、ドライバー、スパナ、そして水漏れ防止用のシーリング剤も準備しておくと良いでしょう。
水道管を延長する手順は次の通りです。
まず、既存の水道管の位置を確認し、延長する距離を測定します。この時、必要な長さに合わせてPVCパイプをカットします。
次に、カットしたパイプを既存の水道管に接続するためのジョイントを使って接続し、接続部には、しっかりとテープを巻いて水漏れを防ぐことが重要です。
接続が完了したら、バルブを取り付けます。バルブは、必要に応じて水の流れを制御するための重要な部品です。
設置後は、すべての接続部分を再度確認し、漏れがないかテストします。
このテストは、特に水道管の延長を行った後に必須です。水漏れが発見された場合は、すぐに修正することが必要です。
水道漏れを防止するためには、接続部分にシーリング剤を使用することも効果的です。
シーリング剤は、接続部分の隙間を埋めることで、さらに水漏れのリスクを減少させ、加えて、施工後は定期的に点検を行い、異常がないか確認することが重要です。
また、DIYで水道管を延長する際には、違法行為に注意が必要です。
特に、無許可で水道管を引くことは法律に抵触する可能性があり、事前に必要な許可を確認し、安全に作業を進めることが大切です。
これらのポイントを押さえることで、安心して庭に水道を引くことができるでしょう。
庭に水道DIY完全マニュアル|作業手順を徹底解説
庭に水道をつけたいと考えている方に向けて、DIYでの水道設置の完全マニュアルをご紹介します。
まず、作業を始める前に、計画を立てることが重要で、どの場所に水道を引くのか、必要な材料や工具をリストアップし、全体の流れを把握しておきましょう。
庭に水道を引くためには、以下の材料と工具が必要です。
PVCパイプ(適切な長さを確保)
ジョイントとバルブ
パイプカッター
防水テープ
シーリング剤
スパナとドライバー
シャベル(地面を掘るため)
設置場所の決定
次に、設置場所を決定します。散水栓から立水栓を設置する場合、その位置を考慮して、既存の水道管との距離を測定します。屋外の設置であっても、周囲の土壌の状態や地下埋設物に注意が必要です。
配管の設置
設置場所が決まったら、地面を掘って配管の通る穴を作ります。パイプカッターを使ってPVCパイプを必要な長さにカットし、ジョイントを使って接続します。接続部分には防水テープとシーリング剤をしっかりと使用し、水漏れを防ぎます。
立水栓の取り付け
配管が完了したら、立水栓を取り付けます。立水栓は、庭での水の使用を非常に便利にしてくれます。取り付けの際は、規格に合った部品を選ぶことが大切です。呼び13/20規格に適合したものを選ぶと、無理なく取り付けることができます。
動作確認
最後に、すべての接続が完了したら、水を流してみてください。水漏れがないか、すべての接続部分を確認します。問題がなければ、作業は完了です。
このDIYマニュアルに従って、庭に水道を引く作業を行えば、簡単に水道を設置することができ、自分で作業を行うことで、費用も抑えられ、満足感も得られるでしょう
庭に水道DIY完全マニュアル
庭に水道
DIY
作業手順
縦水栓
屋外
庭に水道を引くための完全マニュアルです。DIYでの作業手順を徹底解説し、立水栓の設置方法や配管のポイントを詳しく紹介。屋外での水道増設を簡単に実現するための情報を提供します。費用や材料も見逃せません。
- 立水栓DIY配管の正しい取り付け方|呼び13/20規格対応
- 水道増設屋外工事の具体的な手順|散水用13mm配管の場合
- DIY工事後の水圧チェックと通水試験の方法
- トラブル発生時の対処法と専門家への相談タイミング
- 庭に水道をDIYする方法まとめ
立水栓DIY配管の正しい取り付け方|呼び13/20規格対応
立水栓をDIYで取り付ける際は、正しい配管接続と設置方法が求められます。
特に、呼び13/20規格に対応した部品を使用することで、スムーズな取り付けが可能です!ここでは、立水栓の正しい取り付け方を詳しく解説します。
立水栓を設置するために必要な材料は以下の通りです。
防水テープとシーリング剤
バルブ
ジョイント部品
PVCパイプ(適切な長さ)
立水栓本体(呼び13/20規格)
配管の設計
まず、立水栓を設置する位置を決めます。設置する位置は、庭の動線を考慮して決めると良いでしょう。立水栓から水を引くための配管の長さや経路を測定し、必要な材料を準備します。
