町内会に入らない一軒家の若者は非常識?自治会組長のリアル体験談!

川根本町のイメージ 田舎暮らしを楽しむ
町内会へ入らないと非常識と取られるのは本当か?

地域のコミュニティーに入ると避けられないのが町内会や自治会で、町内会に入らない一軒家の若者は非常識なのでしょうか?

川根本町に住んでみて、自治会組長を始めて体験した時のリアルな体験談をお話しします。

良く心配されることの一つとして、自治会に入らない戸建てはゴミ出しが出来ないと不安になる方もいらっしゃいますが、結論からいって川根本町ではそのような事はありません。(他の自治体や町内会では不明で、ゴミ収集場所の土地所有者が許可しないという事例もあるそうです)

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町内会に入らない一軒家の若者は非常識?自治会組長のリアル体験談!ポイント

  • 町内会に入らない一軒家の若者が非常識なんて事は全然ない!川根本町では町内会に入っていない人も実際結構いる。
  • 自治会の組長をやってみたが、意外と簡単で回覧板の資料を振り分けたり、資料や自治会費を集めたり年に4回の会議に出るだけ。
  • 自治会に入らないと戸建てのゴミが出せない事は無い。ゴミ袋は購入式でゴミの処分料が含まれているから、ゴミ袋さえ購入して名前を書けば基本誰でも捨てる事が出来る。
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町内会に入らない一軒家の若者もいるが非常識ではないし参加は自由

結論から言って、町内会に入らなくても、現在の川根本町の私が参加している地域の町内会・自治会では非常識と思われることはありませんし、参加する場合は自分が嫌なら家族の誰かが町内会に参加すればOKです。

川根本町の景色
近所のダム

地域によって様々な町内会のコミュニティールールがありますが、そもそも私が住む地域での町内会は承認制なので、参加しようとしても参加できない場合もあります。

町内会に参加して初めて知ったことなのですが、数年前まではオープンで誰が参加しても良かったそうなのですが、最近では宗教団体や反社会勢力の町内会への参加を避けるために、あえて承認制での町内会参加のルールを追加したそうです。

町内会を承認制にすることで、住民が共有するものや制度を、反社会勢力や宗教団体から守る役割があるそうです。

従って、川根本町の全てではないと思いますが、私が参加している町内会のコミュニティーは承認制なので、住民から認められなければ参加する事は出来ませんので、参加しないからと言って=非常識というレッテルを貼られる事もありません。

実際に移住してた一軒家の若者でも、参加しない人も居ますが、そういった方は地域の広報やお祭りの情報が回ってこないだけで、生活に必要な事は問題なく出来ますので安心して生活できるでしょう。

消防団もそうですが、『非常勤特別職の地方公務員という扱いなので、消防団に参加していないからと言って火事になっても消防団に入っていない一軒家の火災は放置ということはありえないのでご安心ください。(因みに私は消防団に入っていません)

非常勤特別職の地方公務員に関する情報は、総務省で言及されていますのでご覧ください。

消防団に関する質問 | よくあるご質問 | 総務省消防庁
火災の予防や消火、救急、救助など国民一人ひとりが安心して暮らせる地域づくりに取り組む消防庁の情報を発信しています。

町内会に入らない若者は変わり者?町内会に入らないデメリット

町内会に入るか入らないかは、基本的には自分次第だと思います。

地域によっては圧力を加えたり、厳しいルールで対応して若者から敬遠される地域もあるようですが、川根本町に至っては今の所そのような話は聞いたこともありません。

私も、現在は町内会に入って初めて組長をやっていますが、勧められて全ての行事に参加するつもりはないですし、『自分は自分 人は人 自分の時間を大切にしたい』という意識が人よりも強い方なので、忙しい時や興味のない行事には進んで参加する事はありません。

それでも地域の人とはそれなりに上手くやれていますし、大きなトラブルもありません。

町内会は法律で定められた参加理由がある訳ではありませんので、基本的には全国で町内会への参加は任意です。

参加しない若者が変わり者という認識がそもそもの間違いで、右に倣えの日本人らしい考え方だなと私は感じます。

町内会へ参加しない事へのデメリットもいくつか挙げておきます。

町内会が抱えている問題や、住民同士の結束感ややりとり、お祭りの情報などは町内会に入って初めてわかる事なので、お祭りごとのイベントが好きとか住民同士のつながりを強めたいという意思のある方は参加するメリットは大きいでしょう。

町内会に入る事で住民同士の情報交換も出来ますし、新たな出会いもあると思いますので、メリットは大きいでしょう。

ただ、私の場合は運がよかったのもあって、面倒な人が居ると途端にメリットがデメリットに変わる場合もありますので、そういった場合は町内会から早々に退散しても良いかと思います。

人の考えはそれぞれなので、町内会に参加しない若者や移住者を変わり者とする人も中にはいるかもしれませんが、町内会への参加は完全に個人の自由で恥じる事ではありませんので、必要ないと感じたら堂々と参加拒否を表明しましょう。

私も現在は町内会や行事に参加していますが、自分が必要ないと感じればいつでもやめるつもりですし、後ろめたい気持ちも全くありません。

ただ、現在は色々な意味で参加するメリットがあまりにも大きいので、今の所町内会への参加をやめるつもりはありません。

町内会に参加しない事への常識・非常識として、住民や人の目を気にするのではなく、自分はどうしたいか?を考えて行動した方が良いと思います。

以下の記事では、川根本町で古民家を購入した時の不動産屋・オーナーとの値引き交渉の仕方について解説していますので、地方移住に興味のある方は、リアルな移住者の話としてとても参考になるでしょう。

川根本町で不動産とオーナー相手に数百万値引き交渉した話!

