春先にアシナガバチが毎日来る時や、一匹でウロウロしているのは、巣作りに最適な場所を探している為です。
巣作りの初期の頃に一匹で毎日ウロウロして来るのは、餌を与えたり、巣作りの材料を運んでいる為です。
蜂は、同じ場所に巣を作る習性があるので、毎日来るアシナガバチを追い払うには、春先に一匹でウロウロしている女王バチを駆除するのが確実です。
アシナガバチを駆除するのはかわいそうという意見もあります。
しかし、人間との共存性は無く、飼えばなつく事もありませんので、かわいそうという感情に囚われず、被害が大きくなる前に駆除する事をおすすめします。
蜂の子の味は、スナック菓子の様で、素揚げにしても栄養価が高く、長野県では郷土料理として親しまれています。
アシナガバチは他の蜂に比べて大変おとなしい蜂ですが、春先を過ぎて夏になると攻撃性が増す可能性があり、集団で襲われるとアナフィラキシーショックの可能性もあり、大変危険です。
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アシナガバチ毎日来るし一匹でウロウロしてかわいそう!飼えばなつくポイント
- アシナガバチが毎日来るし、一匹でウロウロしているのは春先に巣作りの場所を探すのが目的。
- アシナガバチを駆除するのはかわいそう!飼えばなつくと考えるのは間違えで、蜂は人間との共存性はありません。
- アシナガバチの蜂の子の味は、サクサクのスナック菓子の様で、特に味は無いが栄養価が高く郷土料理としても親しまれている。
アシナガバチが毎日来る!巣作りの為軒下に毎日来るアシナガバチ
春先、アシナガバチが毎日来る理由は、主に巣を探す為です。
アシナガバチは、雨や風を防ぎ、直射日光が当たらない場所を好んで巣を作ります。
ベランダはこうした条件を満たしていることが多く、巣作りに適した場所として選ばれてしまうことがあります。
アシナガバチは、主に他の昆虫やクモなどを捕まえて幼虫に与えるので、ベランダ周辺にこうした獲物が多い場合、餌場として頻繁に訪れるようになります。
アシナガバチは巣を作るために、泥をこねたり、幼虫に水分を与えるために水が必要で、ベランダに水場がある場合、水を求めて訪れることがあります。
アシナガバチは巣を駆除しても、また同じ場所に巣を作りますので、巣を撤去するより女王バチを殺虫した方が効果的です。
アシナガバチは、スズメバチに比べて攻撃性の低い蜂ですが、それでも刺激すればさされる可能性もある為、注意が必要です。
蜂が毎日来る場所は、毎年決まってどの蜂も巣を作るのに適した場所なので、蜂用のトラップを仕掛けておくと、春に駆除する手間が省けて便利です。
蜂を駆除するには様々な方法がありますが、その一つとして、パワーアップ改造した電撃ラケットがあります。
蚊は勿論、蜂も通常よりも強い電撃で一瞬で殺虫する事が可能な為、おすすめの改造方法です。
通常の電撃ラケットのパワーだと、電撃が弱いので、何度かショックを与えないと殺虫出来ませんが、このパワーアップ改造した電撃ラケットなら一回で虫を退治する事が出来ます。
ただ、空振りして蜂に刺されないように十分にご注意下さい!
電撃ラケットで蜂を殺虫するのはコツが要りますが、アース製薬からは、トラップ式のものやスプレータイプ、加熱式の殺虫剤など様々なシーンに応じて使用できる殺虫剤が販売されています。
この中でも、私がイチオシしたいのが、バズーカタイプの蜂駆除剤です。
大人の男性なら、通常の家の軒下位なら十分離れて殺虫が可能なので、蜂が大量に発生した場合、とても重宝しています。
しかも、そんなに厳重にスプレーしなくても3秒程度噴射して、しばらくは慣れてから戻ってくると、全ての蜂が全滅しているので、コスパ的にも非常に優れた商品と言えます。
1シーズンで一本使い切ることは無く、何シーズンも持ち越して使えます。
アシナガバチが毎日来るのは何故?1匹でウロウロする理由
巣作り
餌の確保
女王バチ
冒頭で解説した通り、春先で一匹でウロウロしているアシナガバチが毎日来る理由は、巣作りや餌の確保を女王バチが単独で行っている為です。
- アシナガバチが1匹でウロウロするのは何故?餌?警戒?理由を解説
- 一匹でウロウロしているアシナガバチがかわいそう!飼ったらなつく?
