蚊取り線香で蚊は何分で死ぬ?室内で喉が痛い時の対処と危険な線香ヤニ

蚊取り線香で蚊は何分で死ぬ? 田舎暮らしを楽しむ
通常は数分から数十分で効果があると言われる。室内での使用は危険

蚊取り線香で蚊は何分で死ぬかは、使用する環境にも左右されますが、一般的に数分から数十分で殺虫効果が期待できると言われています。

室内で蚊取り線香をつけて喉が痛い!イガイガする場合は、定期的な換気が必要で、子供やペットのいる家庭ではなるべく使わない方がよいというのが医師の見解として情報がありました。(中野子供クリニック参照)

蚊取り線香の煙は殺虫成分の他に、”灰”と”ヤニ”で、それぞれアルカリ性と酸性の粒子なので、煙は体に悪い影響を与える可能性があります。

家の中で蚊取り線香を使う場合は、全て天然成分で匂いなしの蚊取り線香も販売されていますので、検討するとよいでしょう。

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蚊取り線香で蚊は何分で死ぬ?室内で喉が痛い時の対処と危険な線香ヤニポイント

  • 蚊が何分で死ぬかは使用環境に左右されるが、蚊取り線香の効果は数分から数十分で殺虫効果が発揮される!家の中で使うなら匂いなしの蚊取り線香がおすすめ。
  • 医師の見解にもある通り、『蚊取り線香を室内で使う場合は一時的にして換気をする事』が大切で、子供やペットの居る家庭ではお勧めできない。
  • 蚊取り線香の成分で危険は無いが、煙から出る成分は体に悪く、灰とヤニはアルカリ性と酸性の為、のどが痛い!イガイガするという症状が出る。
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蚊取り線香で蚊が何分で死ぬ?密室での効果!煙はダニにも有効

蚊取り線香の煙に含まれる有効成分(ピレスロイド系化合物)が蚊に接触すると、神経系に作用して麻痺や死に至りますが、死亡までの時間は様々な要因によって異なります。

蚊取り線香の匂いなしタイプは?
家の中で使うなら匂いなしタイプも販売している

蚊に影響を与える要因として、蚊の種類によって感受性が異なり、一般的に、アエデ属(ヤブ蚊)は他の蚊よりも感受性が高いです。

蚊取り線香の有効成分の濃度は、線香の種類や燃焼状態により、煙中の有効成分の濃度が変化します。

蚊取り線香で蚊が何分で死ぬかは、蚊の活動範囲にもあり、活動している蚊は、じっとしている蚊よりも煙に接触しやすいため、影響を受けやすいです。

蚊取り線香の煙は風に流れていくので、使用環境にも蚊が何分で死ぬかが左右され、風通しや室内の温度、湿度なども影響します。

これらの要因を考慮すると、蚊取り線香の煙にさらされてから蚊が死ぬまでの時間は、数分から数十分程度と考えることができます。

ただし、上記のように様々な要因が絡むため、一概に断定することはできません。

蚊取り線香や、前回の記事でも書いた液体蚊取り器に共通して言える事は、熱によって揮発した成分が空気中を漂う事で広範囲に蚊を殺虫する効果がありますので、ピンポイントで隙間などの蚊を退治したい場合は、スプレータイプの薬剤を噴霧するなど様々なタイプの薬剤と併用する事をおすすめします。

アースノーマットは火元や煙が出ないので密室でもつかえる安全な蚊取り線香の一種!成分はピレスロイド系薬剤

尚、この殺虫成分に使われる薬剤は、一般的にピレスロイド系薬剤と呼ばれ、天然成分由来のものから作られる殺虫成分なので、人体への影響を最小限に抑える事が出来ます。

この蚊取り線香の主戦分ですが、”植物の花”から作られているってご存じですか?

シロバナムシヨケギクという白い花があるのですが、この花には殺虫・防虫成分であるピレトリンが含まれており、これらを化学合成した薬剤の総称を”ピレスロイド系薬剤”と呼んでいます。

金鳥のHPのコラムでこの事についてより詳しく書かれていますので、読んでみると防虫成分の由来等が分って非常に為になります。

KINCHO ウルトラ害虫大百科 害虫コラム:蚊取り線香、ためになるQ&A
蚊取り線香に関するコラム「蚊取り線香、ためになるQ&A」をご紹介!害虫の知識をおもしろく学べるウルトラがいちゅう大百科。

このキンチョウのコラムを読むまで、蚊取り線香が左巻きという事すら知りませんでした!

