お風呂の雑巾臭いツーンとした匂いが気になりませんか?
浴室の水が急に下水臭い!ドブ臭い!なんて事もあるかもしれません。お風呂がドブ臭い原因の殆どは排水溝のトラップ周りの詰まりか、風呂釜に残った古い水が原因です。
今回は実際に自宅で行っているお風呂がツーンとしたアンモニアの匂いだったり、下水のようなドブ臭い2つの原因と対策方法を紹介します。
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お風呂の雑巾臭さと浴室排水溝匂い対策は水抜きとトラップ清掃が鍵ポイント
- お風呂の水がドブのような下水臭い場合は追い炊きタンクに貯まった古い水が原因です。浴槽に残った温泉の元等が劣化して匂いの原因になります。ドレーンコックから古い水を排出することで収まります。
- 排水溝からツーンとしたアンモニアや下水の匂いがする場合は、トラップのつまりかトラップが無く、直接浄化槽につながっている場合があります。
トラップが無い場合は浄化槽を清掃するなどの対策をするしかありません。 - お風呂の排水溝の匂い対策は、パイプユニッシュ等を使えば詰まった髪の毛などもアルカリ性成分が分解してくれます。
お風呂の雑巾臭いツーンとした匂いはどこから?人が入った後の風呂
人が入った後の風呂は臭い!雑巾臭いツーンとしたお風呂の匂いはどこからくるのでしょう。
様々な原因が考えられますのが、筆頭に上がるのが垢すりなどのタオルです。これは人の垢がついて、かつ使用後も湿った状態が多いので乾かさないと雑菌が繁殖して匂いの原因になる事が多いです。
他にも人が使った洗剤やタバコなどの匂いが原因で臭い場合があります。そういった人のタオルにはタバコのにおいがしみついていて、吸っていない人からすると大変匂いが気になるものです。
タオルの匂いは洗濯機にかけただけでは落ちない事が多いので、ハイターなどで漬け置きして殺菌漂白すると人の垢や脂などのタンパク質や脂質をアルカリ性洗剤が分解して匂い事根こそぎ消してくれます。
これが人が入った後の風呂の雑巾臭い匂いの原因の大半ですが、風呂桶や排水溝から出てくる匂いは冒頭でお伝えした通り、また別に2つの主な原因があります。
![浴室の洗面所](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/02/bath-room-1024x1024.webp)
浴室のアンモニアのようなすっぱい匂い対策!
垢すり等水分を含み雑菌が繁殖しやすいタオルは、洗濯して外に干すなど対策を行った上でアンモニアのようなすっぱい匂いがする場合は別にあります。
浴室のアンモニアのようなにおいは風呂釜が原因の事も良くあります。
前回の残り湯がそのままタンクに残っています。特に、入浴剤を使用して追い炊きを繰り返すと風呂釜内にどんどん風呂垢が溜まり、出てくる水も臭くなります。
風呂釜には必ずドレーンコックがついて居ますので、風呂水を変えても臭い水が出る場合は一度ドレーンコックからタンク内の排水を試みるのがよいでしょう。
![風呂釜の外観:エコジョーズ](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/02/ecj-scaled-e1707532555438-768x1024.webp)
上記の写真は我が家のエコジョーズです。最近の風呂釜はは昔のタイプと違い一本の配管に吐出口と吸い込み口がセットになっている。
![風呂用の追い炊きパイプが見える](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/02/drain-water-pipe-1024x768.webp)
風呂の追い炊き専用のパイプ。浴槽に水が貼ってあると抜きずらいので、まずは風呂を清掃して浴槽の水を全部抜いてから作業をする事をおすすめする。
風呂釜のドブ臭い水を効率的に抜くには、タンクのドレーンコックだけを緩めるだけでなく、戻・往のパイプについて居るドレーンコックも緩めて空気を抜くと全ての水が早く排出される。
手っ取り早い方法として、追い炊きボタンを押せば水がなくなるまで排出してくれるし、しばらく風呂自動ボタンを押して水を流せば配管の中の水も洗浄されるが、本来の使い方ではないのでお勧めしない。
エコジョーズにはこの他にも入浴後に風呂釜の水を自動で抜くモードもあるようなので、説明書をみながらセットしておくのも良いだろう。
一つ穴タイプの洗浄剤も販売しているので、この方法で洗浄しても匂いが落ちない場合は洗浄剤を使って風呂釜内部を洗浄する事をおすすめします。
風呂釜は浴槽のように洗う事が出来ないので、次第にスケールや雑菌・バイオフィルム等が配管内に蓄積しまるで動脈硬化のようになり流れが悪くなります。
流れが悪くなると風呂が沸く時間にも影響し、燃料費も余計にかかる事になります。
お風呂の排水溝がドブ臭い!対策方法とおすすめの洗剤は?
