古い丸型タイプのトイレの換気扇のカバー(グリル)の外し方が分かれば、掃除をして空気の流れをよくする事が出来ます。
トイレの換気扇は、丸型タイプでも四角のタイプでも基本的には全て取り外す事が出来、やろうと思えばプロペラやシロッコファンまで分解して清掃する事が出来ます。
丸型換気扇の換気口のフィルターは、ガラリにもついています。
今回は外のガラリから、内壁のダクトパイプに至るまで、換気扇を自分で何個も施工経験のある筆者がトイレの丸型換気扇の外し方や、外せないタイプの丸型換気扇まで全てを分かりやすく解説します。
トイレの丸形換気扇で外せないタイプは、コンセントタイプではなく、VVFケーブルで接続されていると、電気工事士の免許が必要になる為、一般の方は外せないタイプという事になります。
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記事の要約とポイント
- カバー(別名:グリル)は古いタイプのトイレ換気扇の外し方は、必ず外れるような仕組みになっており、トイレの換気扇は分解しようと思えば、シロッコファンやプロペラも分解できる!
- 四角タイプの換気扇でも本体は丸型でダクトにつながっている事が多い。
- トイレの丸型換気扇で外せないタイプは、VVFケーブルタイプの配線方式のものは、電気工事士の免許がないと外せないタイプの換気扇。
トイレの換気扇。丸型タイプ本体とカバーの外し方と掃除方法
トイレの換気扇で、丸型タイプの換気扇は簡単に外せます。
先ずはタイプ別にその理由をご説明します。
トイレの丸型換気扇についているカバーは、別名グリルとも呼ばれます。
このカバー(グリル)を外して掃除出来れば、本体は外せないタイプでも、プロペラなどは外して掃除できる可能性があります。
冒頭でも注意しましたが、丸形換気扇で一般の方には外せないタイプのものは、電気工事士の免許が必要になるVVFケーブルタイプのもので、コンセントタイプの配線ではありません。
VVFケーブルって何?普通の延長コードと何が違うの?と、疑問に思う方がほとんどだと思います。
電気配線用の住宅建材としては、VVFケーブルが屋内配線用のケーブルとして最も幅広く使われています。
VVFケーブルとは何か?具体的な施工方法などは、以下の記事で詳しく解説していますので、VVFケーブルについて知らない方は、まずはコチラの記事を読むことをお勧めします。
古いからと外し方も分からずに、無理に外せないタイプの丸型換気扇を外すと、むき出しの配線から感電・漏電の危険性が高いため、必ず工事業者に依頼することをお勧めします。
特にマンションやアパートの場合、安易にこれらの施工をDIYで行うと、退去所に原状回復命令を受ける可能性があります。

カバー(グリル)は画像で見てもらうとお分かりの通り、基本的にネジなどで固定されている事はありません。
このカバーは外して掃除する必要がある為、どのメーカーも簡易な固定方法を採用しています。
トイレの換気扇本体は、建材内側に通してある排水用のVUパイプ(うちの自宅はVU100)に差し込んであるだけなのです。
場合によっては、シーリング施工がされており、コーキング剤を剥がさないと外せないタイプもあります。
また、ガラリには基本的にコーキング剤が充填してありますので、簡単に外すことは容易ではありません。
外のガラリの外し方は、まずはコーキング剤をしっかり剥がした上でVU菅から外す必要があります。

VUパイプとは、主に排水用に使われることが多い塩ビ管ですが、実はトイレの丸型換気扇のように、気体の排気用にも使われます。
もし、トイレの換気扇を自分で施工する場合、以下のVU100のパイプが必要になるので、あらかじめ購入しておきましょう。
外のガラリという金属製の換気口も同様です。
基本的にはパイプにはまっているだけですが、前述した通り、外の換気口については雨仕舞の為、シリコンコーキングされている事が殆どです。
シリコンコーキングについて、剥がせるのであれば剥がしてしまっても問題ありません。
後で簡単に施工できます。
シリコンコーキングの施工方法については、以下の記事で保存方法も含めて詳しくまとめて居ますので、トイレの丸型換気扇のコーキングを剥がしてしまった場合は、以下の記事も併せてごらんください。