配管の接続
次に、PVCパイプを必要な長さにカットし、ジョイントを使って接続します。接続部分には防水テープを巻き、さらにシーリング剤を使用して水漏れを防ぎます。この段階で、すべてがしっかりと接続されていることを確認しましょう。
立水栓の取り付け
立水栓本体を配管に接続します。呼び13/20規格に合った部品を使用することで、無理なく取り付けることができるでしょう。接続後は、バルブを取り付け、水の流れを確認します。
最終確認
全ての作業が完了したら、水を流して漏れがないかを確認します。立水栓から水が正常に出るかどうかもチェックし、問題がなければ作業は終了です。
このように、立水栓のDIY取り付けは、適切な材料と手順を守ることで簡単に行えます!庭に水道を引くことで、日常生活がより便利になり、さまざまな場面で活用できるでしょう。
水道増設屋外工事の具体的な手順|散水用13mm配管の場合
庭に水道を引くことを検討している方にとって、水道増設の屋外工事は重要なプロセスです。
特に、散水用の13mm配管を使用する場合、具体的な手順を知っておくことで、作業をスムーズに進めることができます。
以下に、DIYでの水道増設の具体的な手順を解説します。
準備と計画
まず、どこに水道を設置するかを決定します。庭に水道をつけたい場所を選び、その周辺の土壌の状態や既存の配管の位置を確認します。必要な材料としては、13mmのPVCパイプ、ジョイント部品、バルブ、防水テープ、シーリング剤などが挙げられます。
配管の設置
選定した場所に基づき、土を掘って配管を埋設するためのトンネルを作ります。この際、配管の深さは一般的に30cm程度が推奨されます。掘った後、13mmのPVCパイプを必要な長さにカットし、接続用のジョイントを使って配管を行います。接続部分には防水テープを巻き、シーリング剤を使用して水漏れを防ぎます。
散水栓の設置
配管が完了したら、散水栓を取り付けます。散水栓から立水栓に接続することで、庭での水の利用が便利になります。立水栓の取り付けは簡単ですが、規格に合った部品を使用することが重要です。13mmの配管に適合する立水栓を選び、しっかりと接続します。
接続確認と土戻し
すべての接続が完了したら、水道を通水させる前に、接続部に漏れがないか確認します。問題がなければ、掘った土を戻して作業を完了させます。この時、土をしっかりと締め固めておくことが重要です。
最終確認
最後に、水道を開けて水の流れを確認します。水漏れがないかしっかりとチェックし、問題があればすぐに修正します。これで、庭に水道を引く作業は完了です。
これらの手順を踏むことで、DIYで簡単に水道を増設することができ,費用も抑えられ、庭での水の利用が格段に向上します。
安全に作業を進めるためには、必要な許可を確認し、違法行為を避けることも忘れないようにしましょう。
DIY工事後の水圧チェックと通水試験の方法
DIYで庭に水道を引く際、工事が完了した後には水圧チェックと通水試験を行うことが重要で、これにより、作業の結果を確認し、問題がないかどうかを確かめることができます。
水圧チェックの準備
水圧をチェックする前に、必要な道具を準備します。水圧計があれば便利ですが、ない場合は水道の元栓を開けてみることで圧力を確認できます。また、通水試験を行うために、立水栓や散水栓を開けることも必要です。
水圧の確認
水道の元栓を開けて水を流します。水圧計を使用している場合は、圧力の数値を確認します。一般的に、家庭用の水圧は3~4気圧が理想とされています。これより低い場合は、配管に問題がある可能性があります。
通水試験の実施
水圧が正常であれば、次に通水試験を行います。立水栓や散水栓を開けて、水の流れを確認します。水がスムーズに流れるか、また漏れがないかをチェックします。もし水漏れが発生している場合は、接続部分を再確認し、必要に応じて修正します。
異常の確認
通水試験中に異常を感じた場合、例えば水の流れが不安定だったり、圧力が急に下がったりする場合は、配管に問題があるかもしれません。この場合、すぐに作業を中止し、専門家に相談することをお勧めします。
このように、DIY工事後の水圧チェックと通水試験は、庭に水道を引く際の重要なステップで、これを怠ると、後々のトラブルにつながる可能性がありますので、しっかりと確認を行いましょう。