川根本町に限らず、東京都奥多摩では0円(タダ)で無償提供している空き家が定期的に役場から公開されて都心からも近く人気の移住地ですし、他にも30万円で購入できるような格安物件をリノベーションして活用している事例もあります。

古民家や空き家が0円や30万円で購入できるってマジ?コスパ最強の格安物件!

自治会組長のリアル体験談!自治会組長の仕事はこんな感じで意外と楽

川根本町に移住して約5年が経過しましたが、初めて町内会の組長をやったので、リアルな組長の仕事体験談をお話しします。

回覧資料入れ
大きな資料と回覧板はこの袋の中へ入れて回す

結論からいって仕事内容は結構簡単で、基本となる資料は町内会長が作成してくれますし、会議に参加しても殆ど発言を求められることはほぼ無く、座って話を聞いているだけでOKでした。

しかも会議は年4回しか開催されず、その一回は既に終わり会議時間も約1時間程度と短い時間で終わりました。

町内会への回覧板の資料振り分け

基本的にこの年四回の会議では、住民へ配布する回覧板へ添付する資料を各組の組長に渡す事がメインのようです。

参加した会議でもらってきた資料を住民毎に振り分けて配る作業と、住民が回覧板を回しやすいように、回覧板を回すための順番を考える位です。

川根本町回覧板
川根本町の回覧板はこのような厚紙に挟まれて回される

回覧板はまぁ普通ですが、その他の資料が風呂敷に入っていてちょっと笑ましたw

風呂敷に入った資料
え?町内会の資料が風呂敷に??

この中に、町内会組長に必要な資料が入ってるから!と、言われた時はちょっと笑いました。

弁当かっ!!!

年四回の町内会議への参加は必須

年4回の町内会会議は、上記の見出しでもあったように、住民へ配布する重要な回覧資料を各区長への配布と、町内会長が作成した資料について検討する作業ですが、どこの山のどの木を切るとか、優先順位とかは正直初めて参加した自分が聞いても全く分からない内容でしたので、とりあえず聞いているだけでした。

他には、どの会社に伸びすぎた山の木の伐採を頼むとか、その山の管理者は誰に許可を取るのか等、地域について良く知って居なければ分からない内容ばかりでした。

必要な町内会費や町内会で回した資料の回収

町内会費を数回定期的に回収するのも町内会組長の仕事の一つですが、私の町内会の場合、戸数が少ないので割と楽です。(それでも都会と違って歩いて回るのはしんどいかもしれない)

他にも、川根本町役場が住民向けに出した資料などを期限までに回収して届ける仕事もありますが、いずれもタダの回収作業なので、特に困る事もありません。

唯一不便なのが、タイミングが合わずに資料が一度に回収できない事くらいですが、人の予定は分からないので、こればかりは仕方ありません。

地域のイベントごとへの参加:防災訓練・草刈り・お祭り

地域のイベントごとへの参加もありますが、組長が主体になって取り組むというより、役割が分担されていますので、皆それぞれ自分が与えられた役割をするだけです。

防災訓練に関しては、確か集まった家庭の戸数を確認して報告する位で、後のやる事は普段通りです。

草刈りに関しても、組長やそれ以外とは関係なく定期的に行われています。

町内会に入らない一軒家の若者は非常識?自治会組長のリアル体験談!まとめ

冒頭でお伝えした通り、町内会への参加は必須ではありませんし、国が定めた法律で参加が義務付けられているわけではありませんので、町内会へ参加するかしないかの判断は個人の自由という事になります。

ただ、やはり自分が普段使う道路などは定期的に住民同士で集まって掃除するので、一住民である以上は、町内会へ参加しなくても清掃作業などには積極的に参加するべきではないかというのが私個人の考えです。

町内会へ参加しなくても、川根本町の場合ゴミ出しは指定されたゴミ袋をスーパーなどで購入する必要があり、その料金の中にゴミの処分料金も含まれているので、ゴミ袋さえ購入すればだれでもゴミを捨てる事が出来ます。(但し、ゴミ袋は透明で名前を書かないと回収して貰えないというデメリットがある)

もし、中のゴミが見られるのがいやなのであれば、ゴミ処分場までもっていけば、家庭で出たごみは勿論、家電や家具なども格安で処分する事が出来ます。(横浜では考えられない低価格な処分費用)

確か私が初めて家具のゴミを出した時も、トラック一杯の家具や家庭ごみで満載でしたが、500円位しかかかりませんでした。

組長の仕事に関しては、それぞれの地域色はあるかと思いますが、私の住んでいる自治会では仕事内容はそれほど難しいものではなく、年4回の自治会会議への参加や、役場や必要書類の回覧板の振り分けと配布、年に数回参加されるイベント毎への参加のみでした。

何度も書いていますが、町内会へ参加するしないは個人の自由ですので、町内会へ入らない一軒家の若者が非常識という事はありません。

あくまで自分主体で考え、人の目を気にすることなく必要に応じて町内会への参加を考えましょう。

途中でやめても問題ないないので、一度入って気に入らなければ抜ければ良いだけの話です。

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