これが外に接続されているガラリです。
基本的にVUパイプにはまっているだけですが、画像の様に白い部分はコーキング剤です。
もし、掃除の為にはがした場合は、きちんとコーキング処理をして雨仕舞をしないと、雨漏りの原因になります。
ガラリはUKのステンレス製丸型フード付きガラリを使用しています!同じものは以下で購入できます。
トイレの換気扇丸形の外し方と外せないタイプは?
VVFケーブル
電気工事士
グリルカバー
ネジ固定
トイレの丸型換気扇の外し方は、グリルカバーであれば手前に引けば外すことが出来、本体もそのまま手前に引けば外れる事がほとんどで、ねじ止めされている製品はまれ。
コンセントタイプのものではなく、VVFケーブルで配線されていると、一般には外せないタイプの換気扇。
- 丸型換気扇のプロペラを外して掃除!格子付きタイプでも簡単に外せる
- 古いタイプの天井・壁付換気扇で外せないタイプはあるの?
- リクシルと東芝換気扇が外れない!メーカーごとの対処法
- 風呂換気扇カバーの外し方は特殊?正しい外し方を解説
丸型換気扇のプロペラを外して掃除!格子付きタイプでも簡単に外せる
新東芝(画像左)と旧タイプの丸型換気扇の東芝(画像右)。


東芝の最新型のパイプファンについては、メーカーサイトを参考にしてください。
上記二枚の画像をご覧ください。
両方とも東芝の製品ですが、40年前後製造年数の違うトイレの丸型換気扇で、構造にほとんど違いはありません。
右の換気扇は、レトロでおしゃれだったので、捨てずに外してとってあるものです。
カバー(グリル)の外し方は、網タイプだろうと格子タイプだろうと基本的には爪で止まっているだけなので、ドライバーなどが必要になる事はありません。
手で簡単に外す事が出来ます!逆にドライバー等の金属棒で無理にコジると、プラスチックが割れたりするので、絶対にやめましょう。
上記二枚はカバーを外した状態です。
当然、普段カバーが付いてますが、たまに外すとこの有様です!大分埃が溜まっていますね。
人によっては、このプロペラ部分も分解して清掃したいと考えると思いますが、全く問題ありません。
プロペラの外し方は、扇風機と基本的に一緒でネジが切ってあるものが殆どで、逆に回せば外せます。
外した後は、中性洗剤や酸性洗剤で洗えば良いのです。(ポイント:基本的にトイレの汚れはアルカリ性なので、酸性の洗剤が有効に作用する)
古いタイプの丸型換気扇ですら、外し方は簡単なのですから、最新式のものはフィルターが付いている製品もあり、もっと手軽にメンテナンスする事が出来ます。
換気扇の掃除に使うなら、キッチン換気扇のように、油がべとついているわけではないので、ウタマロクリーナーなどの中性洗剤がぴったりです!
古いタイプの天井・壁付換気扇で外せないタイプはあるの?
換気扇で基本的に外せないものは一切ありません!外せる技術があるかどうかだけの話です。
何度も解説している通り、外せないタイプの丸型換気扇は、VVFケーブルタイプのものもありますが、電気工事士の免許を持っていれば、このようなタイプの丸型換気扇も外すことが出来ます。
但し、天井据え付け型の換気扇の場合は、取り外しや清掃にかなり難儀しますし、作業に絶対に必要な道具は脚立とドライバーです。
後述しますが、天井据え付け型のはネジで止まっているので、ネジを外さないといけません。
しかも、下手にインパクトを使ってネジを止めたり外したりすると、天井の石膏ボードが崩れてネジが効かなくなる可能性がります。
その為、作業は外す作業以外は普通のドライバーを使用して、慎重に進める事をおすすめします。

意外とシロッコファンタイプの角形換気扇は重いです。
モーターも鉄の塊ですし、1kg前後あるので、怪我にも注意しないといけません。
取り付ける時も、片手で保持しながら一人で作業するのはかなりきついですし、とにかくネジが長いことが多いので、ドライバーを回している間、保持している手がきついです。
外し方は本当に注意してねじを均等に緩め、緩めた部分を保持しないと、無理な力がネジ一本に加わり、ねじやネジ穴がダメになって余計な手間が発生します。
その為、できれば二人で作業することが望ましいです。
天井の角形換気扇も、ネジを外せば換気扇のようにユニットごと交換する事が出来ます!もし交換をしたいなら、パナソニックのFY-17C8の天井埋め込み型がおすすめです。
スタンダードな埋め込み換気扇で、メンテナンスもしやすいです。
リクシルと東芝換気扇が外れない!メーカーごとの対処法