トラブル発生時の対処法と専門家への相談タイミング
庭に水道を引いた後、トラブルが発生することもあります。
特にDIYでの作業では、問題が発生するリスクが高まる可能性があり、トラブル発生時の対処法と、専門家に相談すべきタイミングについて解説します。
主なトラブルには、水漏れ、圧力の低下、配管の詰まりなどがあります。
特に水漏れは、早期に対処しないと土壌の浸水や周囲への影響を及ぼす可能性があり、圧力の低下は、配管の接続部に問題があることが考えられます。
水漏れが見つかった場合は、まず元栓を閉めて水の供給を止めます。
次に、漏れている部分を特定し、接続部を再度確認したら、防水テープやシーリング剤を使用して修正を試みることができますが、解決しない場合は専門家に相談することをお勧めします。
圧力の低下を感じた場合、まずは元栓を確認し、しっかりと開いているかを確認します。
さらに、他の水道設備でも圧力が低下しているか確認し、問題の範囲を特定します。
単独の問題であれば、自分で修理を試みることも可能ですが、広範囲に影響がある場合は専門家に相談することが賢明です。
DIYでの作業に自信がない場合や、トラブルが解決できない場合は、早めに専門家に相談することが重要です。
特に、違法行為にならないように、事前に許可を取得していない場合は、すぐに専門家に相談し、適切な手続きを行うことが必要です。
このように、トラブル発生時の対処法を知っておくことで、迅速に問題解決に向けた行動が取れ、庭に水道を引く際の安心材料となるでしょう。
庭に水道をDIYする方法まとめ
庭に水道をつけたいと考えている方にとって、DIYでの水道増設は魅力的な選択肢です。
自分の手で庭に水道を引くことで、作業にかかる費用を抑えられるだけでなく、完成後の満足感も得られます。
しかし、成功させるためにはいくつかのポイントを押さえておく必要があります。
まず、庭に水道を引く際の基本的な流れを理解しておきましょう!最初に行うべきは、設置場所の選定です。
散水栓から立水栓を設置する場合、その位置を慎重に決めます。
屋外の環境や既存の配管との位置関係を考慮し、無理のない場所を選ぶことが重要です。
次に、必要な材料の準備です。
一般的に、庭に水道を引く際には水道管やバルブ、立水栓、接続部品などが必要になり、特に配管は、耐久性の高いPVCパイプを選ぶと良いでしょう。
これにより、長期間にわたって安心して使用できます。また、DIYでの費用は、業者に依頼する場合に比べてかなり抑えられるため、経済的にもメリットがあります。
水道増設の際には、法律面にも注意が必要で、無許可で水道管を引くことは違法となる場合があるため、事前に必要な許可を確認しましょう。
特に、地域によっては水道の設置に関する規制が異なるため、地元の役所や水道業者に相談することをお勧めします。
作業に入る前に、工具の準備も忘れずに行いましょう。
基本的な工具としては、パイプカッター、ドライバー、スパナなどが必要で、作業中に水漏れが発生しないように、防水テープやシーリング剤も用意しておくと安心です。
いよいよ作業に取り掛かる際は、まずは水道管を延長する部分を掘り起こします。
地面を掘る際は、地下の配管や電線に注意を払いながら行いましょう!掘り終えたら、配管を設置し、立水栓を取り付けます。
この際、接続部分には防水テープをしっかりと巻き、漏れがないように注意します。
作業が完了したら、必ず通水試験を行い、水漏れがないか確認します。
このテストを怠ると、後々のトラブルにつながる可能性があります!問題がなければ、土を戻して作業を完了させます。
このように、庭に水道を引くDIYは、正しい手順を踏むことで簡単に行えます。
自身の手で作り上げた水道は、庭での生活をより快適にしてくれるでしょう!水やりや洗車、バーベキューなど、さまざまな場面で活用できるのも大きな魅力です。
庭に水道をつけたい方は、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。計画的に進めれば、素晴らしい成果を得られることでしょう。
水道配管の基礎知識を学んでDIYで修理する方が安上がり!
水道配管を自分で配管出来たら業者を呼んで修理するより安上がりで良いと思いませんか?
