おしゃれな片流れ屋根の小屋をDIY出来たら楽しいですし、何かと便利です!ホームセンターによくある2×4材を使えば簡単に骨組みを作り、斜め屋根を自作する事が出来ます。
今回の片流れ屋根の作業小屋は、全て近隣のホームセンターで揃えてDIYしました。
初心者が片流れ屋根の小屋をDIYで自作するなら、波板よりもオンデュリン屋根がお勧めです!屋根には屋根勾配というものがありますが、勾配の幅が広く扱いやすく小さい屋根にもおすすめです。
骨組みは、ツーバイフォー「2×4」材や単管パイプも使用する事は可能ですが、加工性やコストなどを考えると、単管パイプよりも断然ツーバイフォー材がお勧めです。
屋根の骨組みの名称は垂木といいますが、垂木の施工も全てツーバイフォー材で作ることが出来ます。
誰でも基本的な考え方が分かるように、初心者向けに片流れ屋根の本当に基本の最低限の知識だけをまとめた製作事例を紹介します。
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片流れ屋根の小屋をDIYする。2×4で作る骨組みで斜め屋根を自作ポイント
- 片流れ屋根の骨組み作りはDIYでも全然難しくない。材料も全てホームセンターで気軽に調達できる。
- 片流れ屋根の骨組みの基本は三角関数だけど、三角関数なんて意味も計算も分からなくたって大丈夫!底辺と斜辺から柱の高さを求めるだけ。方法はスマホの関数電卓で公式通りに入力すればOK。
- 小さい片流れ屋根を作るに当たり、垂木の骨組みにはツーバイフォー材と単管パイプが使えるが、断然ツーバイフォー材がお勧め。
- 片流れ屋根にはガルバリウム波板やポリカ波板を使用する事が出来るが、加工性と屋根勾配の幅広さを考慮するとオンデュリン屋根が初心者には最もお勧めの屋根材料!
片流れ屋根の作業小屋のDIYをした時の記録みたいなものを残します!これくらいは自分で作れると工賃も浮きますし、勉強にもなります。
何より、自分はDIYが好きなので、モノつくりの楽しさがあります。
2×4倍小屋ならな、難しい知識やトラス部分の計算方法が分からなくても、シンプソン金具などを利用すれば簡単に片流れ屋根の小屋をDIYする事が出来ます。
家は古い古民家に住んでいるのですが、物置などがありませんでした。
何か作業小屋とセットで使えそうな物置を自分で作りたいと思い、ホームセンターを物色していると、やはりどこのホームセンターも2×材は充実しています。
2018年頃は緊急事態宣言も、ウッドショックも国家間の問題もまだだったので、2×材の価格も安かったです。
加えて、在来工法などよりも面で支える2倍工法は、特別な技術が無くても簡単にDIY可能な事もあり、この工法で建築することにしました。
作業に当たり、ポイントをまとめます。
CAD等を使用し、設計する事も出来なくはないですが、単なる片流れ屋根ですので、三角関数を利用して計算しました。
片流れ小屋にしろ、屋根作りの部分が一番難易度の高い部分ではありますが、冒頭で解説したシンプソン金具を使えば、2×材で簡単に強度のある屋根を作る事も出来ます。
また、冒頭でも触れた通り、小さい屋根で片流れ屋根の小屋をDIYするなら、骨組みには単管パイプよりもツーバイフォー材がお勧めです。
屋根材には、波板よりも強度が高く、屋根勾配の幅広さや加工性にも優れたオンデュリン屋根が耐久性も高く最もお勧めです。
波板にはガルバ波板やポリカ波板がありますが、いずれもオンデュリン屋根よりも薄く、耐久性も低いです。
片流れ屋根の小屋をDIYするポイント|骨組みは?
ツーバイフォー
オンデュリン屋根
屋根勾配
DIY
小さい屋根
自分で小さい屋根の片流れ屋根の小屋を作るには、骨組みにツーバイフォー材を使用し、屋根はオンデュリンを使用するのがお勧め!波板よりも耐久性がかなり高く見た目・加工性共に良いので初心者におすすめの材料。
- 片流れ屋根トラス設計ポイント|オンデュリンの屋根勾配とは?
- ここが骨組み設計のポイント
- 小屋建築の様子を画像で説明
片流れ屋根トラス設計ポイント|オンデュリンの屋根勾配とは?
波板もそうですが、屋根を作る時には、屋根の材料に応じて屋根勾配を考慮して屋根の角度を考える必要があります。
オンデュリン社の屋根材料を使用すると、この屋根勾配は、ガルバ波板やポリカ波板よりも幅が広く、加工性・耐久性も優れているので、最もお勧めです。
例えば、小屋で生活する事を想定した場合、片流れ屋根の材料にオンデュリン屋根を選択すると、夏も日差しを遮り小屋内部の温度上昇を抑える事が出来ます。
使用する屋根材・地域によって勾配を決める
今回は、屋根にオンデュリン社の屋根を利用しましたが、施工も簡単で重量も軽いので、初心者にも扱いやすくおすすめです!