トイレの換気扇は、常に清潔な空間を保つために重要です。
リクシルや東芝換気扇などのメーカー製品は、高い性能を誇りますが、時にはカバーが外れないという問題が発生することがあります。
ここでは、これらのメーカーごとの対処法について詳しく解説します。
まず、リクシル製の換気扇についてです。
リクシルの換気扇カバーは、特にデザイン性が高く、丸型のものが多いですが、外し方が難しいと感じる方も多いです。
リクシルの換気扇は、通常、カバーの外し方が明確に記載されていますが、古いモデルでは外せないタイプも存在します。
この場合、カバーの周囲にある爪がしっかりと固定されていることが多いため、無理に引っ張ると破損の原因になることがあります。
対処法としては、まず電源を切り、換気扇が作動しないことを確認します。
次に、カバーの周囲を観察し、爪の位置を確認します。
丸型ガラリの部分を軽く押し込むと、外れる場合がありますので、試してみてください。
また、リクシルの製品は、専用の工具を使用することで、より簡単に取り外せることがあります。
次に、東芝換気扇のケースですが、こちらも外れないというか、苦労することが多いです!特に古いモデルは、長年の使用によってカバーが固着していることが考えられます。
こちらもまずは電源を切り、慎重に作業を進めることが重要です。
換気扇カバーの周囲を軽く叩いたり、温めたりすることで、接着剤やほこりが緩むことがあります。
この時、壁や換気口を傷つけないように注意が必要です。
また、東芝の換気扇は、特定の工具を使うことで、よりスムーズに外すことができ、ドライバーやプライヤーを使用することで、頑固なカバーを外す手助けとなります。
もしそれでも外れない場合は、専門業者に依頼することも一つの手です。
このように、リクシルや東芝換気扇のカバーが外れない場合には、それぞれの特性に応じた対処法を講じることが重要です。
定期的なメンテナンスを行い、換気扇が効果的に機能するように保つことが、快適なトイレ空間を維持するためには欠かせません。
風呂換気扇カバーの外し方は特殊?正しい外し方を解説

風呂換気扇カバーの外し方は、トイレの換気扇とは異なる特殊な手順が必要になる場合があります。
特に、湿気が多い風呂場では、カバーが固着しやすく、外し方を誤ると破損してしまうことがあります。
湿気による固着もそうですが、風呂場の換気扇はトイレの換気扇とは異なり、各メーカーで防水処理がしっかりされています。
例え外す事が出来たとしても、もともとの防水性能が維持できない様では意味がありませんし、感電や漏電のリスクも出てきます。
また、メーカーごとに天井と扇風機の間は専用のパッキンでシールされている事が多いので、劣化しているパッキンの交換は必ず必要です。
メーカーごとに風呂場の換気扇のメンテナンス方法はかなり異なるので、ここでは共通事項が多い、一般的な風呂換気扇カバーの外し方について解説します。
このセクションでは、風呂換気扇カバーの正しい外し方について詳しく解説します。
まず、風呂換気扇のカバーを外す際は、必ず電源を切ってから作業を始めましょう!湿気の影響でカビや汚れが溜まりやすい風呂場の換気扇は、定期的なメンテナンスが不可欠です。
カバーが外せない場合、まずはカバーの周囲を観察し、どのように固定されているのかを確認します。
多くの風呂換気扇カバーは、クリンチやネジで固定されていますが、モデルによっては特殊な留め具が使われていることもあります。
特に丸型の換気扇カバーは、外し方が一見すると難しいと感じるかもしれません。
カバーの中心にある丸型ガラリを押しながら、周囲を引っ張ると外れる場合が多いですが、もし外れない場合は、カバーの爪やネジがしっかりと固定されている可能性があります。
その為、無理に外そうとせず、取扱説明書を確認することが賢明です。
また、風呂換気扇カバーを外す際に、工具を用意することも重要です!ドライバーやプライヤーを使用することで、より簡単に外すことができる場合があります。
特に古いモデルでは、カバーが固着していることが多いため、慎重に作業を行う必要があります!もし、外せないタイプのカバーであれば、専門業者に依頼することも選択肢の一つです。
カバーを外した後は、必ず掃除を行いましょう。
風呂場は湿気が多いため、カビや汚れが発生しやすい場所です。
カバーを水洗いし、中性洗剤を使って丁寧に掃除し、しっかりと乾燥させることが重要です。
トイレの換気扇同様、風呂換気扇カバーも定期的なメンテナンスを行うことで、換気扇の性能を維持し、快適な空間を保つことができます。
このように、風呂換気扇カバーの外し方は特殊な場合が多いですが、正しい手順を踏むことで、効果的にメンテナンスを行うことができます。
トイレや風呂場の換気扇は、快適な生活空間を維持するために重要な役割を果たしているため、定期的な点検と掃除を心がけましょう。
シロッコファンタイプのトイレの換気扇を外し方!丸形タイプ?
上記の見出しで、シロッコファンタイプのトイレ換気扇は、1kg前後の重量があると言いましたが、これはあくまで最大の場合です。
トイレの換気扇に使われているタイプは片手に乗るサイズのものが大半ですし、天井よりもトイレの便座横の壁面に取り付けられている事が多いです。
それでは、実際に外し方を見て行きましょう。