何故左巻きにになったかというと、コラムでも書かれている通り、当初は右巻きだったけれど、他社と比較する為に左巻きになったそうです。

昔の人は、シロバナムシヨケギクをすりつぶして虫よけの代わりとしていたようです。

蚊取り線香の室内使用は危険?火災報知器に反応し煙は体に悪い

蚊取り線香の室内使用は危険ではありませんが、寝室などの壁紙が白い部屋で使用すると、天井がクリーム色になりますので、おすすめしません。

蚊取り線香は言うまでも無く、火元になるので火災の危険性もありますが、密室で煙が貯まり過ぎると体に悪いですし、この煙が原因で火災報知器が反応する原因になるかもしれません。

蚊取り線香と火災報知器
家の中で使うと煙が充満して火災報知器が反応する事も

火元とですので、蚊取り線香を使った近くで他の虫除けスプレーを使うなどもってのほかで自殺行為ですので絶対にやめましょう。

日用品で使う様々なスプレー缶には大抵高圧ガスである可燃性のLPGが使われている事がおおいです。

このガスは、石油が原料のガスですので可燃性が非常に強く、蚊取り線香の火で容易に着火し爆発する危険性があるからです。

人だけではなく、ペットや子供のいる家庭では、体に悪い煙は健康被害が懸念されますので、なるべくなら低刺激で安全性の高いミントやハッカスプレーを使用する事をおすすめします。

ハッカ油スプレーの作り方や、蚊に効果的なアロマオイルのレシピはこちらの記事で紹介しています。

ハッカ油を使って蚊取り線香より健康被害の少ない虫よけスプレーを自作する方法やレシピを公開!

蚊取り線香を室内で使う場合は、室内使用を前提としたタイプの商品もあるようですので、探してみると良いでしょう。

液体蚊取り器や蚊取り線香、その他の蚊よけグッツを使い倒した筆者としては、蚊取り線香は外で使用するのにおすすめの防虫グッツです。

蚊取り線香は室内使用では、煙が体に悪いですし、蚊取り線香に含まれるヤニが壁や照明器具を汚しますのが、蚊取り線香の室内使用をお勧めできない理由です。

使用した後の掃除がとにかく大変、でも、大丈夫!蚊取り線香のヤニはキッチンハイターで落とす事が出来ます。

キッチンハイターで頑固な蚊取り線香ヤニやタバコヤニも全て消臭除菌が出来る!

蚊取り線香で喉が痛い!喉がイガイガする原因の正体は線香ヤニ!

蚊取り線香で喉が痛い!喉がイガイガする原因は、見出しでも答えているよにヤニが原因です。

ヤニの他にも蚊取り線香が燃焼する時に発生したアルカリ性の”灰”が喉を傷める原因にもなります。

蚊取り線香の煙で喉が痛い
喉が痛いしイガイガする原因は蚊取り線香の灰とヤニが原因

蚊取り線香のピレスロイドの化学成分や、煙から出るヤニ、灰を科学的な観点から見ると、灰はアルカリ性寄りで、ヤニは酸性よりの物質ですので、のどや鼻の粘膜に付着すると、アレルギー反応や炎症が起きる可能性があります。

『中野子供クリニック』さんの医師の解説にある通り、蚊取り線香の煙はアレルギーや喘息を引き起こす可能性を示唆されておりますので、子供やペットのいる室内では向きません。

もし、どうしても家庭のいる環境で蚊取り線香を使用する場合は、上記の小児科医の解説にある通り、『蚊が居なくなったら必ず換気をする』ことを徹底しましょう。

蚊取り線香は日本では一般的な燻煙タイプ殺虫剤ですので、どこの家庭でも一度は使ったことがあると思いますし、室内で使用した場合、一度は喉の痛みに悩ませることもあったと思います。

私も寝る前につけっぱなしにして、朝起きて喉が痛い!イガイガするなんて事は結構ありましたし、ひどい場合は一日身体がだるく、頭痛がする事もありました。

蚊取り線香の匂いも気になりますし、蚊取り線香を焚いた部屋で干した洗濯物は、全てヤニや蚊取り線香の匂いが付いてしまいますので、出かける場合は服やタンス、布製品の無い場所で使用する事をおすすめします。