屋根を作るときは材料によって勾配も決まってきます。
最大で90度まで対応するそうですが、、90度??まぁそこはさておき、屋根勾配 12°~17.5°の場合 26本、17.5°~30°の場合 26本、30°以上の場合 23本と支持材の本数も変わってきます。
この辺は公式サイトに詳細が乗っているので設計の参考にするとよいでしょう。
豪雪地帯の山形や新潟等では川根本町のように4寸勾配という訳にはいかないので3寸勾配でのトラスの設計を推奨します。
片流れ屋根のトラス部分計算方法
基本的にはCADなどは不要で、三角関数を利用します。
屋根の底辺は2×4材が2本で3640mで、4寸勾配で屋根を作りたいので角度は21.8度ですが、4寸勾配角度などで検索すれば、すぐに角度が出てきます。
角度と底辺がわかればおのずと斜辺と高さは求まります。
数学のテストではないので、自分で判る確実に求められる方法で計算するとよいでしょう。
工業高校の方なら、ポケコンや関数電卓を使った方が早いですし、それがないなら三角関数専用の計算サイトもあります。
ウインドウズの電卓にも関数電卓機能が付いていますし、iPhoneでも関数電卓機能がありますので、何でもよいので間違えない確実な方法で、底辺と角度から高さを計算するのがよいでしょう。
画像の公式を作り間違えてしまったのですが、b=a×tanθが正解ですので間違えないようにお願いします。
小屋建築の様子を画像で説明
では、画像を見ながらどのように作業小屋建築が進められたのかポイントをまとめてご説明します。
[1] まずは整地から初めて床の部分を2×4材で作ります。
聖地は、プレートコンパクター等があれば便利ですが、自力で草刈りを行い、コンクリートブロックやレーキを使って平らにしました。
この作業だけで2か月くらいかかり、かなりきつかったのを今でも覚えています。
OSB合板とはこういった製品です。リンク先に詳しい仕様がのっています。
[2] トラス部分は先の計算式で設計
トラス部分は片流れ屋根の角度の部分になり、底辺の長さと、付けたい勾配から柱の高さを求める事が出来ます。
しかし、シンプソン金具を使えば難しい計算なしに、簡単に角度を付けた屋根を作る事が出来ます。
[3] 2×4 6F 2本で3640m ドア面の長さは1820m
作業場無いので、画像にも映っているようなウマ(作業台)を自作し、合板や柱の加工を行いました。
ウマ専用の金具がありますので、少しカットしてねじ止めするだけで、簡単に2×4作業台が完成します。
[4] 合板は厚さ9mmのものを加工
合板を丸ノコでカットしていきますが、今思えば単なる丸ノコよりも、スライド丸鋸を購入すればよかったと後悔しています。
スライド丸鋸なら角度も正確ですし、固定できるので作業がし易いのでおすすめです。
[5] 骨組みは基本2倍4で作りました。固定は全てインパクトドライバでコーススレッドです。
インパクトドライバは必ず揃えておきましょう…と、言うか無いと作業出来ないので、必須工具です。
コーススレッドは、普通のネジに比べてとても長いですし、試しに2×材にドライバーでねじ止めしてみたら、一本絞め終わるだけで5分位かかります。
小屋の建築には、様々なサイズのコーススレッドやネジを打ち込む必要があるので、ドライバーは現実的とは言えません。
インパクトで打ったネジが、たまに舐めってしまい取り外せない事がありますが、そんな時はネジ頭を掴めるバイスプライヤーやネジザウルスのような道具があると便利です。
記事についてはこちらが参考になります。
私の持っているバイスクランプは、材料を固定するだけではなく、ネジを回せる溝が切ってあるので、もしコーススレッドのネジが何らかの失敗でナメてしまったとしても、ネジを外す事が出来ます。
[6] 屋根のトラスが出来てようやく屋根貼りを開始した所
全て一人で誰の力も借りずに作業しているので、屋根部分の作業がコツを掴めずになかなか苦労しました。
重い合板をどうやって屋根の上まで上げるかは、かなり悩みましたが、結局良い方法が見つからず、強引に力だけで持ち上げました。
ブルーシートの一時的な固定には、デカい洗濯ばさみのような、スプリングクランプを使用しています。
[7] 軒先部分です。屋根の部分の広小舞は入れませんでした。
作業中、雨や雪が降ってきて何度か小屋の床を濡らしてしまいました。
一人で作業しているので、作業スピードが遅くここまで製作するのにかなりの時間がかかりましたが、ようやく屋根がふさがりました。
[8] 破風板部分ですがやはりある程度張り出しが無いとかっこ悪いですね
予定としては、この後単管パイプで入り口付近の屋根を作る予定ですが、完全に張り出しが無い状態というのは、見た目的に少々かっこ悪さを感じます。
[9] 窓は内付け窓を買いました
窓の種類ですが、窓の種類には『半外付』と『内付け』窓が存在しますが、どちらの窓にするかとても悩みました。