天井取り付け型の換気扇の外し方は?
VVFケーブル
電気工事士
グリルカバー
ネジ固定
天井取り付け型の換気扇の場合は、VVFケーブルで配線されており、電気工事士の資格が必要。
本体はネジで固定されており、取り外すときには落下防止の配慮と工夫が必要。
グリルカバーは、清掃の為、簡単に取り外す事が可能!
- 天井取り付けタイプの換気扇!各部の名称や構造を徹底解説
- シロッコファンの外し方と洗い方!中性洗剤でファンを丸洗い
- 換気口のフィルターも掃除しよう!丸型ガラリも接着されてなければ外せる
- トイレの換気扇で丸型タイプの外し方と掃除方法まとめ
天井取り付けタイプの換気扇!各部の名称や構造を徹底解説
これが天井据え付けタイプの換気扇を分解・取り外しした所です。
四角タイプの換気扇ですが、排気ダクトはVU100が取り付けられるような穴が開いていますので、配管して外のガラリへ接続する事が出来ます。
四隅に穴が開いていますが、これが固定用のネジ穴で、全てネジで固定されています。
木枠を作ってしっかり固定されているものもあれば、石膏ボードに穴を開けてビス止めしているもの等固定方法は様々です。
私の家は、石膏ボードになんのアンカーも無く直接ビス止めしてありました。
無理に作業したのか、ネジが何本か効かない部分がありました!業者の腕を疑うレベルの雑さですが、心配する必要はありません。
そういう時は、石膏ボード用のアンカーもあるので、石膏ボード専用ビスを使うもよし、ちょっと接着剤をたらし込めば、ビスは結構効くことが多いので、この方法もおすすめですね。
ただし、天井取り付けの換気扇は重いので、落ちてきたら大変なので、石膏ボード用のビスを使う場合は、耐荷重には十分注意する必要があります。

余談ですが、以下の商品のものは、配管ダクトの途中に取り付けて排気量をブーストする事が可能です。
Ducturboの中間ダクトファンなら径が100mmなので、今回解説している丸型換気扇と、パイプに適合します。
この画像は、換気扇の上部です。
中心の円筒形状の突起はモーターです。
その横には、モーターを回すための電源の供給コード接続口が見えます。
接続口というか、このタイプはVVFケーブルを剥いて、剥いた端子を差し込んで固定するタイプのものです。
つまり、この作業は基本的には電気工事士の資格が無いとできない作業になります。
この画像のような天井取り付けタイプの換気扇は、前述した電気工事士の免許がないと外せないタイプの換気扇です。
正直な感想を述べると、もともと剥いてある配線を外す位なら、ちゃんとブレーカーを切って外せば電気工事士の資格が無くても別にイイっしょ!(笑)
ほんとはダメwでも、ボタン押して外すだけだし、この作業に関しては電気工事士の免許いるか?w
流石に、切れた配線を剥きなおす・・・とかだと危険ですけど、中学の理科の授業や図工の時間を思い出してみてください。
普通に電気パンとか交流で、無資格の先生がやってますし、図工の授業ではみんなテーブルタップとか資格ないのにつくってますよね?
第二種電気工事士の資格とはなんなのかwwwwwwwww