水道配管の基礎知識を網羅的にマスターすれば、水道配管を自分で修理したりDIYを楽しむことが出来ます。
水道配管の接続方法は、ポイントさえ押さえればそれほど個人でも難しい技術ではないので、初心者に水道配管の接続はお勧めのDIYです。
水道配管施工の経験から、DIYでも活用できる水道配管の接続方法や、材料・部品・費用に至るまで水道配管基礎知識を業務で数多くの水道配管を施工してきた筆者が詳細に解説します。
水道配管だけに関わらず、何でも故障したからと業者を呼んでいてはいくらお金があっても足りませんし、技術も身に付きません。
田舎暮らしにおいて水道配管は修理が必要なカテゴリの筆頭に挙げれます。
業者を呼ぶにしても、田舎暮らしでは業者を探すのも呼ぶのも一苦労なので、何かあっても自分で対応できるように水道配管の基礎知識を学んでDIYに活かしましょう。
水道配管やバルブ・継ぎ手を自由に接続出来るようになるとDIYの幅も広がりますし、水道配管は日常のライフラインで使用する物なので、覚えておいて損はありません。
水道配管のDIYに必要な材料や費用は?
それでは、水道配管のDIYで必要な材料と費用を解説します。
写真の水道配管接続図は、パイプにボールバルブを接続してホースを接続できる配管です。
上記の配管は、ホースシャワーなどの配管を自分で増設したい時によく使います。
特筆すべきはボールバルブで、バルブと一口に言っても様々な種類があり、手動で開閉するものから機械式の電磁弁など様々です。
今回はフルボアタイプのボールバルブを利用して、シャワーホースを接続する際の配管を考えてみました。
費用に関しては金属部品はやはり高価で、一番小径のVP13用の配管で大体2000円~3000円前後です。
水道管の外径に比例して材料も高くなります。
チャッキバルブ等の特殊な用途のバルブや、電気制御で水道の開閉をON・OFF出来るバルブは数万円する場合があります。
1.VP13 塩ビ管
2.異形継ぎ手
3.ボールバルブ
4.チーズ
5.バルブソケット
6.チャッキバルブ(チェックバルブ)逆止弁
7.ボールバルブ
その他:他にも画像のように流体が見えるように透明の塩ビ管や継ぎ手なども存在します。使用前はクリアですが、段々日焼けして見えにくくなります。また、灰色の通常の物と比べて高いです。
この写真は塩ビ管のVP管・VU管・継手・ボー部バルブを使った塩ビ管の本格的なDIYで『水撃ポンプ』を自作した時の物です。
水撃ポンプとは、水の流れを圧力エネルギーに変換して永久に水を汲み上げる装置です。
塩ビ管を使った本格的なDIYに興味のある方は是非、水撃ポンプの自作の記事もご覧ください。
ホースバンド
ホースバンドはあえて説明の必要は無いかと思いますが、タケノコとホースをしっかり接続する時に使います。
私はドライバーでねじ込むのが面倒なので、購入するときは必ず手で回せるつまみが付いたものにしています。
タケノコ
別名をホースニップル等と呼んだりもしますが、工場などではタケノコと呼ぶのが一般的です。
ネジの部分はRc(テーパーメスネジ)となっています。
テーパーネジですので先端になる程先細りのネジで、R(テーパーオスネジ)と接続する事が出来ます。
他にもPjやGネジ等の規格もありますが、詳しくは講座で解説します。
接続は締め込みだけでは不十分で、図のようにシールテープを巻いて締めこみます。
ボールバルブ
バルブの種類にも様々あると前述しましたが、一般家庭でよく見かけるのは水道の蛇口やゲートバルブで、今回はフルボアタイプのボールバルブを利用しています。
ざっとボールバルブとゲートバルブの違いについて解説します。
ボールバルブもゲートバルブも中間開度での使用はせず、流体のON・OFFを切り替えのみに使用します。
ゲートバルブはハンドルタイプなので、レバータイプのモノと違い開閉に時間がかかりますが、不用意に触れてバルブがいきなり開くといったことがありません。
構造上大口径のもにも対応しており、バルブがONの時は管内径とほぼ同等であるため、流体抵抗が発生しにくいという特徴があります。