アシナガバチが1匹でウロウロするのは何故?餌?警戒?理由を解説
アシナガバチが一匹でウロウロする理由は、一つ前の見出しに解説した通り、巣作りの為に最適な場所を探す目的もあります
特に、春先に多い現象です。
一人で、家の周りを1匹でウロウロしているアシナガバチが居る場合は、アシナガバチの女王バチが、巣作りに最適な場所を探す目的で、1匹でウロウロしています。
他にも珍しい理由として、巣から迷い出てしまった場合、新しい巣を探すためにウロウロしていることがあるとの情報もありますが、果たしてそんな蜂いるのでしょうか??
春先に一匹でウロウロしているアシナガバチは、捕まえるのがとても簡単です。
冬眠から覚めたばかりで、体力も殆どなく、ヨロヨロと飛び回っている事が多く、特に出来初めの巣についているアシナガバチは、つっついても攻撃しない位大人しいです。
弱った上に大人しいアシナガバチですので、一匹でウロウロしているアシナガバチや、巣にいるアシナガバチを紙コップで捕まえるのはとても簡単です。
大人しいからと言っても、アシナガバチは刺さないわけではありませんので、捕まえる時はそれなりに注意して作業してください。
もし、捕まえるのが無理でも、女王蜂が一匹で巣にとまっている状態なら、電撃ラケットでも簡単にやっつける事が出来ます。
春先の女王蜂限定ですが、スズメバチでも同様で春先の蜂は総じて大人しいので、一匹でウロウロしている場合や、巣に止っている蜂は、動きが鈍いので電撃ラケットでも十分に殺虫可能です。
一匹でウロウロしているアシナガバチがかわいそう!飼ったらなつく?
世の中には、一匹でウロウロしているアシナガバチや、単独で子育てしているアシナガバチを駆除するのはかわいそうだという人もいる様です。
私は、アシナガバチに対してなんの感情も無く、容赦なく殺虫してしまうタイプですが、世の中にはいろんな人が居るなと考えさせられます。
確かに、アシナガバチは他の蜂に比べてかなり攻撃性が低いので、家にいても問題ない事が多いです。
しかし、巨大化した蜂の巣にいる蜂が、なんらかの理由でいっぺんに襲ってくると、アナフィラキシーショックやアレルギーでショック死する方もいる位危険です。
その為、お子さんやペットの居る家庭では容赦なく殺虫するべきでしょう。
蜂は、無理に刺激を与えれば刺してくる可能性が大きいですが、害虫を捕食して餌にしてくれるという側面もあります。
蜂は、生態系のバランスを保つために欠かせない存在であると言われています。
続いて、アシナガバチがなつくかですが、結論からいって不可能です。
アシナガバチは、人間になつく習性はありませんし、そもそも、ハチ類は人間との共存関係を築くような進化をしていないため、ペットのように懐くことは難しいです。
なつく理由の欠如として、多くのペットは、人間から餌を与えてもらうことで、依存関係を築き、懐きます。
アシナガバチは、自分で餌を捕まえる習性があり、人間からの餌に頼る必要が無いためです。
犬や猫などのペットは群れを作って生活し、人間とのコミュニケーションを通じて社会的な絆を形成する一方で、アシナガバチは女王蜂を中心としたコロニーで生活します。
アシナガバチは、人間とのコミュニケーション能力は発達していません。
アシナガバチが人間に近寄ってくることがあるのは、餌を探しているためや、巣を作る場所を探しているためで、これは懐いているのではなく、単に本能的な行動です。
毎日来るアシナガバチを捕まえて蜂の子を食べる!味は?
蜂の子の味はスナック菓子のようで、私は今回のスズメバチ以外にも、アシナガバチや様々な種類の蜂を食べてきましたが、どれも味は同じですね。
ただ、生は怖いので、素揚げでしか食べたことがありませんが。
以降では、毎日来るアシナガバチを捕まえて、成虫や蜂の子を食べて、どんな味がするのか食レポします。
調理方法についても解説しています。
見た目はかなりグロテスクに感じるかもしれませんが、蜂の子はどこの地方や国でも食べられる事が多く、ビタミン・ミネラルなどの栄養素が多い食材です。
日本では、お酒に入れたりして販売されることもあり、駆除した巣は観賞用として数万円で取引される事もあるそうです。
アシナガバチの蜂の子や成虫の味は?おいしいの?
サクサクしている
なんとなくピーナッツ味
蜂の子の味はあまりない
素揚げ一択
生で食べると、どうしても寄生虫のリスクがあるので、私は基本なまでは食べずに全て素揚げにして食べます。蜂の子の味は、サクサクしており、調味料をかけなければあまり味はしませんが、成虫は豆やピーナッツのような味がします。
- アシナガバチの調理方法を解説!基本は油で素揚げにするだけ
- アシナガバチの蜂の子・成虫の味や栄養素は?ビタミン・ミネラル満点!
