アシダカグモはなつく?殺してしまったということはゴキブリが復活する

アシダカグモを殺してしてしまったということは? 田舎暮らしを楽しむ
アシダカグモはかなりの益虫の為、ゴキブリが復活する可能性大!

アシダカグモはなつくというより慣れる事があります。

益虫なので、ゴキブリ・ハエ・蚊・蛾等の不快害虫が大好きで、好んで捕食する肉食蜘蛛です。

アシダカグモが出る原因は、上記の不快害虫が多い家屋という事になりますが、個体数も多くゴキブリを始めとした害虫が全滅するのは時間の問題と言えますので、見つけても気持ち悪いから殺してしまったという事の無いよに見守りましょう。

また、タカアシグモ・アシダカグモに違いがある訳ではなく、単に呼び方が異なるだけです。

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アシダカグモはなつく?殺してしまったということはゴキブリが復活するポイント

  • アシダカグモは基本的にはなつく事は無いが、慣れて手に登ったり、ピンセットで与えたエサを食べるようになる事もある。
  • アシダカグモがいるということは他の不快害虫の個体数が減るという事。特にゴキブリ・蚊・蛾・ハエは大好物。
  • アシダカグモが出る原因はエサとなるゴキブリが多くいる証拠。毒性は無く益虫なので殺してしまったという事の無いように見守ろう。
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アシダカグモはなつくとかわいい?寿命・購入方法・死因を解説!

アシダカグモは基本的になつくことはありませんが、それでもペットとして飼育する場合、ピンセットで与えた小さめのコオロギや虫を食べるようになるそうです。

もっと慣れてくると手に乗ったりもするそうですが、ここまでなつくというより慣れるのは稀で、アシダカグモはとても臆病な性格の為、人に慣れる事は殆どないようです。

クモ目アシダカグモ科の節足動物で、巣を張って獲物を捕獲する蜘蛛と違い、徘徊して俊敏な動きで獲物を捕まえるのが特徴です。

壁のアシダカグモ
自然界では保護色だが室内では異様に目立つ存在!

アシダカグモの寿命は平均3年ほどと言われていますが、長い個体だと7年以上生きたという記録もあるそうです。

私の家では頻繁に見かけるアシダカグモですが、意外にも結構な価格で販売されており、アマゾンや楽天を見ると、今まで見た事の無いようなアシダカグモの個体が販売されていました。

アシダカグモは抜け殻にも価値があるようで、アシダカグモは生まれてから脱皮を繰り返し成虫になりますが、完全な形の抜け殻は4万円以上の価格で取引されることもあるようです。

アシダカグモは肉食性で、蜘蛛の巣は張らずに自身の俊敏な動きで、主にハエ・ゴキブリ・ハサミムシ等の昆虫の他に、何とネズミまでも捕食する事があるそうです。

ペットとして飼育する場合は、主に小さめのコオロギをピンセットで与えるとなつくこともあるようです。

意外な死因として挙げらるのが水不足で、アシダカグモは水をよく飲むそうなので、水や砂糖水を含ませたティッシュを飼育容器と一緒に入れておく必要があります。

弱ってくると、足を縮ませて丸まり体が縮こまってくるそうなので、アシダカグモの健康管理目安になるかもしれません。

アシダカグモに関する記事はWikipediaで詳しくまとめられています。

アシダカグモ - Wikipedia

アシダカグモを殺してしまった!気持ち悪いけど殺したらダメな益虫!

アシダカグモは人にとっては無害なので、絶対に殺してはいけません!万が一殺してしまったとしても、アシダカグモは夏に卵を300匹程生み、珍しい昆虫ではないので他の個体はどこかに隠れている事でしょう。

とにかく見た目のインパクトから気持ち悪い印象を与える昆虫ですが、殺したらダメな益虫です。

何とも奇妙な模様
アシダカグモの模様は個体にもよるが、ドクロマークの様な型が多いようだ

何度か書いていますが、アシダカグモは非常に臆病な性格で、好戦的に人に近づいて嚙みついてきたり、攻撃したりすることは一切ありませんので、そのまま放置して問題ありません。