さて、続いて他の写真も見てみましょう。
この白いファンがシロッコファンで、取り外した時に外して水洗いして、アルカリ性の洗剤で漬け置きしたので綺麗です。
なんかの記事でも書きましたが、私の家の前オーナーは元々ヘビースモーカーで、シロッコファンも取り外した時は茶色でした。
それが外して清掃すれば、ここまで綺麗になるんです!
タバコのヤニでべたべたになった壁紙の清掃方法は、こちらの記事が参考になります。
ヤニでベタベタになった壁紙やプラスチック製品は、汚れが酸性なので、強アルカリ性のハイターで漬け置きすれば、汚れを簡単に落とし漂白する事が出来ます。
この穴は、換気扇の排気口で、フラップが付いています。
フラップとは、普段は閉じていて、虫やごみの侵入を防ぐ事が出来、排気と共に画像のようにフラップが開き、室内の空気を排気します。

この部品は全体でフランジとして機能しており、シロッコファンの排気口に取り付けます。
このフランジの反対側は円形になっており、排気ダクトや塩ビ管を取り付けられるようになっています。(VU100が一般的)
私の家では、排気用の配管として、フレキシブルなアルミダクトがついていました。
奥のフラップは、前述した通り逆止弁の役割を果たします。
つまり、室内の空気を排気していない時には、フラップが閉じて外からの空気をシャットアウトするという訳です。
シロッコファンの外し方と洗い方!中性洗剤でファンを丸洗い

続いて、シロッコファン本体の分解です。
シロッコファン本体も、基本的には全てネジで固定されているだけなので、ネジを外せば全ての部品をばらして清掃する事が出来ます。
ここまで分解清掃する人はなかなかいないので、全て分解清掃するとめちゃくちゃ気持ちいいですよ!
それでは画像に振ってある番号を元に、換気扇のファンの外し方と分解の方法を説明します。
これはズレ防止の為の突起です。周辺のネジを外せば特に気にする必要は無いでしょう。
シロッコファンの固定ネジです。3のネジを外してシロッコファンのカバーを外してから2のネジを外せばシロッコファンは普通に抜けます。
2でも説明しましたが、シロッコファン固定用のネジです。ここだけでなく、数か所について居ますので探してください。また、ネジはかなり奥の方にあるので、柄の長いドライバーが必要です。短いドライバーではネジ迄届きません!
上記で解説した柄の長いドライバーは、今回はベッセルの貫通ドライバーを使用しています。
換気口のフィルターも掃除しよう!丸型ガラリも接着されてなければ外せる
内側の換気口だけ掃除しても、外側を疎かにしていると、排気不良の原因になります。