ボールバルブは大口径になればなる程、構造上開閉トルクが必要となりバルブの開閉に力を必要としますが、ゲートバルブは構造上力を必要としません。
ボールバルブのフルボアタイプですが、ボールバルブの種類には管内径が1サイズ小さいレデュースボアがあります。
こちらはコンパクトに出来る分、管内径が小さくなるので流体抵抗が発生しますが、フルボアタイプを選べば管内径とほぼ同等の為、吐出量に変化がありません。
上記の内容を考慮して、たかが水栓の開け閉めをするのにゲートバルブを何回も回さないといけないのも手間です。
しかも構造上、ボールバルブの方が耐久性も高いので、フルボアタイプのボールバルブを選択しました。
安いからとレデュースボアのボールバルブを買わないようにしましょう!特にコンパクトにする理由が無ければ管内径と同等のフルボアタイプがおススメです。
TSバルブソケット
バルブソケットはR(テーパーオスネジ)です。
接続部分の強度が必要な場合はネジ部分が金属のものも存在しますが、縦水栓等人の力で上からかなり応力のかかる場所以外ではプラスチックでも問題ありません。
テーパーネジは先にも書いた通り、シールテープを巻いて完全に止水します。
反対側は規格に応じた塩ビ管を接続し、接合部はエスロン・タフダイン等の塩ビ管用接着剤を使用します。
水道配管に必要なその他の部品
水道配管のネジは主にテーパーネジで、並行ネジもありますが、全てがパッキンで接続できる並行ネジで配管出来るわけではありません。
水道配管のメイン部分は、バルブにおいてもソケットにおいてもテーパーネジです。
テーパーネジは先細りのネジで、根元程径が太くなります。
このテーパーネジを接続するのに必ずなくてはならないシール材が大きく分けて二種類あります。
それがシールテープと接着剤です。
シールテープについて
シールテープの巻く回数には諸説ありますが、多くまけばよいというものではありませんし、少なすぎれば止水が不十分となり水漏れの原因となります。
多くの現場を経験してきましたが、基本的には5,6回締めこむ方向と逆にまけばよいと思います。(しめこむ方向とは逆にシールテープを巻くことがポイントです。同じ方向にまいたら締め付ける時にシールテープが緩いんでしまいます)
エスロン等の塩ビ管用接着剤について
塩ビ管にはHT管という茶色の塩ビ管も存在していますが、これは温水用の配管です。
温水用の塩ビ管には専用の接着剤がありますので、普通の接着剤と混同しないように注意してください。
ヘルメチック(応力がかかり馬鹿になったソケットの応急処置)
田舎暮らしなどの古民家では私の家もそうでしたが、サルボがしっかり固定されてないと、ガタガタして蛇口に無駄な応力が掛かり馬鹿になってシールテープで締めこんでも水漏れする場合があります。
そんな時はヘルメチックの出番です。
ネジ部分にヘルメチックを塗りその上からシールテープを巻きます。
メネジの方にもヘルメチックを塗布して締めこみます。
するとヘルメチックが液状ガスケットとなり完全に止水されます。
古民家改修には一本持っていて損はないでしょう。
水道配管に必要な道具は?何を揃えればよいか解説
基本的には下記で紹介している工具を揃えておけば、日常のDIY用途には困らないでしょう。
必要な工具は大きく分けて主に2種類あります。
パイプを切断する工具類と、パイプを締める時に使う工具です。
ゼットソー
ゼットソーに関しては雨樋清掃の記事でも触れていますが、塩ビ管を切る為の専用ののこぎりです。
VP13等の径の細い塩ビ管は塩ビ管カッターで綺麗に切断する事が出来ますが、排水用途で使用するVU管となると径が大きくなり、塩ビ管カッターで切断する事が出来ませんので塩ビ管専用ののこぎりは必ず必要な道具の一つです。
少量の塩ビパイプを切断するだけなら問題ありませんが、大量の塩ビパイプや大口径の排水用配管の、VU管をカットするには、ゼットソーよりも、チップソー切断機があると断然便利です!