うちでは時々ネコのおもちゃにされて、最終的にはいつもネコに捕食されて足だけ残っている事がよくあります。

アシダカグモは逃げる時に、自ら足だけ取り外して逃げる事が良くあるようで、足は特に引っ張ったりしなくても簡単に取れてしまう事があります。

事実私も家族に頼まれて何度か捕獲したことがありますが、足はいつも簡単に取れてしまいます。

捕獲したアシダカグモの画像でも判るように、捕獲時に足が取れて一本ありません。(タッパーで上からそっとかぶせただけなのに、びっくりして中で自ら足を切断したと思われる)

アシダカグモは、足が取れても脱皮を繰り返すうちに、足が徐々に再生していくので問題ありませんが、最初の脱皮で全て足が再生するわけではない様です。

アシダカグモを殺してしまった理由として、自ら人に近づく事はないものの、臆病な性格の為、私の家では良くズボンの中に隠れて居たり、パニックを起こして逃げる方向を誤り、人に登ってくる事もあるそうなので、人がびっくりして殺してしまったという事もありそうです。

私の家はぼろい古民家で隙間だらけなので、家の中の至る所にアシダカグモが隠れています。

ズボンの中に隠れていたアシダカグモを、知らずに履いて潰してしまったこともありますし、夜中に天井から顔の上に落ちてきて、叩いて起きて明かりをつけるとアシダカグモだったという事がありました。

我が家のネコ
アシダカグモや昆虫と戦うのが好き

うちのネコはとにかく虫が大好きで、アシダカグモのような大き目の昆虫を見つけると喜んで飛んで行き、直ぐに捕まえて食べてしまいます。

最後にもう一度言いますが、アシダカグモはゴキブリなどの不快害虫を駆除してくれるので、絶対に殺してはいけません。

アシダカグモは巣を作らない益虫ですが、巣を作る蜘蛛の方が一般的です。

蜘蛛の巣を効率的に除去する方法についてまとめた記事はこちらになります。

蜘蛛の巣除去に効果的な家庭用品は?アルコール?クエン酸?

アシダカグモがいるということはゴキブリや害虫が全滅させる益虫

アシダカグモは東南アジア原産の蜘蛛で、物流を通して各国に拡散している生命力の強い蜘蛛で、寒い地域よりも暖かい地域を好み、活動時間は主に夜で臆病な性格の為、隙間や暗い所を好みます。

アシダカグモが捕食する昆虫で代表的なものがゴキブリで、成虫は勿論、幼虫や卵まで捕食するそうです。

ハエやアブなどの動きが素早い害虫を捕食するのも得意で、ウシアブやキバエなどの大き目のハエも捕食する事が出来ます。

足が取れたアシダカグモ
取れてしまった足は脱皮の時に何れ再生する

他の不快害虫として、古民家などでは長年放置した衣服が食べられる原因の一つと言われる蛾の幼虫や成虫も捕食できます。

アシダカグモにとって蚊も大好物の昆虫で、好んで捕食する事が多いようです。

不快害虫ではないですが、夜行性のハサミムシも捕食します。

ハサミムシも黒光りして割と見た目が気持ち悪いですし、毒はないものの、挟まれると痛いので駆除してもらって正解です。

カマキリも自分より大きな個体は逆に捕食されてしま事もあるようですが、自分より小さな幼体であれば捕食してしまいます。

上記以外にも、蜘蛛の巣にかかった小さな昆虫は何でも食べる雑食性です。

アシダカグモは、人間にとって益虫と言える存在で、ゴキブリやハエ・蚊などの害虫を駆除してくれるだけでなく、家の中の虫の数を減らすことにも役立ちます。

ただし、アシダカグモは毒を持っていますので、噛まれると痛みや腫れ が生じることがありますが、人間を襲うことは稀なので、基本的には恐れる必要はありません。

もしアシダカグモを見かけたら、そっと観察するか、外に逃がしてあげましょう。

家の中に害虫が少ない場合は、アシダカグモもいなくなる可能性が高いです。

アシダカグモは、ベープには耐性があるようで、蚊取りベープを焚いた室内でも蚊は居なくなるものの、アシダカグモが居なくなることはありませんでした。

一度に生まれる個体数が多く、動きも俊敏な為、一匹二匹駆除した位では追い付かず、アシダカグモが害虫を食べつくし、自然といなくなるのを待つしかありません。

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アシダカグモの毒性。噛むと痛い?毒があるけど人に害は無し