外の換気口のガラリについては先に少し触れましたが、ガラリを下から見ると、メッシュのフィルターがついて居るのが分かります。
これは虫の侵入や、細かい埃をシャットアウトするメッシュですが、外なので意外に汚れやすいです。
私はたまにガラリも外してお掃除しています。
当然ですが、いくら内側の換気口を掃除しても、外側の換気扇をスルーした結果、枯葉やクモの巣や蜂の巣になって、結局トイレの臭気が排気できないなんて事にならないようにしましょう。
ただし、マンションなどの壁面に取り付けてある場合は、清掃や取り外しは不可能ですので、あきらめましょう。
田舎だと、ガラリが蜂の巣になっていたなんて事は結構ありますので、内側の換気口を掃除してもイマイチ臭気が逃げない。
排気が悪いときは、外のガラリを疑ってみるとよいでしょう。
外し方は、前述した通りシリコンコーキングされている場合は、まずはコーキング剤を剥がす必要があります。
トイレの換気扇で丸型タイプの外し方と掃除方法まとめ
トイレの換気扇は、快適な空間を保つために欠かせない存在です。
丸型の換気扇は一般的に使用されており、定期的なメンテナンスが必要です!まとめでは、トイレ換気扇カバーの外し方や掃除方法について詳しくまとめます。
まず、丸型換気扇のカバーを外すには、いくつかのステップがあります。
最初に、電源を切り、換気扇の動作を止めることが重要で、カバーの外し方ですが、古いモデルの場合、外せないタイプもありますので注意が必要です。
一般的には、丸型ガラリを押して外すか、爪を引っ掛けて引き上げる方法があります。
もし外れない場合は、カバーがしっかりと固定されている可能性があるため、無理に外そうとせず、取扱説明書を確認することをお勧めします。
カバーを無事に外せたら、次は掃除です。
トイレの換気扇カバーには、ほこりや汚れが溜まりやすいので、定期的な清掃が必要です!まず、カバーを水洗いし、中性洗剤を使って優しく擦ります。
頑固な汚れの場合は、歯ブラシなどを使うと効果的で、洗浄後は、しっかりと乾燥させることを忘れないでください。
また、換気口の掃除も重要です。
特に風呂換気扇カバーを掃除する際は、湿気が原因でカビが生えやすくなりますので注意が必要です。
掃除をすることで、換気扇の性能を維持し、トイレの空気を清潔に保つことができます。
最近では、東芝換気扇やリクシル製の換気扇も多く流通していますが、これらの製品も基本的な掃除方法は同じです。
定期的なメンテナンスを行うことで、換気扇の寿命を延ばし、効果的に機能させることができます。
最後に、トイレの換気扇カバーを元に戻す際は、しっかりと固定されているか確認しましょう!外れない場合は、無理に押し込まず、再度確認することが大切です。
これらの手順を守ることで、トイレの換気扇を長持ちさせることができ、快適な空間を保つことができます。
トイレの換気扇は小さな部品ですが、その役割は非常に大きい為、定期的な掃除とメンテナンスを行い、常に清潔な空間を保ちましょう。
最後に外せないタイプのトイレの換気扇や、トイレの換気扇の外し方と、清掃方法をまとめます。
トイレに関わらず、換気扇は基本的に全て外せる構造になっています。
外せないタイプのトイレの丸型換気扇は、VVFケーブルで内部が配線されているものだと、電気工事士の免許が必要になり、一般の方には外せないタイプの換気扇となります。
殆どの丸型換気扇は、基本的にねじ止めがされているだけなので、外せる技術や道具があるかどうかが、掃除可能かどうかの分かれ道です。
カバー(グリル)については、どのタイプのトイレ換気扇も何の知識や道具もいらずに外す事が出来ます。
基本的に溝にはまっているだけなので、手前にちょっと引けば外れるでしょう。
丸型タイプのトイレの換気扇は、外し方や掃除が最も簡単です。
なぜなら、塩ビパイプにバネ状の爪で固定されているだけだからです。
バネ状の爪で固定されているだけなので、手前に引けば必ず外す事が出来ます。
プロペラを外すのもとても簡単で、基本的には扇風機と一緒で、左にまわせば外せる事が殆どです。
外したプロペラやファン、そしてカバー類は中性洗剤もしくは酸性の洗剤で漬け置きすれば、汚れは直ぐに取れます。
トイレのよごれはアルカリ性なので、酸性の洗剤が有効で、ちょっと薄めたサンポールが効果てきめんでしょう!
内側の換気口ばかり清掃して、外側の換気口であるガラリ等に気を配らないと、ガラリが蜂の巣やクモの巣で排気の流れを妨げているかもしれません。
ガラリも基本的には爪ではまっているだけなので、引けば取れます。
一軒家など手の届く範囲のガラリなら良いでしょうが、マンションなど垂直の壁面に固定されている時は、あきらめた方が賢明です。
けがや失敗して保証問題になりかねません!大家さんに相談しましょう。
天井に据え付けてあるタイプのトイレの換気扇は、清掃に少々難儀するでしょう。
狭いですし、天井についている換気扇を掃除するには脚立やドライバーが必要で、換気扇も大きなものだと1kg前後の重量があるので、一人より二人の作業が効率的と言えます。
石膏ボードに直接固定されているトイレの換気扇は、インパクトなどでボード側のネジ山を傷めないように十分に注意して作業する必要があります。
取り外せたら、シロッコファンの分解まであと少しです。
全てネジを外したら、シロッコファンを無事に取り外す事が出来ます。
見えない部分は掃除を怠りがちなので、一度徹底的に掃除してみるととても気持ちが良いです。
隅々まで丸型換気扇を丸洗いして、きれいにしたいところですが、モーター内部に水が入ったまま動作させると、感電や故障、火災の原因となります。
モーターには、洗剤や水が掛からないように注意して作業しましょう。
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