自分で窓枠を取り付けるまで、窓に種類がある事を全く知りませんでした。
簡単に解説するとこの窓は半外付けで、枠にサッシを取り付けた後に外壁を取り付ける必要があるので、半外付けを選択しました。
[10] トラス部分の小さな小窓部分のようなものは、後で取り付けるダクト部分です
奥の画像には、ダクトを取り付ける為の梯子のような枠が見えますが、ここに内壁と外壁に通じる空気穴を取り付けます。
外には定番のガラリを取り付けます。
[11] 壁の柱の本数が少ないのは、壁に乗せているからです。
土台と上に張り出しがあるのでその部分にうまく乗せていますが、強度が心配になったので、後から等間隔(455mm間隔)に柱を入れる事にしました。
室内の作業には電工ドラムで丸鋸を使用しています。
[12] 防水シートの貼り付け
とりあえず防水シートを張ってみたものの、ハンマータッカーの使い方が難しすぎて、なかなか狙ったところに当たらない!普通のタッカーにすればよかった。
ハンマータッカーは、普通のタッカーに比べて高価な割にコントロールするのが難しく、マジで無駄な買い物をしたなと後悔しました。
これなら、100均やダイソーで売っている簡易的なタッカーの方がまだ使いやすいです。
[13] 片流れ屋根に防水アスファルトシートを張り付け
Pカラーは防水シートで一般的な材料ですが、素材がアスファルトなのでとても重量がありました。
これを屋根の上に一人で載せるのは本当に大変でした!最高難易度の重さでしたが、何とか脚立2台を使い、1段ずつ上に上げて行きましたが、本当に重かったです。
普通に持ち上げるのですら重すぎて、一時は張り付けるのを断念しなければならないと考えたほどです。
[14] ようやく屋根にPカラーをタッカーでとめて固定したところ。一安心です。
防水アスファルトシートのPカラーを、タッカーと2×材で固定してしまえば、後は雨が降っても多少は安心です。
[15] 防水シートを側面にも張り付ける
側面に防水シートを貼りますが、ハンマータッカーは抑えたまま出来ないので、グタグタな仕上がりになってしまいましたw
細かい部分まで観察すると、かなりボロボロでたるみが大きすぎて、この作業は片流れ屋根の小屋つくりの工程で、最も失敗した部分でした。
[16] アルミドアの固定は寸法を間違えた!
アルミドアを固定する作業に入り、ドアの固定ははめてコーススレッドで指定箇所に固定するだけで良いのですが、後から窓枠のサイズが数ミリズレて居たことに気が付き、柱を若干ノミで削りました。
ドア自体の取り付けは簡単で、説明書もついているので取り付けに迷う事は無いでしょう。
[17] オンデュリン屋根を専用のビスカバーを使い固定します。
まぁ、屋根材を固定する事は出来たのですが…適当にビス止めしてしまったため、かなりビスの間隔がランダムになってしまい、見た目が格好悪いですね。
すみ壺をもっているのだから、初めからそれを使ってラインを引いて、ある程度打つ場所を考えて固定すればよかったと後悔している所の一つです。
まぁ、機能的には問題ないのですが、見た目的にちょっと…。
[18] ドアの取り付け高さと床材の高さの寸法ミスに気が付く
この後フローリングを貼るのにドアの取り付け高さをミスりました!内側が低いよりはいいでしょう。
巾木をドアの入り口に当てて無理やり辻褄をあわせることにしました。
[19]換気口の取り付けは二か所
これはガラリという名称の換気口です。
換気口は取り付けようか迷ったのですが、換気扇を常に稼働させているわけではないし、置いた荷物にカビが生える可能性があったので、換気口を取り付ける事にしました。
実際、湿気のすごい地域なのでガラリは二つ取り付けて正解でした。
[20] サッシの役物で雨仕舞
役物の加工はなかなか難易度が高く、何回か練習してようやくこのレベルです。
板金の加工には専用の板金ハサミを使用して加工しましたが、切り方が悪いのか、かなりフレームがゆがんでしまいました。
板金作業は本当に難しいです!ちなみにこういった板金の材料を役物「やくもの」と呼びます。
[21] 角波トタンでようやく外壁の貼り付け
角波トタンは薄くて加工しやすく、自分はディスクグラインダーで微調整しながらカットしましたが、丸鋸でも刃を交換すればイケると思います。
作業効率を考えると、直線を切るのにわざわざフリーハンドのディスクグラインダーを使う意味はあまりなかったなと感じています。
[22] 単管パイプパッチンクリップはかなり便利
単管パイプに防水シートを固定できる黄色い部品で、単管パッチン・パッチンクリップ等の名称で販売しています。
コスパよくてなかなか便利ですが、取り付けと取り外しにはかなりの力が要りますが、一度固定すると、かなりの暴風でもブルーシートが捲れる事が殆どありませんでした。
[23] とりあえず荷物が入れられるくらいには片流れ屋根の小屋が完成!