布製品には特に蚊取り線香の匂いが映りやすいと感じますが、大抵の場合、洗濯すると落ちる事が殆どです。

蚊取り線香のちょっとした知恵袋ですが、私は蚊取り線香を使うとき、付属品の石綿やケースに置いて使いません。

どうやって使っているのかというと、蚊取り線香の穴に針金を通して洗濯ばさみで吊るすと、野外で使用する時に邪魔にならず、どこでも使用できるので大変便利です。

ただ、途中で消えた蚊取り線香をそのままぶら下げておくと、信じられない位伸びてしまいますので注意が必要です。

作り方は簡単で、適当な針金をニッパーでカットして洗濯ばさみの金具部分に巻きつけるだけです。

家の中で使っても匂いなし!無臭の蚊取り線香は液体蚊取り器が一番

家の中で蚊取り線香を使うなら、ヤニや灰、アレルギーを気にする必要がない匂いのする蚊取り線香がある事も解説しましたが、やはり火を着けて煙が出るという仕様上、多少の人体影響は出るものと思われますので、家の中で使うなら、蚊取り線香よりも液体蚊取り器がお勧めです。

蚊取り線香は夏の風物詩
煙は体に悪いので家の中で使うよりも外で使うのが良い

液体蚊取り器に関する記事は一つ前で解説していますので、ぜひご覧ください。

上記の記事でも解説していますが、何も蚊を殺虫する事に拘る必要はありません!忌避効果のある天然成分も十分に蚊よけ効果は発揮できますので、私は可能な限りは天然成分のハッカ油オイルを寝る前にベットに散布するようにしています。

ハッカ油なら天然成分でペットや子供にも安心ですし、ハッカ油にはピレスロイド系薬剤にはない、『消臭効果』『さわやかな香り』『殺菌効果』がありますので、おすすめです。

これも先の記事で触れた内容ですが、煙という性質上、空間には有効ですが、極端な隙間や布団の繊維の中まで注目すると、薬剤が届きにくいというデメリットがありますが、直接噴霧すればダニの忌避効果も期待できます。

無臭タイプの蚊取り線香についてもう少し解説すると、このタイプの蚊取り線香は『昔ながらの製法で全て天然成分で作られた蚊取り線香』のようです。

この記事を書くために蚊取り線香について様々な商品を調査しましたが、無香タイプの蚊取り線香は、各社ともに天然成分由来で作られており、匂いが少ないとの事です。

蚊取り線香のあの独特の匂いは、蚊取り線香本来の香りではなかったのです!通常の大量生産される安価な蚊取り線香には、原料の一部に香料が含まれており、それがあの蚊取り線香の匂いになっているのです。

余談ですが、蚊取り線香のパッケージには紙箱タイプと、缶タイプがありますが、中に入っている線香立てはアルミ製で、外のケースはスチールですので、ゴミの分別が若干面倒です。

蚊取り線香に入っているふかふかのマットには以前は石綿(アスベスト)が使われていたようですが、健康被害が懸念される為、現在ではグラスウールが使われる事が殆どです。

蚊取り線香で蚊は何分で死ぬ?室内で喉が痛い時の対処と危険な線香ヤニまとめ

蚊取り線香で蚊が何分で死ぬか、室内でのどが痛い!イガイガする時の原因や対処法!蚊取り線香の危険な成分について解説したことをまとめます。

蚊取り線香の煙で蚊が何分で死ぬかは、使用環境により左右されます。

蚊取り線香の殺虫成分は、加熱された煙に乗って蚊が居る場所に届くので、当然、風通しの良い室内では、風向きによって殺虫効果にムラが出る事は想像に難くあません。

締め切った室内で使用する事は、上記の医師の解説からも推奨されず、のどが痛い!イガイガする原因となりますので、家の中で使う場合は定期的に換気して、体に悪い煙を入れ替える必要があります。

蚊取り線香の成分は、ピレスロイド系薬剤ですが、蚊取り線香の煙は殺虫成分の他に、アルカリ性の”灰”と、酸性の”ヤニ”ですので、この成分がのどに悪影響を与える場合があります。

もし、家の中で蚊取り線香を使う場合は、無香タイプの蚊取り線香も販売されていますので、線香に拘りたい方は、匂いなしの蚊取り線香を選択すると良いかもしれません。

蚊取り線香は、パーツがそれぞれ異なるので、処分する時、線香立てはアルミ製で、パッケージはスチールですので、金属の日にそれぞれ分別してゴミに出しましょう。

また、締め切った室内で蚊取り線香を使用すると、煙が充満して火災報知器が反応する事があります。

マンションやアパートで火災報知器が作動すると、管理会社に連絡が行きトラブルの原因になる可能性もあるので、健康面や安全面からも定期的な換気は重要と言えます。

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