チップソー切断機を使用したパイプカットのメリットや、おすすめのチップソー切断機について解説していますので、下記の記事も併せてご覧ください。
塩ビ管カッター
塩ビ管カッターの能力にもよりますが、水道用の細い系の配管でしたら殆ど塩ビ管カッターだけで楽に素早く綺麗に切断可能です。
ホームセンターでも1000円前後で販売されておりますので、自分で水道配管を切断・接続したい場合は、そろえておきたい工具の一つです。
ウォーターポンププライヤ
ウォーターポンププライヤは殆どのご家庭に工具の一つですね。
先細りの先端は水道配管などの狭い場所で作業する時に役立ちます。
ただ、パイプレンチの様に回す方向によって自動ロックされません。
パイプレンチ
パイプレンチはとても便利な工具です。
きつく配管を締める用途に最適です。
ウォーターポンププライヤとの違いは、水道配管を締める方向には自動でロックがかかり配管を固定します。
イメージ的にはラチェットレンチに近いです。
人が一々開閉しなくても一連の動作をスムーズに行う事が出来ます。
カッター
カッターはバリを取ったりする時に使います。
塩ビカッターなどを購入すると、塩ビのバリ取り部分が工具に付属している場合もあります。
製品の封を切ったりする場合にも、必要になる事があるかもしれませんので、使用頻度は低めですが一応準備しておきましょう。
水道配管をDIYする時の注意点は?
水道配管をDIYする場合、ポイントを抑えて安全面や作業の確実性を担保しましょう。
水道配管にかかる圧力はかなり高いので、下手をすると外れた配管が顔面に飛んでくるなんて事も無きにしも非ずですので、安全第一で作業しましょう。
まずは止水をしたか確認
止水をしないでそのまま配管をカットすれば水が溢れる事は明白です。
先ずは止水を行い、蛇口を開放して内部の圧力を抜きましょう。
止水栓は一軒家なら庭に設置されている事が多く、マンションやアパートであれば、制御用のパネルがある場合もあります。
切断する前に水気をタオルでふき取る
水気や泥をしっかり取る作業は綺麗に切断する事は勿論、手が滑って怪我をする等の事故を防止する事にもなりますので、しっかり水気をふき取りましょう。
また、水が付いたまま水道配管を接続すると、内部で中途半端に接着剤が固まり、水漏れの原因や流体の抵抗となる可能性もあります。
施工前にしっかりと水気や泥をふき取る事で、しっかりとした切断や接続をする事が出来ます。
切断時のバリは綺麗に取る
水気は勿論、バリをしっかりとってから接続しないと施工不良の原因になります。
バリが残ったまま配管すれば、水道水に混ざる事は勿論ですし、接着剤で溶けたバリが配管内部にへばりつき流れてきたゴミをひっかけ詰まる原因になります。
バリが残ったまま水道配管を接続すると、バリが原因でバルブを閉めてもゴミが内部で噛んで、しっかりとバルブが閉まり切らない事もあります。
施工した水道配管に水漏れが無いか確認
施工した水道配管に水漏れが無いかをしっかりチェックしましょう。
シールテープは巻く方向を間違えると、締めこむ時にヨレて、そこから水漏れが発生します。
エスロンは、水やバリ・埃が残ったままだとしっかり接着できませんので、水漏れが発生します。
一気に水圧を上げると、施工不良の配管が爆ぜて水浸しになるかもしれませんので、徐々に水圧を上げて水漏れを確認しましょう。
水道配管のDIYに失敗!?水漏れした時の修理方法について
水道配管のDIYに失敗する時は、大抵バリ取りが不十分で配管に隙間が生じたり、エスロンの塗布が不十分で水漏れが発生する事が多いです。
他にも、シールテープの巻きつけ不良でも水漏れは発生します。
たまにあるケースでは、冷水用の灰色の配管を高温が流れる給湯器の配管に接続してしまい、接着剤も通常の物を使い水漏れするケースです。
水道配管のDIYに失敗しがちないくつかのケースを想定して解説しますので、以下のチェック項目を見ながら確実に作業出来ているか確認しましょう。
バリ取りエスロンの塗布が不十分
水道配管 DIYで初心者がやりがちな最も初歩的なミスが、バリ取りが不十分かつエスロンの塗布も不十分というケースです。
バリは全て除去しないと、水道配管のつまりの原因にもなりますし、バリが引っ掛かって最後まで配管を差し込めずに漏れてくるかもしれません。
エスロンは塩ビ管の外側と継ぎ手に十分塗布してください。