オリジナリティあふれる色々突っ込みどころ満載の片流れ屋根小屋ですが、倉庫っぽくなってきました。
作業には2倍材で作った馬に合板を載せて作業すると便利で、簡易的な机のようなものです。
土台の柱は2倍4ですが、途中で流石に怖くなってきたので、鋼製束を何本も入れて補強しました。
[24] 片流れ屋根小屋の外観
ちなみにまるのこはリョービを利用していますが、工具は基本ハイコーキかマキタがおススメですし、初心者ならスライド丸鋸が角度もしっかり出せて間違えないのでおススメです。
[25] 屋根や外壁にスタイロフォームの貼り付け
スタイロフォームを張り付けますが、暑くてなかなか作業が進みません。
スタイロフォームは発泡スチロールの板なので、カッターナイフや丸ノコで簡単にカットする事が出来ます。
[26] レールを使った簡易的な収納
なかなかお気に入りの収納で、洗濯ばさみでタオルや軍手を吊るしていますが、洗濯ばさみは画像のよなプラスチックの物だと、紫外線で直ぐに折れてしまうので、金属製のものをおすすめします。
ちょくちょくこういうのが余るので収納に流用したりしています。
[27] 換気扇用の穴を施工する
換気扇用の穴は、サイズが共通規格で決まっており、家庭の汚れた換気扇も素人でも簡単に交換できるので、自分でやってみたらいいと思います。
換気扇は、コンセントなので、取り付けや取り外しに電気工事の資格もいりません。
換気扇を自分で交換する方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しています。
小屋には必ず換気扇を着けることをお勧めします!何に使うかにもよりますが、真夏に小屋で作業するのは本当に大変です。
多少小屋を換気するだけでも大分違います。
[28] 山善の激安換気扇を取り付け
換気扇とコンセントを取り付けてみました。
この辺の施工はぴったり上出来でしたwコンセントの取り付けは未来工業のパネルボックスを使用しています。
後付けにお勧めで、パネルボックスを合板に挟んでインパクトで固定するだけで、がっちり固定されます。
[29] 照明はレトロかつインダストリアルなLED照明
照明はどうするか悩んだのですが、片流れ屋根で、屋根に角度があるので、ダクトレールを使用するか、吊り下げ照明の二択です。
激安で外観もお気に入りな昭和レトロなインダストリアル照明を選択しました。
同型の照明の配線方法や、本体にスイッチを付ける改造方法についてはこちらの記事で解説しています。
[30] 片流れ屋根小屋を作るのに必要な道具について解説
小屋を作るに当たり、水平を確認する水準器や、下げふり。さしがね等も必要で、私は持ってませんがレーザー水平器があるとより便利ですね。
[31] 外の防水コンセントを二か所施工する
作業小屋なので外の防水コンセントも欲しいですね!防水コンセントは、屋外に取り付ける雨がかかっても大丈夫なコンセントです。
[32] コーキングして最終的にはこのような形になります。
他の工事業者がどのように施工しているかよくわからないのですが、外壁に防水コンセントを取り付ける場合どうしているのでしょうか?
このように、角波の場合はスペーサーを取り付けて施工するしかありませんよね?
コンセントのケーブルや配線をするには、電気工事士の免許が必要です!取得方法や受験料金は、下記の一般財団法人電気技術者試験センターで詳細を把握できます。
[33] OSB合板の余りで防水コンセントのスペーサーを自作
外の部分は、設置したスペーサ部分に水が入らないようにしっかりコーキングします。
このスペーサーが無いと、防水コンセントが角波の山にぶつかってしまい、浮いてしまうのでこういった具合になりましたが、実際はどうなっているのでしょうか??