古いタイプでトラップがついていないタイプの排水溝の場合はトラップが付けられるような排水溝に交換するか、浄化槽を清掃するなどの対策が必要です。
浄化槽の種類にも様々あって私のような古民家に住んでいる場合は、法整備前の単独浄化槽が稼働している自宅が多い。
単独浄化槽はトイレの水だけを浄化し、他の風呂水やキッチンなどの排水は直接川へ流れる仕組みになっている。
なので、トラップなしでも単独浄化槽の場合はパイプ内部を清掃すれば匂いの元が取れる希望は大いにあるという訳だ!
![浴室排水溝](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/02/drain-1024x1024.webp)
![浴室排水溝](https://jpprepper.com/wp-content/uploads/2024/02/drain-pipe-1024x1024.webp)
お風呂の排水溝がドブ臭い場合には有効な対策方法が存在します。
貯まった髪の毛やごみを取り除くのは当然として、パイプユニッシュなどで洗浄してみる事です。
パイプユニッシュで洗浄する場合も一工夫すると良い効果を得られます。私の自宅の場合は、外にトラップがありますので、トラップを綺麗に清掃しゴミの詰まりを取ったうえで塩ビ管を塞ぎます。塞いだ中にパイプユニッシュを流し込みます。
こうすると配管の内部を隅々まで洗浄できます。ただ流すだけでは配管内すべての汚れを取れない事は想像に難くないですね。
但し、この方法は一軒家だから可能な方法で、マンションや集合住宅などのトラップを開けて同じ事は出来ないので注意が必要です。
お風呂の雑巾臭さと浴室排水溝匂い対策は水抜きとトラップ清掃が鍵まとめ
お風呂の雑巾臭いツーンとした匂い対策の基本はなんといっても水気をしっかり取り、換気をする事です。
人が入った後の風呂の臭いの原因は殆どは雑菌が繁殖しやすいタオルに原因があるという事を説明しました。
その使用しているタオルにタバコの臭いや石鹸カス・垢などがまじりあって雑菌が繁殖して雑巾のようなにおいの原因になります。
使用後の水気をいつまでも含みやすいタオルや垢すりは面倒でも洗濯するか、定期的に殺菌漂白して乾燥させることをおすすめします。
タオルを漂白するならハイターがおススメです。アルカリ性ですので、人の垢であるタンパク質や酸性の油を分解して雑菌も殺菌してくれます。
これらの対策を行った上で臭い水が出る場合や排水溝がドブ臭い場合があります。
風呂釜からいつまでも臭い水が出る原因は、人の垢や水垢が風呂釜内にスケールとして貯まります。そのスケールには雑菌やバイオフィルムで構成されています。
これらを取り除くには一旦風呂釜に貯まった水を全部抜く必要がありますので、画像のような追い炊き配管を見つけて、ドレーンコックからすべての水を抜きましょう。
エコジョーズには風呂使用後に自動でタンクの水を抜く機能も備わっているようですので、そういった機能を利用するのも手ですが、水を入れない状態で追い炊きボタンを押せば実際に追い炊きする事無く中の水だけが排出されます。
更に、ホースに残った水は一旦風呂自動でホース内部にお湯を循環させて排出すれば古い水が全て押し出されます。
パイプユニッシュなどを使用して、排水溝内部を掃除する場合は私の様な単独浄化槽で外にトラップがある場合であれば、排水パイプに蓋をしてしまい、パイプユニッシュを流し込めば配管内がくまなく綺麗になります。
ただしこれは一軒家限定の方法ですので、皆さんのご家庭にあった方法でお風呂掃除をお試しください!
しみついてしまったタバコのヤニなどを落とすおすすめの方法はこちらの記事が参考になります。
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