全てのバリや汚れを除去して、エスロンも適量塗りつけたとしても、接着して直ぐに手を離したのではくっつきません。
ゆっくり30秒位数える位の気持ちで待ちましょう。
シールテープまきつけ不良
シールテープの巻きつけ不良もありがちなミスで、シールテープはよじれた状態で巻きつけてはいけません。
巻きつける方向についても注意で、継ぎ手を差し込み回す方向と逆方向に巻きつけないと、ネジを回した時にヨレてしまいます。
巻きつけ回数は5,6回で問題ないでしょう。
シールテープは多く巻けば止水できるというものではありませんし、巻き数には諸説ありますが、私個人の今までの経験として、バルブやネジが新品であれば、5,6回の巻きつけだけでも十分に止水可能であると思います。
たまにあるケース
田舎の水道配管は稀にサルボ【持ち出しソケット】にガタつきがある場合があります。
長年飛び出した蛇口にぶつけたり、負荷をかけてしまうケースは容易に想像できますので、真鍮製のサルボと言えどネジが劣化します。
サルボが劣化すると、いくら新品の蛇口を用意してシールテープを巻きつけても水漏れします。
そこで、先でご紹介したヘルメチックを利用します。
シールテープを巻く前に一周塗布し、シールテープ巻きつけ後も一周塗布。
そうすると、ヘルメチックがガスケットの役割をして、水漏れをしっかり止水してくれます。
余談ですが、サルボは専用工具があれば取り外す事は出来ますが、持ち出しソケットという性質上取り外すと今度は取り付けるのに苦労します。
サルボを取り外した配管はコンクリート壁の奥にある事が多いので、配管自体を取り外せる希望が無ければ、素人は工具があってもサルボは触らない事をおすすめします。
水道配管のネジは、他にも平行ネジ(Gネジ)というものが存在します。
このGネジは、フレキシブルな蛇腹配管で、トイレの施工によく使われるパイプですが、接続にはシールテープではなくパッキンを使用します。
Gネジにパッキンではなく、シールテープを巻いて施工すると水漏れの原因となるので注意が必要です。
最後に水道配管の纏めを箇条書きで記載します。
水道配管の基礎知識を解説!DIYで接続方法や材料・部品・費用まとめ
- 水道配管 DIYに必要な工具は大きく分けて二つ。切断工具とレンチなどの回す工具。
- 接着方法も大きく分けて二つ。エスロンで接着する場合と、テーパネジの場合はシールテープを巻きつけて止水。
- 作業前は必ず止水を確認してから行う。また、汚れや水分を綺麗にふき取ってから作業する事。
- バリヤ汚れ、エスロンの接着不良は水漏れの原因になるので面倒でもしっかり行う。
- 劣化で対処できない水漏れはヘルメチックを使用して止水するとうまくいく。
水道配管に必要なDIYの基礎知識について解説したことを纏めます。
水道配管のDIYに必要な工具は主に、切断工具とレンチなどの締め付け工具に分類できる事を解説しました。
切断工具では、主に塩ビ管専用ののこぎりや、パイプカッターが使われます。
パイプ同士の締め付けには、パイプレンチがあると便利ですが、一般的にはウォーターポンププライヤーがあれば十分です。
止水方法は、ネジの種類によっては大きく分けて二種類ある事も解説しました。
テーパーネジの場合は、止水にシールテープを使用しますが、ガタが来て止水が難しい場合は例外的にヘルメチックで止水する場合もあります。
平行ネジ:Gネジの場合は、シールテープではなくパッキンを使用して止水する事が出来ますが、間違えてシールテープで止水すると、水漏れする原因となります。
作業に関する注意事項は、必ず止水してからパイプの切断や、ネジを緩めるのは当然の基本と言えます。
他に、バリヤ汚れが付いたままエスロンで接着すると、水漏れの原因となりますので、接着前に汚れはしっかりとふき取りましょう。
滅多にない事とは思いますが、エスロンは溶剤で可燃性の液体なので、多量に吸い込んだり火器に近づけないように注意して取り扱いましょう。
接着剤の種類もあるので、間違えて冷水用の接着剤を温水配管用の接着剤に塗布すると、水漏れの原因となります。
水道配管の正しい接続方法と基礎知識を身に着けて、業者に依存せず、自分で施工できるとDIYの幅は広がります。
水道に関するより詳しい情報は静岡県の条例などをご覧ください。
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