詳しい方が居たらコメント頂けると嬉しいです。
[34] 差し込み型コネクタとVVFケーブルの接続
差し込み型コネクタは、銅線をしっかり奥まで差し込みましょう!最後まで差し込まないと画像のようになり、漏電や火災の原因になります。
差し込み型コネクタについては、下記の記事で詳しく使い方を解説していますので、是非ご覧ください。
[35] 外部との通信用信号ケーブル取り込み口
今の所用途は決めていませんが、外と室内で何かの配線を出し入れする必要が出てきたことを想定してケーブルを通せる穴を開けました。
例えば外気温を測る為のケーブルや、ソーラーパネルを設置した時の電圧モニタ用の配線など用途は幅広いです。
[36] 角波板金に防水コンセント用のスペーサーを廃材で作りました
解説が前後してしまいますが、先ほどの屋外用の防水コンセントを設置する前に作ったスペーサーです。
このスペーサーが無いと、防水コンセントが角波の山に干渉してしまい、上手く固定出来ません。
[37] カッターナイフでVVFケーブルの加工
電工ナイフをなくしたのでカッターを使っていますが、コントロールしにくいです。
電工ナイフのように厚みが無いので、少しカッターを傾けると、内部の白と黒のケーブルの被覆までガッツリ傷つけてしまいそうになります。
VVFケーブルを剥く方法には、電工ナイフを利用した単純な方法の他に、ワイヤーストリッパーを使うなど、様々な方法が存在します!
詳細については、以下のサイトが詳しくまとめられていましたので是非ご覧ください。
[38] コンセントを施工する時にケーブルの被覆の剥き方
コンセントなどを施工するときにどれくらいケーブルの被覆をむいたらよいか迷ったときは、ケースの裏側等を見てみてください。
差し込み型コネクタなどもそうですが、間違えないように親切に実際の差し込み長さが書かれています。
長さはそのままなのであてがって切るだけですが、ワイヤーストリッパーなどの工具があると便利です。
[39] 防水コンセントとストリップゲージ
ストリップゲージにあてがって、実際にVVFケーブルの被覆をカットした様子。
後は、このまま差し込むだけロックされます。
電気工事士の免許を持っている方なら当然知っている内容です。
[40] 電気工事をする時の現場は実は適当!
ちなみに実際の現場はかなり適当です。
差し込み型コネクタの収納にジョイントボックスが無く素のままだったり、工場などでは一部機械の電源が切れないので活線のまま作業したりしますwww
電気配線を施工するときは電源を切るのは当たり前ですが、このような事がまかり通っていますw
工場では、一般家庭とは状況が異なるので、基本機械を止める事は出来ませんので、スイッチが無い場合は活線のまま作業するしかありません。
[41] 単管パイプの屋根とオーデリックの照明
ヤフオクで格安で落札したオーデリックの防犯灯。
蛍光灯はなくなる一方なので、なんとなく寂しいですが、蛍光灯が買えなくなったら、LED仕様に改造する予定です。
[42] 単管パイプで野外の作業場を製作する
単管パイプで屋根を作っていますが、数十本の単管パイプをコメリから運ぶのがめちゃくちゃ大変でした。
[43] 単管パイプと垂木クランプの固定
単管パイプを垂木クランプで2×4材を固定して屋根を作りました。
[44] 室内の装飾を整える
外の単管パイプ屋根を作りつつ、飽きたら室内の装飾周りをなんとなく整えてみましたが、こういうおしゃれな吊り金具は何気に高い!
[45] 単管パイプとポリカ波板で制作した天井
雨降が降ってきましたが、ちゃんと雨が川の方へ流れています!ただ、雨は波板からそのまま落ちて跳ねるので、こっちにも雨樋が欲しい所です。
[46] 単管パイプと防犯灯の固定方法を解説
単管パイプに防犯灯を固定するのに、専用の固定金具がありますが、ホースバンドが安くて便利という事がわかりました。
[47] めちゃくちゃ良くない屋外配線方法の事例!
さすがに外の配線は水にぬれると怖いので、室内用ジョイントボックスで無理やりカバーしました。
防水仕様のは高いので、一番安いやつを傘代わりにしましたw単管パイプにVVFケーブルを固定するのも本来はやってはいけない事です。
[48] 作業小屋材料やクランプの固定方法に悩む
クランプ類もかなり使用頻度高めなので、そろえておいたほうが良いですね!クランプは大き目な工具なので、こういった柱に噛ませておくと良いかもしれません。
[49] 昔のオーデリックの防犯灯が素敵!