- アシナガバチやその他のハチ類を食べる時の注意点!寄生虫は?
アシナガバチの調理方法を解説!基本は油で素揚げにするだけ
特にこれといって難しいわけではありません。
調理方法は、サラダ油やバターで焦げ目がつくまで炒めるだけです。
人によっては、蜂の子を調理する前に、黒い筋を取った方がよいという意見もありますが、私はあまり気にしていません。
というか、取るのが面倒なので、やっていません。
味は、バター炒めが一番おすすめです。
蜂の子のを調理する時に注意してほしいのが、意外と調理中に蜂の子が爆発します!
蜂の子は、成虫よりかなりの水分を含んでいるので、高温の油に一気に入れると跳ねてかなり危険です。
また、蜂の子は揚げすぎると、中身の水分が失われるのか、食べているときに中身が空洞のように感じます。
冒頭でも解説した通り、成虫はピーナッツのような味がしますが、蜂の子は、あまり味がしないので、調理中に何か調味料をかける事をお勧めします。
私は、マキシマムがお気に入りです。
アシナガバチの蜂の子・成虫の味や栄養素は?ビタミン・ミネラル満点!
良く揚げた蜂の子はスナック菓子のようで、蜂は高たんぱくで非常に栄養価が高いと言われています。
タンパク質は、人の体内で合成できない豊かなアミノ酸を含むタンパク質が豊かで、健康に良い不飽和脂肪酸も含まれています。
ビタミンやミネラル類も豊かで、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、鉄などの栄養素が豊富です。
ただ、ビタミン類は熱で破壊されてしまう為、蜂の子を食べても、どれだけビタミン類が摂取できているかは疑問です。
一般的に、成虫より幼虫の蜂の子が栄養価が高く、成虫にも栄養が無いわけではく、蜂の毒の成分は殆どがアミノ酸で、滋養強壮効果があるとも言われています。
成虫の蜂の毒も、成分はアミノ酸で、調理時の熱で破壊されてしまうので心配はいりません。
成虫の素揚げは前述した通り、ピーナッツか豆のような香ばしい味がしますが、羽は口の中に残るので、取り外してから食べる事をおすすめします。
アシナガバチやその他のハチ類を食べる時の注意点!寄生虫は?
スズメバチは、スズメバチネジレバネと呼ばれる寄生虫が存在し、スズメバチの天敵です。
他の蜂に関しても、寄生虫が居る可能性がゼロではないので、食べる時は、必ずゆでるか素揚げにするかのどちらかで食べた方が安全です。
蜂の子をよく観察すると、黒い筋のようなものが入っている事がありますが、これは蜂の排泄物なので、取り除いて食べる人もいる様です。
蜂の子は日本に限らず様々な国で食べられていますが、日本では、長野県の郷土料理が有名なようです。
私は食べたことありませんが、素揚げ以外にも佃煮にして食べる方法もあるのですね。
但し、佃煮にして白いご飯の上に載せて食べる食べ方は、慣れない人にとってはかなりインパクトと抵抗感のあるものではないでしょうか。
アシナガバチ毎日来るし一匹でウロウロしてかわいそう!飼えばなつくまとめ
アシナガバチが毎日来て一匹でウロウロしている理由は、春先に巣作りに最適な場所を探す目的です。
一匹でウロウロしているアシナガバチを駆除するのはかわいそうという意見もありますが、蜂に感情は無く、人間と共存する進化をしていない為、飼ったとしてもなつく事はありません。
蜂の子の味は、どの蜂の子にも共通して言える事ですが、特に味は無く、揚げ方によってはフニャフニャして非常に弾力性があります。
蜂の子の栄養価は非常に高く、人間では合成できない必須アミノ酸の他、ビタミン・ミネラル類も豊富な食材で、長野県では佃煮にして、郷土料理として親しまれています。
私は平気ですが、白いご飯の上に虫を載せて食べるというのは、一般人には相当抵抗があるのではないでしょうか(笑)
蜂の習性についても解説しました。
蜂は、同じ場所に巣を作る習性があるので、女王バチを駆除しない限りは、いくら巣だけ撤去しても、毎年また同じ場所に巣を作られます。
今回記事の題材にしたアシナガバチは、蜂の中でも攻撃性が低い蜂ですが、夏にかけて巣が拡大して働き蜂が増えると、なんらかの理由で一斉に攻撃してくる可能性もあるので、注意が必要です。
大量に発生した蜂を駆除するには、離れて殺虫出来るアースの蜂バズーカがお勧めです。
数秒スプレーしただけで蜂を駆除できるので、1シーズンで一本使い切る事も無く、コスパも良い商品ですので、我が家では蜂駆除に重宝しています。
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