アシダカグモが噛んだり攻撃する事の方が珍しいですが、もし噛まれたとしても、重大な病気やけがに繋がる事はまずありませんので、慌てず流水で洗い流し消毒する程度で問題ないと思われます。

毒よりも、アシダカグモの牙が鋭いので、刺さった事に対する痛みの方が強いかもしれません。

下から観察したアシダカグモ
前足と触覚の役目を同時に果たす触肢が観察できる
プロテアーゼタンパク質を分解する酵素です。獲物の体組織を溶かし、消化吸収しやすくする役割があります。
ヒアルロニダーゼヒアルロン酸を分解する酵素です。獲物の細胞間物質を分解し、毒液が拡散しやすくする役割があります。
エステラーゼエステル結合を分解する酵素です。獲物の神経や筋肉を麻痺させる役割があります。
その他上記以外にも、キニンやヒスタミンなどの生理活性物質が含まれている可能性があります。
アシダカグモの毒成分の一覧表

これらの成分は、アシダカグモが獲物を捕らえ、麻痺させて消化吸収するために必要なものです。

アシダカグモの毒は、人間にとって強い毒性はありませんが、刺された場合、 痛みや腫れ・かゆみなどの症状が現れることがありますが、数日で治まることがほとんどです。

まれに、体質によってはアレルギー反応を起こし、激しい痛みや発熱・呼吸困難 などの症状が現れることもありますので、このような症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

アシダカグモの毒は、人間にとって致命的ではありませんが、痛みや腫れを伴うことがありますので、もし刺された場合は、患部を冷やし様子をみることが大切です。

また、アシダカグモは 益虫であるため、むやみに駆除することは避けましょう。

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タカアシグモ・アシダカグモの違いは?呼び方が異なるだけで同じ

見出しでも結論が出ている通り、タカアシグモとアシダカグモは呼び方が異なるだけで、同じ蜘蛛で別の種類の蜘蛛がいるわけではありません。

呼び方としては、アシダカグモが正しいです。

アシダカグモと木
自然界では保護色で動きも素早く見つけにくいアシダカグモ

アシダカグモは、日本国内で最も大型のクモの一つとして知られています。その特徴は以下の通りです。

体長

  • メス:25〜30mm
  • オス:15〜25mm

脚を広げた大きさ

  • 10cm以上

体色

  • 灰褐色、黄褐色などを基調とし、腹部背面に縦長の黒い模様がある

  • 非常に長く、体長の約3倍もある

腹部

  • やや細長い楕円形

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アシダカグモはなつく?殺してしまったということはゴキブリが復活するまとめ

アシダカグモの性格や、生態について解説したことを纏めます。

アシダカグモの口
拡大すると蜘蛛は毛で覆われてふさふさしている

アシダカグモは大変臆病な性格である事は何度か解説しましたが、ペットとして飼育する場合、臆病なので基本的にはなつくことは無く、ネコや犬と異なり、飼い主が好きで寄ってくるというよりは、危害を加えないので慣れたという判断が正しいようです。

アシダカグモがいるこということは、ゴキブリを始め、その他の不快害虫が家屋に多くいるという事が、アシダカグモが出る原因ですので、益虫でも余程蜘蛛が嫌いな場合は、ゴキブリやハエなどの不快害虫を寄せ付けない環境作りが必要と言えます。

アシダカグモは毒があるものの、ほぼ人間には無害で、人に対する毒性は低い事が分っています。

アシダカグモの毒は主にタンパク質毒で、獲物を麻痺させたりタンパク質を分解する毒性があり、ヒスタミンなどのかゆみの原因となる物質も含まれています。

アシダカグモは益虫なので、誤って殺してしまったという事の無いように、そっとしておきましょう。

刺激を与えるとパニックを起こす位臆病な性格で、人間にとびかかってきたり攻撃してくる可能性はゼロですので、放置していて問題ありませんし、放置したからといって、アシダカグモは巣を作らないので、他の蜘蛛のように家中が蜘蛛の巣だらけになるという事もありません。

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