レトロインダストリアルな照明器具かっこいいですが、2027年には蛍光灯の製造が全て生産終了すると言われています。
蛍光灯照明器具に関する今後については、元技術者の観点からこちらで詳しく解説しています。
[50] フレームが変形した激安のベースライトの本体フレーム
箱が潰れてフレームが変形した激安のLEDベースライトで、よく覚えて無いけど1000円位で買えた気がします。
多少フレームが曲がっていても、必要最低限の機能があればよいのですが、このサイズだと野外での作業にはちょっと手元が暗い。
野外で作業するならペンタゴンなどのような異常な明るさの作業灯が便利w
[51] 蛍光灯防犯灯とLEDベースライトの点灯試験
野外照明器具の点灯試験。
イイ感じですね、もう生産していないからメンテナンスしながら大事に使おうと思います。
ちなみに、脚立は二脚あると便利で、丈夫な板を渡せば高い所の作業も楽ちんです。
[52] ようやく雨樋を取り付ける
雨樋の施工は我ながら完璧でした。
割と急こう配で取り付けたので、全く水がとどまることなくスムーズに排水されます。
詰まった雨樋の掃除には、ポイントがあるので、雨樋の掃除について興味のある方はこちらの記事が参考になります。
[53] 室内フローリングと巾木の取り付け
室内が大体できました!フローリングを貼り終えたところですね。
フローリングの施工後のメンテナンスや、もし傷がついてしまった場合の対処方法については、こちらの記事が参考になります。
[54] 室内フローリングとフローリング専用ビス
室内フローリング貼り付け中。
専用のフローリング用ビスがあるので、ねじ止めしながらはめ込みます。
本当なら、フローリングには接着剤を塗って張り付けると軋みが少ないのですが、接着剤を塗って固定すると、何らかの理由で剥がすのが大変なので、あえて接着剤で固定しない事にしました。
その結果、歩くと床がきしみますw
[55] 室内フローリングの張り方
カインズで、安くて内装にマッチしそうなフローリングを選びました。
ビス止めしたら、端材の2倍材を当ててフローリングが傷つかないようにゲンノウで叩き、フローリングを隙間なくはめ込みます。
はめ込んだらで凹みの部分に斜めにビス止めしていきます。
[56] 材料をケチると軋み音がする!
先ほども少し触れましたが、本当はフローリング貼りには、接着剤を床に塗ってからビス止めしますが、自分は材料費をケチってそのまま貼りましたww歩くとミシミシ音がするのは仕方ありませんw
[57] 巾木が必要ないと思う位ぴったりに施工完了
コーナー部分は、巾木がいらないんじゃないかと思うくらいぴったりな施工が出来ました。
付けますけどね!最後の一枚をはめた時は気持ちよかったw
[58] フローリング材の加工方法について解説
切る面を間違えると表面が毛羽立ちますので、注意してください!フローリング材をカットする時は、傷や表面の毛羽立ちを避ける為に、裏面からカットします。
最後のコーナー部分のフローリングをカンナがけして微調整します。
[59] ドア部分の最後のフローリングをはめ込む
ドア部分の最後のピースをはめたのはいいが、前述した通り設計ミスで段差が出来てしまったwだけど、ここは巾木をうまく利用してごまかす、、予定・・・( ^ω^)・・・
実際に、巾木をくっつけると丁度良い面一の高さになるのと、カット面がこのままだと何となく格好悪いので、無理やり巾木でごまかす事にしました。
[60] 本来の巾木の用途ではないが結構カッコいい
巾木は床と壁の間の隙間をごまかし見た目を整える為の物ですが、フローリング材をカットした断面を隠すのにも中々使える事が分りました。
隙間が多少目立つのでここはウッドシールでごまかしましょうwまずは養生から。
[61] 施工前のフロアの隙間。数ミリカットミス。結構目立ちますねー
このままだどカットミスの誤差が目立ち、中の隙間にゴミも入ってしまいますので、ウッドシールでコーキングして隙間を埋めます。
[62] うん。まぁこれなら許容範囲wwそれよりも左の2倍材のカット後の適当さが目立つ
2倍材のカットがかなり適当で毛羽立ちが目立ちますが、これは直ぐに外せるので見て見ぬふりをしています(笑)
ウッドシールでコーキングしたことで、隙間が殆ど分からなくなりましたし、巾木のサイズが驚く程ぴったりとマッチしています。
[63] 外壁のガラリと内壁のステンレスダクト
壁のステンレスダクトで、画像の物は通期量をコントロールできるフィンがついて居ます。
ダクトにもいろんな種類や大きさがあるので、お好みに合わせて選んでください。
取り付けにはVUパイプが必要で、VUは肉薄の排水・排気専用の塩ビ管です。
[64] 追加で物置収納棚を作る
本当は、真ん中にもう一本支えを入れたいところですが、丁度材料が切れてしまったのと、人が乗るわけではないのでこれくらいでも十分です。
普段使わないキャンプ用品などを収納する事にします。
[65] VU管の端材を利用した物入
VU排水管の葉材を利用した物入で、主に使わなくなった歯ブラシを清掃用途に貯めています。
VU管に、吊りバンドというものでコンクリート外壁に固定し、下はエンドキャップに穴あけして水たまりを防止しています。
総評として今回片流れ屋根小屋の製作でミスったなと思うのが、壁際にうまく固定して作ったので材料費が浮いたものの室内の湿度が高くなった事です。
また、土台の束柱に2×4材を利用した為、心細くなり鋼製束で補強しました。
単管パイプと波板で片流れ屋根の骨組みを作る|小屋屋根DIY
片流れ屋根は、DIY初心者にも人気の高い屋根形状です。
その特徴は、一方向に傾斜したシンプルな構造で、雨水が効率的に流れる点です。
以降では、単管パイプと波板を使用して片流れ屋根の骨組みを作る方法について解説します。
必要な材料や道具、そして施工時のポイントを詳しく説明しますので、小さい小屋のDIYを計画している方はぜひ参考にしてください。
必要な材料と道具の一覧
片流れ屋根を作るために必要な主な材料は以下の通りです。
これに加えて、作業を効率的に進めるためにコンベックス・丸鋸・水準器・下げ振り・インパクトドライバーも用意しておきましょう。
屋根の作り方に関する基本的な準備を行うことで、施工のスムーズさが大きく向上します。
屋根骨組みの作り方
まず、単管パイプを使用して屋根骨組みを構築しますが、片流れ屋根の設計では、屋根勾配を適切に設定することが重要です。
例えば、雨水の排水性を確保するためには、最低でも3度以上の勾配が必要です。
- 単管パイプの組み立て
ジョイント金具を使用して単管パイプを接続します。
高さや幅は設置予定の小屋に合わせて調整してください。 - 骨組みの補強
強風や荷重に耐えるために、斜めに補強パイプを設置します。
DIYでは特に安全面を考慮して、しっかり固定することが重要です。 - 波板の取り付け
屋根骨組みの完成後、波板をビスで固定します。
波板の重ね幅は一般的に2山以上を目安にすると雨漏りを防げます。
波板は軽量でありながら耐久性が高いですが、風による浮き上がりを防ぐため、全体的に均等な間隔でビスを打つ必要があります。
波板と単管パイプで作る小さい片流れ屋根DIY
波板
単管パイプ
小さい屋根の作り方
片流れ屋根
簡易的な骨組み
波板を用いた小さい片流れ屋根の作り方を詳しく解説!単管パイプとツーバイフォー材を使った屋根骨組みは、軽量で耐久性に優れています。DIY初心者でも挑戦しやすく、コストを抑えた施工が実現可能です。
- 単管パイプとツーバイフォー材で屋根は作れる?
- 波板を屋根材料に使う事のメリットとデメリットは?
- 小さい屋根の作り方|材料費を削減して簡単に小屋を作る
単管パイプとツーバイフォー材で屋根は作れる?
単管パイプとツーバイフォー材は、DIY愛好者にとって扱いやすい建材として広く知られています。
この章では、これらの材料を組み合わせた屋根骨組みの作り方やメリット、注意点について詳しく解説します。
- 単管パイプ
金属製であり、強度が高いのが特徴です。軽量で加工が容易なため、骨組みに最適です。 - ツーバイフォー材
木材の一種で、DIYにおいて汎用性が高い素材で、断熱性や加工性に優れており、屋根勾配の調整がしやすい点が利点です。
これらを組み合わせることで、金属の強度と木材の柔軟性を兼ね備えた構造を実現でき、小さい小屋や簡易的な屋根に適した材料選択といえるでしょう。
波板を屋根材料に使う事のメリットとデメリットは?
波板は、コストパフォーマンスが高く、DIYでの屋根施工に非常に人気のある素材ですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
以下で具体的にメリットとデメリットについて解説します。
波板屋根のメリット
- 軽量で取り扱いやすい
一般的な波板は、1枚あたり約2~3kg程度と非常に軽量です。
DIY初心者でも簡単に持ち運びが可能です。 - 低コスト
他の屋根材と比較して価格が安く、小屋や倉庫などの簡易的な建物に最適です。 - 設置が容易
波板用の専用ビスを使用することで、短時間で固定が可能です。
波板屋根のデメリット
- 耐久性の制限
波板は紫外線や風雨による劣化が早い場合があります。
定期的なメンテナンスが必要です。 - 防音性が低い
雨音が直接響きやすいため、騒音が気になる場合には注意が必要です。 - 断熱性能の不足
波板は薄いため、夏場の直射日光を受けると室内が高温になることがあります。
断熱材との併用が推奨されます。
この記事では、単管パイプやツーバイフォー材、波板を使った片流れ屋根の作り方を紹介しました。
小屋のDIYを考えている方にとって、これらの材料はコストと性能のバランスが取れた選択肢です。
ぜひ参考にして、自分だけのオリジナル屋根を作ってみてください。
小さい屋根の作り方|材料費を削減して簡単に小屋を作る
小さい屋根を自分で作る場合、材料費を抑えながらも頑丈で実用的な構造にすることが重要です。
特に、DIY初心者でも取り組みやすい片流れ屋根を選べば、簡単な設計で雨水の排水性も確保できます。
この記事では、ツーバイフォー材や単管パイプ、波板などを活用した小さい屋根の作り方について詳しく解説します。
屋根骨組みの作成から屋根材の取り付けまで、具体的な手順を詳しく説明しますので、初めての小屋作りに挑戦する方にも役立つ内容です。
小さい屋根を作るための準備と材料選び
まず、屋根の作り方を理解するためには、必要な材料とその名称、特性を知ることが大切です。
ツーバイフォー材は、木材でありながら強度が強く、安価でどこのホームセンターでも手に入る材料なので、DIYに最適です。
ツーバイフォーは波板屋根の骨組みとして使用します。
単管パイプは、金属製で耐久性が高く、骨組みの基本材料としては最適で、最近では屋根に合わせた専用の骨組みも販売されています。
基本的な小屋のフレームを単管パイプで作ったら、屋根のトラス部分は垂木クランプでツーバイフォー材を固定して作るのがお勧めです。
波板を固定するには、専用のビスが必要ですので、ポリカ波板かガルバ波板で使用するビスが違いますので、注意が必要です。
波板・単管パイプの基本材料
ツーバイフォー材
単管パイプ
波板
ジョイント金具
ビス
作業に必要な道具
インパクトドライバー
丸鋸
コンベックスと水準器
さしがね
下げ振り
これらの準備を整えることで、効率的かつ安全に作業を進められます。
小さい片流れ屋根の骨組みを作る手順
小さい屋根は簡単な設計で作成できますが、強度と安定性を確保するために手順をしっかり守る必要があります。
骨組みの設計
片流れ屋根の場合、屋根勾配が重要なポイントとなり、一般的には、勾配を3度から5度程度に設定することで雨水の排水性を高められます。屋根骨組みにはツーバイフォー材を使用し、軽量でありながら耐久性を持たせます。
骨組みの組み立て
小屋のサイズに合わせて、ツーバイフォー材で柱と梁を組み立て、単管パイプを補強材として使用すると、全体の強度が向上します。
勾配を考慮しながら、ツーバイフォー材を梁に取り付け、ジョイント金具やビスを使って、しっかりと固定してください。
波板の取り付け
波板は軽量で作業が簡単なため、DIYに最適な屋根材です。
波板を屋根骨組みに重ねて配置し、波板用ビスで固定します。
固定間隔は約30cmごとにすると、風による浮き上がりを防止できます。
小さい片流れ屋根の骨組みを作る手順
- 地元のホームセンターを活用
波板やツーバイフォー材、単管パイプなどはホームセンターで手軽に入手できます。
セール時を狙うことでさらにコストを抑えられます。 - リサイクル素材を活用
中古の単管パイプや再利用可能な木材を使うことで、予算を削減できます。
DIYではエコな取り組みが注目されていますので、環境に優しい選択も可能です。 - 設計をシンプルにする
小さい屋根の場合、複雑な設計を避けることで材料費を抑えつつ、施工も簡単になります。
作業中は安全第一で作業し、ヘルメットや手袋、場合によってはゴーグルなどを着用して安全に作業してください。また、屋根の骨組みが完成したら、全体の安定性やネジの閉まり具合を必ず確認しましょう!防水処理は波板だけを張り付ければ終わりではありません。基本的には、防水シートとつなぎ目にはコーキング処理が必要です。
小さい屋根の作り方は、適切な材料選びと計画で簡単に実現できます!
ツーバイフォー材や単管パイプ、波板を活用することで、DIY初心者でも低コストで実用的な小屋を完成させることが可能です。
この記事で紹介した手順やコツを参考に、ぜひ自分だけのオリジナル小屋を作ってみてください。
片流れ屋根の小屋をDIYする。2×4で作る骨組みで斜め屋根を自作まとめ
DIYで片流れ屋根の骨組みを作る場合は、2×4材がおススメです。
最近のウッドショックでまだまだ木材の価格は高いままですが、2×4材ならどこのローカルホームセンターにも必ず販売している商品ですので、材料は入手しやすいです。
私もこの小屋は基本コメリで足りないものをカインズで購入して作りました。
片流れ屋根の制作には、メモ程度の設計図でも十分に行う事が出来ます。
一番難しいトラス部分の制作は、三角関数を使用すれば底辺と使用する屋根材の勾配から柱の高さを求める事が出来ます。
三角関数の計算方法なんて知らなくても、忘れていても最低限底辺と角度から高さを求めるにはどうすればよいかという事が分かっていればネット上にも公式はあります。
その為、計算なんてできなくてもスマホの関数電卓で求める事が出来ます。
このトラス部分の制作さえクリアしてイメージ出来れば、後は単に四角の組合せなので、単純です。
トラス部分の計算方法が分からなくても、何度か解説しているシンプソン金具を利用すれば計算なしに勾配を付けた屋根を作る事が出来ます。
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